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81. ザ・フライ 10年ぶりに見たらだいぶ印象が変わりましたね。 グロも中途半端だし、恋愛ものとしてもそう。 ユーモア感があればまたよかったんだろうけど大真面目だし。 唯一最後のハエ男とテレポッドが融合しましたってとこは笑えました。[DVD(字幕)] 6点(2003-11-22 02:18:14)《改行有》 82. ストレイト・ストーリー 出会う人々は皆イイ人ばかりで安心して見れました。 何がイイのかうまく言えないけど好きです。 そういえば何年も前のことだけどNHKかなんかで自作のクルマで旅をする爺さん(確か南米が舞台)のドキュメンタリーを見た記憶があってそれとこの映画がオーバーラップしました。8点(2003-11-21 02:10:50)《改行有》 83. 遊星からの物体X 《ネタバレ》 怪物たちの造形と効果音。画面から臭ってきそうな生っぽい肉塊。ドロドロ流れる粘液、蜘蛛みたいな脚、絡みつく触手。 人間が何をもって気持ち悪いと思うか、何をもって不快感を感じるかを完璧に理解しているに違いない。どうやったらこんなの考えつくのか?凄すぎる。 ノリスの腹がパックリ開いて両手を噛み千切られるまで一瞬の間の演出はすごい。多分1秒あるかないかだけど歯の生えた腹がパカーッと空いた瞬間、カァ~~~~っという不気味な呼気のような音を伴って見るものを一瞬考えさせる間がある。ハァ?って。だって普通こんなの予想しないよね。その予想も出来ない事態を見るものに認識させるための間、かつ次を予想する時間までは与えない。この間があってこそ次からの怒涛の変体がいっそう怖さが増すのだ。 続いてノリスの首が伸びてちぎれるシーン。皮がブチュブチュッとちぎれミドリ色の血管だか何だかわかんないグチャグチャしたものが伸びる伸びる。伸びながらその血管みたいなのがちぎれてブチューッと気味の悪い液体が飛び出す。これも一瞬だけどウッヒャ~という感じ。 こういうディティールの充実がマニア受けするのでしょう。 これ考えた奴も嬉々としてやったに違いない。単なるプロ意識とか義務感じゃ無理ですコレ。[DVD(字幕)] 10点(2003-09-10 21:17:27)(良:1票) 《改行有》 84. A.I. エゴ丸出しの母親とその犠牲となったAI。捨てられ放浪の末それでもお母さんに会いたいというAIの切なさは人によっては不快なほどだろうが、僕的には理解できる。7点(2003-09-08 09:15:09) 85. エントラップメント 辛口の批評が多いみたいだけど、僕は娯楽作品としてよかったと思います。ラストで去ったはずのキャサリンが戻ってきたあと、通過列車を利用したトリック風のシーンは印象的。どうやって戻ってきたんだ?というショーンの問いかけに『途中で列車から飛び降りた』と答えるキャサリン。降りたのはわかるが今度はどうやって乗ったんだ?というギモンもあるがまあ許す。6点(2003-09-08 08:33:02) 86. ジョンQ-最後の決断- これはヒドイ。金がない、世間が悪いということを免罪符として、病院に立てこもり要求を満たし、せいぜい2年程度の懲役で済んでしまう。まさにゴネ得。おまけに息子さんを特殊な血液型をもつという設定とし、突然現れたドナーの心臓移植を受け入れられるのは息子さんだけとすることで、他に心臓移植を待つ人々には迷惑かけてませんという筋書きまで用意周到に用意されている。ちょっとひど過ぎではないか?なりふり構わず息子の命を救いたいという気持ちは理解できるが、ただの強奪犯が英雄になるなんて。そんな歪んだ英雄像を皮肉として描いているのであれば共感できたのに。2点(2003-09-07 12:10:00) 87. テルマ&ルイーズ ラストシーンのダイビングシーンは女性なら共感できるところがあるのかな?自殺した、と即物的に捉えると嫌味だけが残るけど、なにか吹っ切れたように笑みさえ浮かべて次の世界へ飛び込んでいった、と考えるとあれはあれでアリかな。でもその境地に至る心理がわからない・・・。5点(2003-09-07 12:06:20)
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