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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 なにが怖いと言っても なにもかもが徹底的な狂い振りなのがコワイ レザーフェイス一家だけじゃなくヒッチハイクの弟やら、冒頭に出てくる事件の野次馬から事件に巻込まれたヒロインまで、徹底的な狂い振りで観客の不快感を限界まで引き出すためだけの演出に特化している なのであえてストーリーなどは無い ヒロインはスラプスティックなまでに不愉快な絶叫をあげながらひたすら逃げまくる ラストの夕日の中で狂いまくるレザーフェイスまで耳鳴りを感じるほどの不快感 一転して完全無音のエンドロール たしかにエポックメイキングな作品だがほんとに疲れた[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-03 23:10:51)

82.  フローズン・リバー 《ネタバレ》 ばばあ版『ウィンターズ・ボーン』だと思った というか『ウィンターズ・ボーン』のほうが後なのか 失敗したら家を失うのも同じ 正しく生きている気丈な母親がすでに抜き差しならないほど困窮しているところから話が始まる 貧困からくるこの閉塞感はすごい この堅実な母親が徐々に密輸業にはまって行く過程が見ていて哀しかった 輸送中にパキスタン人の荷物を勝手に捨てるとか後先考えない主人公の行動がいかにも独善的なおばさん風でリアル 見ていてイライラさせる巧い作りだ この荷物が実は赤ん坊だったとか衝撃的でいい 主人公が毎晩逃げた旦那の留守番に艶っぽい声を入れたり女性監督らしい演出だ 男前なヒロインとのギャップが結構萌えた(笑) モホーク族のレイラとのバディ感にも母性という括りで結ばれているように見える この辺の母性感は男の監督では描けなかったのじゃないかな ハッピーエンドは望むべくも無いがエピローグは妙にほっとさせる 息子のTJが途中で犯した些細な犯罪は「ごめんなさい」で終わらせて(ここをちゃんと描くのは大事だ)、劇中まったく笑わない相棒のライラが笑顔で子供達と遊ぶ 本当にここはグッときた TJの肩越しに念願の新しいトレーラーハウスの先導者がほんの一瞬見えて終わるのは秀逸 ここをくどくど描かなかったのはかっこいい 本当に誰もが望んだ一瞬だと思う 日本映画の監督にはまず出来ない演出だ そのままエンディングの曲が I always come back と優しく囁くように流れるのはヒロインが刑期を終えて帰って来る時を思わせる 心に残る名エンディングだと思う[DVD(字幕)] 8点(2014-04-03 23:04:16)(良:2票)

83.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 ボーンシリーズみたいなハリウッドアクションかと思ったら、意外にもVFXなどを使わないまっとうなヒーロー映画だった そもそもの悪役の正体がいまいちだがそこを除けば非常に良く出来た脚本だ 正体不明の正義のヒーローをトムクルーズが直球で演じる とにかく主人公がメチャかっこいい メチャ強い メチャモテる 冒頭あっさりと顔を見せる狙撃犯に「これ見せない方がサスペンスが盛り上がるんじゃないか?」と思ったが途中からそんな事はどうでもよくなる 後半、以外な所から犯人が出て来てからは、なるほどと思った これキャストもいいわ クライマックスは以外な助っ人が以外な戦いを見せてこれが結構凄い エピローグは無実の罪を着せられた陸軍のスナイパーがジャック・リーチャーを最後の砦として召還しようとして、自身は号泣しながらも、最強であるジャック・リーチャーのプロフィールを語るラストは、この映画がアクション映画じゃなくて純粋ヒーロー映画であることを見せつける ある意味、カタルシス爆発のエンディングだ 私は作り手の狙い通り、ここで号泣してしまった(笑) このラストを見るとタイトルが「ジャック・リーチャー」という名前であることが大事で、タイトルを「アウトロー」という邦題にしたのは超マヌケでしかないことがわかる[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-28 10:38:35)(良:2票)

84.  マチェーテ・キルズ 《ネタバレ》 余りにもオバカすぎ 前作はグラインドハウス物の中でもバランスが良くてオープニングや予告編等も程よい遊び具合で気持ちが良かった 今回はハナっからオバカ全開でちょっとついていけないな 前作ヒロインのジェシカ・アルバは瞬殺(笑) 以降、バカの連続 ゆるすぎてマジがまったく無いのは辛い 思ったよりエロも少ないし誰に向けて作ったのかが分らない感じだった ガジェットもちゃちくて巨乳ブラガンやらチ○コガンとかロボゲイシャとかの井口作品で見慣れた域をまったく出ないのはかなり不満だ 有名俳優が目白押しだが肝心のメル・ギブソンは完全にすべっている レディー・ガガはターミネーターのT-1000張りの変幻自在の殺し屋ぶりがかなりクールだった チャーリー・シーンは相変わらずで、この人はほんとにオバカ役がはまりまくる むしろこのキャストはメインのメルと交換したほうが面白くなったと思った とにかく今回は気合いが入りすぎで空回りの一作[映画館(字幕)] 6点(2014-03-18 21:27:35)(良:1票)

85.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 「ホビット 思いがけない冒険」を見たので再見する 「ホピット~」で出てきたアイテム(ミスリルやつらぬき丸)とか、ビルボが子供達に聞かせてやってた冒険(石化したトロルの話)が「ホビット~」で再現されてることが判ってなるほどと思った 冒頭ガンダルフがホビット庄に来た時、子供達が花火をせがむが無視する風を見せた後、突然馬車から花火が撃ち上がる このシーンはすごく楽しくてこれから起こる過酷な旅を思うと何故か涙が出た その後のドラゴン型の花火もめちゃ楽しくてこの辺までがこの映画の楽しいパートである 以降徐々に暗く険しくなって行く やはり「ホビット~」を見て思ったのは主人公のフロドが美少年であることの大事さ なんせ「ホビット~」は出てくる人物たちが皆むさ苦しいので「ロード・オブ・ザ・リング」では清涼剤として機能していると思った フロド達の旅は次々と危機に落ち入り3時間のランタイムもむしろ説明不足で短いと思わせるぐらいだ 実際ガンダルフと悪の魔法使いの2度目の戦いは決着のみしか描かれなかった 仲間の絆が深くなる所とかはあまり描かれていなくて残念 指輪に執着するボロミアが、途中でホビット達を優しく面倒見るシーンや、ホビットを抱えて逃げるなど捨て難い魅力があるキャラになっているのにラストに死んでしまうのは残念だ  エンディングは指輪の魅力に引きずられ始める仲間達を思って、一人で旅を続ける決意をするフロド それを追おうとする仲間を押し止めて、むしろ拉致されたピピン達を救出に向かう事を優先する他の仲間達の選択にカタルシスが爆発する そうそう、指輪よりまず仲間だよな この映画を最初に見たときはいろんな種族が出たり、人間関係が複雑で理解しにくいと思ったが、見直すと以外にシンプルだった ただ指輪の力が現実的には透明になる以外描かれないので、何故皆が血眼になって指輪を奪い合うのかがピンと来ないという根源的な疑問が残った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-10 12:21:17)

86.  サイン 《ネタバレ》 冒頭からなにやら謎ばかり ミステリーサークル 水を厭う娘 狂った犬 神父を辞めた理由 母親の死 父親への不信感 燃える自宅 ただこちらに投げかける謎だけでほとんど理由を語らない 推測できるものもあれば、息子の父親への不信感とか最後まで判らないものもある どうやら母親が死んだ理由が父親にあるようだが、後に語られる交通事故と父親の因果関係は無いと言うよりも語られない 宇宙人の侵略を極々ミニマムなアメリカの田舎町のしかも主人公の一軒家のみで描くのは新鮮だった 全編を通してシャマランらしい不思議な雰囲気である 映画の出来が良いも悪いも、その雰囲気には引き込まれた 同居人の弟も妙にコミカルで不思議な描き方 「宇宙戦争」の様な驚異はまるでない 防御もドアの目張りをしただけで銃すら出てこないのはこれはこれでとてもいいと思った なによりも今まで見た事が無い メル・ギブソンも抑えた演技で、妻の事故死の原因となったインド人が主人公に詫びるシーンでのメルの我慢した泣きの演技は絶品で、こちらも思わずグッときてしまった 最後の晩餐を思わせる夕食のテーブルで泣きながらヤケ食いをするメルも抜群だった この映画をミステリーやSFとして見たら不満が残るかもしれない しかし神に不信感を持った牧師が神のサイン(神の啓示?)を感じて失った信仰心を取り戻す話だったらどうだろうか? そう思うと心の奥の方からじわっと感動がやってきた[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-03-10 10:25:28)(良:1票)

87.  レッド・ドーン 《ネタバレ》 いきなり北朝鮮軍に制圧されるアメリカの田舎町の話 しかし何もかも設定に無理がありすぎる 完全に制圧された町を若者がパルチザンの様に抵抗して、町民がだんだんとそれに習う話にしたいのであれば、大規模な戦争がすでにあって既に敗戦して征服されている設定にするべきだ 突然北朝鮮に責められても大国アメリカが何日も制圧されているはずがない 大量の航空機がどうやったらアメリカの制空権内にはいれるのか 北朝鮮兵士の何百倍もいるはずのアメリカ軍兵士の数の理屈はどう納得すればよいのだろう 街中の戦闘ではどちらかと言うと主人公側の戦闘の方が非情で理不尽だった 北朝鮮側が非情だという表現がほとんど無いので北朝鮮討つべしというカタルシスがまるで無い しかも北朝鮮軍弱すぎ 戦車など重火器もあるのに常に素人軍に押されっ放し アメリカ軍はマリーンの二人だけなのは違和感を通り越して笑える キーアイテムの奪還作戦もやっただけで投げっぱなししかも作戦は成り行き それでも戦闘シーンに見るべき所があればいいのだが可もなく不可もない感じ 退屈はしないので暇つぶしにはなる程度の出来だった[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-03-09 21:45:19)

88.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 《ネタバレ》 それなりに面白いんだけど、なにもかもが少しずつ足らない感じ 「あれ、これどこかで見たような気がする」みたいな ハリーポッターとかナルニアとかライラとか CGも完成度が今ひとつでぱっとしない 主人公達もギリギリの危機に落ち入らないし「助かったー」みたいなところがまったく無い 予定された危機に何となく乗り切る主人公 ほとんどの冒険がパーシー達の半神の世界で行われるのはかなり不満だ ハリーポッターみたいにマグルの世界と混ざるおもしろさがまったく無いのはかなりつまらないと言っていいだろう アトラクションの乗り物に乗って「さぁ、行くぞ!」って動き出したらそこでレールが終わってたみたいな肩すかしの演出があったりして「なんでやねん!」って思った おもしろい演出をアイデアごとケチってる感じは手を抜いてる感があって不快だ[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-09 13:36:25)

89.  フライペーパー!史上最低の銀行強盗 《ネタバレ》 ハチャメチャ銀行強盗コメディー 洋コメディーが苦手なせいもあるが今ひとつ笑えなかった 同時に2組の銀行強盗が銀行を襲い、そこにたまたま居合わせた精神疾患気味の男がホームズ張りの推理で事件を解決に導く話 コメディーとしては今ひとつだが謎解きミステリーとしてはなかなか面白かった 犯人(銀行強盗)と人質の中から段々と人が殺されていって疑心暗鬼の中でお話が進むようになっている 途中から犯人側からは真犯人(殺人犯)がいない事が判って謎解きとしてはパワーダウンするが、犯人(銀行強盗)は結構憎めない奴でのんびりして楽しい 犯人の銃を奪うも母親の形見とか言ってあっさり返したりするのもおもしろい 人が殺されるシーンがないわりに死体がリアルで、だったらミステリー映画の様な登場人物の誰かが殺すシーンが有った方が疑心暗鬼を盛り上げるのにって思った オチは3人目の銀行強盗の正体がバレて全員で銃乱射のカタルシスオチだが、さらに取って付けた様なオチだが2段オチになっていてそこは意外だった 「こんな奴いねえよ」みたいな自分には今ひとつ乗れなかったが、コメディー好きな人なら十分お勧め出来る[DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 13:31:18)

90.  ディスタービア 《ネタバレ》 ヒッチコックの裏窓のパクリらしいが、そこは裏窓を見ていないので何とも言えない 物語はそれなりにサスペンスがあってハラハラさせられるが、とにかく自己中な主人公が軟禁処分をくらって、ヒマに飽かして近所を覗いて、隣のオネーチャンにストーカーするけど、イケメンなので当事者のオネーチャンもメロメロみたいな、ふざけた設定である 主人公は世の中舐めたバカだし、友達はさらに輪をかけたチャラ男で、ヒロインはストーカーでもイケメンであれば良いバカ女にしか見えない、見事な全員バカキャラ設定でいまひとつ乗れなかった 冒頭、父親を事故で亡くす衝撃のシーンで始まり、この辺はなかなか良いが、この事故により主人公が被害者意識でダメな奴にになる そしてそれは最後までなにもかわらず、この物語によって人間的にも1ミリも成長しない ならば非常に衝撃的で面白いファーストシーンだがむしろ必要無いんじゃなかろうか エンディングもただ事件の解決に役立って軟禁処分が解けるだけの、自己中な主人公をさらに増長させるオチである この辺がとにかく安っぽい 主演のシャイア・ラブーフはいい気な自己中男にしか見えないので適役だと思うが ラストはホラー的でもありテンポも良くて楽しめるが、最後まで主人公がいい気な奴の域を出ないのが腹立たしい これが見ている観客をイライラさせるための演出だとしたら天才的だ まぁ違うとおもうけど(笑)[DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 13:28:22)

91.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 突っ込みドコロ満載の映画 大きな設定で言うと主人公の戦う理由が希薄とか、ネットに繋がってないであろうこまごまとした所まで自由自在に操れるアリアの存在とか、突っ込めないシーンは無いぐらい不自然な所が有るが、これがことごとく気にならない人じゃなければ楽しめないだろう 逆に、「そんなこと、どーだっていいよ、アリアすげぇ!」と言える人にはこれほど楽しい映画は無いだろう 私は楽しめた なのでこれ以降ストーリーの矛盾点については語らない 多分あげ始めるときりが無いだろう 冒頭からいきなり最新兵器を使ったテロリスト殲滅作戦が始まって、主人公の銀行のATMから大金が吐き出されるとか、家に帰ると部屋中が武器の山とか、典型的巻込まれ型だがSFっぽくもありミステリアスな展開 その後もFBIを脱出するあたりまでの畳込む様なアクションは見事 続くカーチェイスは暗い夜のシーンなのが残念だがかなり凄い アリアから逃げる為にいろんな方法を試みるが、コトゴトク見破られてハイテクを駆使して対策されるなど面白い、この辺は「プラチナデータ」とかにもパクられてる気がする トンネルの中に無人攻撃機が突入とかもアイデアも素晴らしい エンディングはアリアが軍事衛星にコピーされたのでもうひと暴れするのかと思ったが、何故か普通でさして盛り上がらず工夫もさほどなかった 水晶型の新型爆弾とか今ひとつオチとしては弱い武器だった どうせなら得意の軍事衛星からのビーム攻撃とかとのダブル作戦でもよかったのに 予算が足らなかったのか このエンディングでアリアが最後の大暴れをすれば「トランスフォーマー」と並んだかもしれないなぁ 残念だ[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-09 13:14:25)(良:1票)

92.  ブリッツ 《ネタバレ》 これダーティーハリーの焼き直しだな 不良刑事にサイコ殺人犯との対決 次々起こる殺人にさほど頭がいいとは思えない犯人に翻弄される警察 ラストは処刑まで同じ ステイサムのダーティーハリーは本家より数段凶悪 誰彼無しに噛み付くし、情報提供者すら恐喝して酒を奢らせる 事件が起こったバーでも酒をたかる 徹底的な不良警官振りは爽快ですらある 同僚の刑事も同じ穴のムジナで上司を脅してクビを取り下げさせるとか、上司の権限皆無 イギリス警察ってこういうのか?ホモの上司が赴任してきて皆にバカにされるが、ステイサムとなぜか馬が合って相棒に この刑事、身なりもしゃべり方もホモっぽいが中々良い奴だ 中盤にチラっと出て来る主人公の仲間警官に「同僚の婦人警官を玄関先まで送らなかったのは、とんだ紳士だな」って皮肉を言う所は見た目よりハードでなかなかいい このホモ相棒に怒られた仲間の刑事はなんと三銃士のルーク・エヴァンズ この辺はヤクザな刑事とおかまな上司とのバディ感は結構傑作でドライブ感がある 要所要所で使われる俯瞰カメラもこのドライブ感を盛り上げる為に非常に効果的だ いったん逮捕した犯人を釈放せざるおえない状況は考えにくいが、話の展開を考えると仕方が無いのか 情報提供者を殺して金を奪った件だけでも立件できそうだが、なにしろ奪った金をそのままの茶封筒に入れて持ち歩いてるのだから 犯人が釈放されてからの展開があまりにあっさりでもう一波乱あったら傑作になった気がする エンディングの激サド落ちはちょっとやりすぎだ ステイサムの映画は結構この手のバカエンディングが多いな まぁ大好物だけど(笑)[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-03-05 21:41:35)(良:1票)

93.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 「アジョシ」ぽいかな 冒頭、主人公があっというまにロシアンマフィアに追い立てられて元警官仲間にボコボコにされたりとか、惨めに落ちぶれるところが超スピードで語られるのでよーく見てないと置いてけぼりにされる プロ格闘家らしい主人公が八百長試合に勝った為に妻を殺されたりするが、妻そのものが出て来るわけでもなくすべてこちらの想像力まかせなのはスピード感は有るがちょっとサービスが悪すぎる 記憶力がいいだけで子供をさらうチャイニーズマフィアも乱暴すぎるが、以降無理な設定をとやかく言ってたらこの映画が成り立たなくなるぐらいアクション最優先の演出 なのでそれに関しては考えないでおこう ヒロインを電車で救ってからは一転して鬼神のごとく敵を殺しまくる それまでロシアンマフィアに良い様にされてイライラさせられてたので気持ち良かったが、だったら妻が殺された時とかにもっとやっとけよと思った とにかく悪い奴しか出てこなくてチャイニーズ、ロシア、悪徳警官の三つ巴で誰も彼も容赦なくぶっ殺す これ、人によっては容認出来ない域だろうな ステイサムのアクションやカーチェイスや銃撃戦も充分及第点で、死ぬ奴はすべて警官も含めて悪人なので容赦がない ヒロインは目つきが怖いかなりのブスだがこれはこれで映画の個性だろうか?微妙な所だと思う エンディングも行き当たりばったりで、まぁどうにかなるさ的なラストだが、守りたいヒロインを得て希望を取り戻した主人公が妙に晴れ晴れとしてて、こういうのも有りかなと思った このラストならもうちょっとヒロインはカワイイほうがよかったんじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-03-05 03:00:15)(良:1票)

94.  エリジウム 《ネタバレ》 前作『第9地区』と比べると作品の質そのものがダウンしてる感はあらがえないが、SF的世界観や武器、宇宙船などのガジェットは前作をはるかに超える 前作秀逸だったパワードスーツは警官ロボットや、強化外骨格等に応用されている 主人公がタフすぎるとか都合良くヒロインの娘をエリジウム行きの船に乗せるとか、医療装置の性能が神過ぎるとか、突っ込みたい所は数々あるけども衛星を使った超近代戦とか、リアルなVFX満載の映像に圧倒されて最後まで楽しく見れた とにかく、この監督はスラムをうまく描くな 前作の社会派の骨太な感じを期待したら裏切られるが、先入観なくSFとしてみれば大作感もあるし充分面白いんじゃなかろうか それにしてもジョディ・フォスターのケツでかすぎ(笑)[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-05 02:58:21)(良:1票)

95.  プレイバック(2011) 《ネタバレ》 冒頭POV視点のモキュメンタリー映画風で始まるが、その後いきなり学園ドラマ風映画にスイッチする 良い悪い以前に珍しい展開だ 学園ドラマの方は『アイ・アム・ナンバー4』みたいな感じ ゴア表現も少ないがピリッとして中々良い 学園物のお約束のエロも少し有るし、定番のホラー映画のお約束をはずさない感じは悪くは無いが、いいかげん見飽きているので先が読めてしまう 学園ホラーにPOV映像を盛り込んだのは評価できるが、もう少しビデオを撮らなきゃいけない明確な理由がほしい たとえば一連の事件の原因となったルイ・ル・プリンスという人の過去のモノクロ画像に何かしらの原因を含む映像を作るとか、件のルイ・ル・プリンスという人は実在の人らしいのでそこをもう少し掘り下げてほしかった クリスチャン・スレーター主演と出ているがスレーターはチンケな警官役で、殺される瞬間だけが良かった 飽きる事無く面白く見れたので、もう少し読めない展開にしてくれたらイイ出来になったんじゃなかろうか[DVD(字幕)] 7点(2014-02-24 18:47:05)

96.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 自分が最もF1にのめり込んでいたドンピシャな時代の映画 なにもかも懐かしい 当時JPSカラーのロータスや驚きの6ホイーラーのタイレルに熱狂したのを思い出した この映画でもこの有名な2台はかなり頻繁に出ていて嬉しかった 火傷を負ったあとのラウダは本人にそっくりで驚いた 実際にはもう少しケロイドがひどかった気がする ジェームスハントは当時はチャラすぎて日本では余り人気がなかった むしろラウダやマリオ・アンドレッティの方が人気だったかな ハントがマクラーレンに移籍した理由が、ブラジルの星エマーソンがコパスカに移籍したせいだったなんて、絶対的に戦闘能力に劣る純ブラジル産マシンにわざわざどうして、こっちの話も見たいと思ったのは私だけでは無いはず 物語はラウダとハントの友情と恋愛を描くが、どちらも駆け足すぎていまひとつ盛り上がりに欠ける 見所はやはりレースシーンでここはむしろ公道でのカーチェイスより難しかったんじゃなかろうか 出て来るマシンはすべてクラシックだし ローアングルからコースぎりぎりを走るF1の迫力は充分伝わった 世界のサーキットを転戦する雰囲気も当時の懐かしいサーキットの名前ばかりでワクワクした ラストバトルを日本グランプリに持ち込むとか当時の熱狂を思い出して懐かしかった しかし物語は結構平坦でF1に興味が無い人にもこれは面白かったのだろうか 実際はラウダはドラマチックだがハントはめちゃチャラい男でどうせならそのままハチャメチャな人格で描いた方がドラマチックだったんじゃないかな このままこの2年後にモンツァに散ったロニー・ピーターソンとその引き金を引いたハントの話とか、劇中でも名前が出たブラジルの星、コパスカのエマーソン ・フィッティパルディの話とかをシリーズで作ってくれないかな[映画館(字幕)] 7点(2014-02-24 16:57:51)

97.  REDリターンズ 《ネタバレ》 前作の良かった所が鳴りを潜めた 前作フリークスぽいジョン・マルコヴィッチはいたってまともになっている 病気が治ったのか(笑) しかしそれでも今回の登場人物の中では魅力的なキャラだ この辺が今作の問題だと思う 前作よりもキャラが振り切れて無い クールばぁさんのヴィクトリアも前回ほど活躍しない 予告編で一番良い所を見せるのは流行なのか 予告編以上のアクションは無かった ヴィクトリアの一番良い所は予告編でやってた ヒロインもイタすぎる、おばさんが飛び跳ねるのを見るのは気持ちが悪い 冒頭に手錠をかけられたブルース・ウィリスが、突入してきた連邦捜査官達を一蹴するあたりが一番よかった 今回、ロートルじじいチームが桁外れに強いシーンがほとんど無い そこがほんとに不満 若い仲間も増えて、「引退した伝説の凄腕エージェント集合」感が薄れたのがつまんなくなった一番の理由だと思う オチも判り安すぎる しかも爆弾が爆発した後で空のケースを見せられてもくどいだけだろう 誰もがすでに爆弾が飛行機に有ると思ったはずだ ならば爆発する前に空のケースを見せる演出ならば、やっぱり爆弾は飛行機の中なんだって思ったのに まぁそれでもあのオチ以外ありえないのでカタルシスも何も無いけど このオーディエンスを舐めた不可解なオチは結構腹立たしい[映画館(字幕)] 6点(2014-02-24 16:36:16)

98.  ホワイトハウス・ダウン 《ネタバレ》 ローランド・エメリッヒにしては思ったよりも地味 同時期の「エンド・オブ・ ホワイトハウス」よりはおもしろかった 主人公、大統領、主人公の娘、3人のヒーローが活躍する話になっている いかにもエメリッヒらしい全員にヒーローらしい見所をあたえて、普通なら気恥ずかしい演出だと思うが直球でわかりやすい 大統領と主人公とのバディ感は似た様な設定の作品の中では随一ではなかろうか イメージ的にはやはりエンド・オブ・ ホワイトハウスと同じくダイハードの1に近い この作品ひねくれた人には絶対評判が悪いだろうな、直球でくさい演出満載 でも私は好きだ 冒頭、偶然に会った主人公の娘のブログ出演に大サービスの大統領に思わず引き込まれた、うまい演出だ こういう過剰演出の積み重ねが鼻につく人は見ていられないだろう ラストも3人でヘリに乗って判りやすいヒーロートークで終わるのもダメな人にとっては絶対にダメだろう 爽快であればイイじゃん的な演出は私的には大好物だった[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-24 16:30:21)

99.  ヘンゼル&グレーテル 《ネタバレ》 評判が良かったので結構がっかりした一本だ とにかく殴る 男も女も魔女も子供も殴られまくる バイオレンスが残虐だったり暴力描写がインフレだったりするのは良いが、ドラゴンボール並みにひたすら殴る描写が続くのは飽きる ヘンゼルのショットガンやグレーテルの連発式ボウガン、折りたたみ式ライフルなどのガジェットがいいので武器バトルのシーンはなかなかいい しかしラスト30分の魔女集会の殴り込みバトルまで武器バトルがあまり出てこないのはかなり不満だ ラストバトルはガトリングガンやらワイヤートラップなど武器がてんこもりで結構楽しい なのでスタッフロールでの武器CGは傑作だ ヘンゼルの糖尿病やら、白い魔法使いの死ぬ意味とかが、ストーリーにまったく関係しないのが映画的にはつまらない トロールのエドワードが出て来るシーンはかなりいいのに余り無く、CGじゃなく着ぐるみらしいのでけちけちしないでもっと出せばいいのに エンディング後のエドワードとウイッチハンター達のバディ感が描かれるおまけ部分はかなり良くて、この映画がチームヘンゼル&グレーテルのプロローグであるならば許すという感じかな あっ、あと白の魔女のデカ尻も(笑) 前半一時間がまったくダメで、ラスト30分はかなり良いと言う珍しい映画[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-24 16:17:29)(良:1票)

100.  パニッシャー:ウォー・ゾーン 《ネタバレ》 原作を知らないのではっきりと言えないのだが、まず主人公のパニッシャーがあまり強そうじゃない 人間的にも弱い所が多く非情に敵を強殺するほどの人間に見えない ここが一番この映画のすっきりしない所だ 敵を粉砕するシーンは陰々滅々な主人公より、むしろ爽快でもっと非情なキャラならば爽快感だけで突き進める映画だったと思う お話は完全C級劇画で辻褄とかどうでもいい 殺伐戦闘がクールならいいじゃん的な映画なのは、冒頭のギャングパーティの「シャンデリアぐるぐる連射」のバカバカしさで判るので、早い段階でこの映画の見方を決めさせてくれるのはよかった 違和感有り有りの展開をイライラしないで見られた 武器のバリエーションも良くてガンオタは必見か? それにしてもストーリーがつまらないというかほとんど無い パニッシャーとキチガイ兄弟のバトルを全編に見せられるが、スタイリッシュなのも中途半端でかなり中弛みする ちょっと飽きたなと思った頃に悪党ホテルに単身乗り込むラストバトルがそこそこ良くて、5点ぐらいかなと思っていた点数を6点に引き上げた 序盤の笑えるパーティバトルとラストの廃ホテルバトル、時々見せるタメの無い殺戮シーンのみが見所の映画だ 容赦なく頭を吹き飛ばすシーンが多いのはある意味爽快だった[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-24 16:09:14)

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