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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
81. ミッドナイト・ラン ストーリーとキャラクターの魅力で引っ張ってくれる、正統派の「おもしろい映画」。見終えた後には、「ああ、おもしろい映画が終わってしまった」という、満足感と寂しさが同居したような感覚が味わえる。地味なパッケージとタイトルだからといって敬遠してはいけない。騙されたと思ってレンタルし、持ち帰り、ディスクをデッキに入れてほしい。決して後悔はしないだろう。[DVD(字幕)] 9点(2012-12-13 13:13:04)(良:1票) 82. ゴーストライダー アメコミ原作モノ特有の「ズコー!」な部分が色々と詰まっているので、そのへんをエンジョイするスキルがあればとても楽しい。もちろん見た目通り、まじめに見るような映画ではない。回想シーンの主人公とニコラス・ケイジが全く似ていなくて、「こっちの方がよっぽどショッキングな変身だよ」と笑ったのが個人的なハイライト。あと、詳細は言わないが「うおおおお!さて、俺はここで帰るわ」もなかなかだった。六点あげたいところだけど、導入が長いから五点。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-13 12:47:43)(笑:1票) 83. ヴィレッジ(2004) 突っ込みどころの多い映画。これで勢いがあれば「大事なのはノリなんだな」と思えるが、リズムがゆっくりとしているので、あまり良くない意味でジワジワくる。「いやいやおかしいから」と心の中で呟きながら見る感じ。からくりもバレバレで驚きは無し。無表情で始まって半笑いで終わる、もっとも中途半端な視聴感。ただ景色は良いし、なんだかんだ最後まで見られる心地良さがあるので、悪い映画というわけではない。アクションやパニックものの合間に見るにはちょうどいいかも。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-12 23:13:47) 84. ザ・グリード 見た目通りの化け物が見た目通りに襲ってくる見た目通りの映画。アットホームな飲み屋で「おやじさん、テキトーになんか作って」って頼んだら出てきた料理みたいな感じ。あらゆる意味で期待通りの一品。それなりに優秀な消耗品。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-12 20:08:34) 85. 死霊の盆踊り この映画の見方を教えよう。まず、プレイヤーにこの映画のディスクをセットし、取りだし口をアロンアルファで接着する。これでそのプレイヤーは他の映画を見なくても良くなる。次にリモコンの「再生」以外のボタンをドライバーなどで壊す。「停止」と「早送り」は特に念入りに壊しておこう。あとは誰かに頼んで椅子に体を縛りつけてもらい(体の拘束方法は時計仕掛けのオレンジを参考にすると良いだろう)、ゆっくりと観賞するのだ。さあ、あなたも良き盆踊りライフを![DVD(字幕)] 0点(2012-12-09 15:36:51)(笑:2票) 86. ゴッドファーザー 男性ホルモンが画面から滲んでくるようなオトコ映画。見終えた後は、自分なりに精一杯男らしい表情で「ふーむ」と唸りたくなる。ヤクザ映画の最高峰。ワルな人たちの話なんてフィクションでもイヤ! っていう人以外は必見。[DVD(字幕)] 10点(2012-12-09 15:14:51) 87. 素晴らしき哉、人生!(1946) ディケンズの名作小説を思わせる王道的ストーリーを、構成の工夫で上手く料理した作品。現代劇(ただし今となっては半世紀以上前)だが、どことなくおとぎ話的な雰囲気が漂う。面白いというよりは素敵な作品。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-09 14:09:40) 88. シェーン ガンマンが出てくるからといって、興奮する作品とは限らない。この「シェーン」は前のめりにならず、ゆったりとした心持で楽しむタイプの映画である。 後ろめたさ、叶わぬ気持ち、友情、葛藤、自虐。それぞれのキャラクターたちの感情が、どれも淡く、さながら香りのように立ち上って混ざり合う。セリフや行動とキャラクターの本心が必ずしも一致しない、深みのある物語だ。 ただ、テンポはあまり良いとは言えない。景色も含めて楽しむのが正しい楽しみ方なのだろうが、自分はまだそういう映画の見方が未熟であるため、ところどころ退屈するところがあった。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-09 13:35:36)《改行有》
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