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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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1001.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 内容らしい内容はなく、アクションをコラージュしただけの作品。ヴァンダムやセガールを嗜む私にとっては嫌いなタイプのジャンルではないのですが、そんな私でもこの内容で2時間半はかなり厳しく感じました。まず、展開があまりにメチャクチャ。本作の最大の見せ場である前半のカーチェイスは本筋とほとんど関係ないし、クライマックスの人質奪還も唐突すぎます。「俺の知り合いのCIAが協力してくれるぜ」「キューバで反政府ゲリラやってる弟に連絡とってやるよ」「元特殊部隊員を集めてやるぜ」って、マイアミ市警の刑事ったら人脈すごすぎ(笑)。ヴァンダムやセガールの映画でも、もっとちゃんとしてますよ。しっちゃかめっちゃかな映画なので緻密な物語である必要はないのですが、さすがに「ありえねーよ」とつっこむしかない物語で2時間半も引っ張るのは厳しすぎます。そして、「トランスフォーマー」シリーズにも引き継がれているまったく笑えないコメディパートはもはや拷問レベル。30分にも渡ってグダグダのやりとりを見せられる中盤は酷いにも程があります。コメディ経験の少ないメル・ギブソンとダニー・グローバーの掛け合いであってもほのぼのとした空気を作ることが出来ていた「リーサル・ウェポン」と比較すると、プロのコメディアンであるマーティン・ローレンスとコメディ経験も豊富なウィル・スミスを使いながらクスリとも笑えない本作はちょっと出来が悪すぎます。死体がゴロゴロ転がるカーチェイスや蜂の巣にされるピーター・ストーメアなど、笑わせようとしているのに悪趣味すぎてまったく笑えない場面も多くあり、マイケル・ベイはコメディをやるのをやめた方がいいと思います。アクションパートが良いだけに、コメディパートの出来の悪さが余計に目立っています。[DVD(吹替)] 2点(2011-01-17 00:24:05)

1002.  ザ・スナイパー(2006) 午後のロードショーで放送していたのを録画して見たのですが、期待値の低い午後ローで見ても退屈するほどの完成度の低さ。モーガン・フリーマンにジョン・キューザック、おまけに撮影監督にはダンテ・スピノッティまで動員する豪華ぶりに「バイオレンスの隠れた佳作かも」と期待した私がバカでした(「ドライビングMissデイジー」の監督の作品なので、モーガン・フリーマンは企画の良さよりも人間関係で本作に出演した様子ですが)。反抗期の息子に良いところを見せたいおやじの奮闘、その親子を好きになってしまう悪党の親分、その親分を取り戻しにやってくる怖い子分達という要素はまんま「3時10分、決断のとき」なのですが、作品の出来は「3時10分~」とは比べようもありません。すべての要素の煮詰め方が甘いのです。事件が発生する前の時点で親子はすでに仲直りしちゃってるので家族の再生のドラマになっていないし、悪党の親分は最初から最後まで素直に言うことを聞いてくれるので親子の姿に感動して態度を変えたというドラマも発生していません。子分達は異常なまでに弱く、ヘリコプターに乗りスコープ付きのサブマシンガンで武装しているにも関わらず、ちっちゃい拳銃一丁持ってるだけのド素人に簡単に反撃されてしまうという体たらく。主人公一行が途中で合流するカップルやFBIに振り回される田舎保安官など明らかに必要のないキャラクターも何人か紛れ込んでいて、とにかく脚本が緩すぎます。おまけにアクションも緊張感がなく、誉めるべき点がほとんど見つかりません。さらに追い打ちをかけるのが作品内容とはほぼ無関係の邦題。この映画はどうなってるんでしょうか。[地上波(吹替)] 2点(2011-01-12 00:08:35)

1003.  フューリー(1978) 《ネタバレ》 本来は90分程度で描くべき内容を2時間近くにまで引き延ばしており、正直かなりダルイです。緊張感皆無の追っかけ、恐怖心を微塵も抱かせない超能力者の脅威が何のメリハリもなくダラダラと描かれ、デ・パルマのやる気のなさが全編に漂っています。ビジュアルの巨匠による作品でありながら視覚的に面白いのは最後の1分だけで、あとは脚本に書いてあることをそのまま撮ってますという状態なのです。さらにこの映画を悲惨にしているのは脚本の出来が恐ろしく悪いことで、ダラダラとムダなエピソードが多い割に、本筋に関わる重要な点に限って舌っ足らず。元は親友同士だったというカーク・ダグラスとジョン・カサベテスの関係や、息子探しを献身的に手伝ってくれる看護師の人物像など、描かれるべきものがまったく描かれていません。主人公であるはずのカーク・ダグラスが中盤以降は空気同然の存在感となったり、空中浮遊のできる超能力者が転落死するという冗談のような展開を迎えたりと、一体何を考えて書かれたのか理解に苦しむ内容となっています。[DVD(字幕)] 2点(2010-11-27 22:17:58)(良:1票)

1004.  マーキュリー・ライジング 《ネタバレ》 国家機密をプロテクトしている暗号コード「マーキュリー」の安全性を確かめるため、市販のパズル雑誌にマーキュリーを用いたメッセージを忍ばせていたら、9歳の少年に解読されてしまった。焦ったNSAは、暗号を解読した少年を殺しにやってくる…この設定の時点で「?」です。たった一人の子供に解読できるのなら、これを解読できる人間が他にもいると考えるのが自然でしょう。なぜ、この子を殺せば暗号を守ることが出来るのか、NSAの浅はかな発想には負けてしまいます。アレック・ボールドウィンはなかなか板に付いた悪役演技を披露するものの、陰謀の根本があまりに下らないので、彼の演じるクドローという人物も薄っぺらに見えてしまいます。彼の率いる殺し屋も実にお粗末で、9歳の子供を2度も見失うわ、白昼堂々銃を振り回して防犯カメラに顔を撮られるわと、尋常ではないドン臭さを披露。殺しのプロフェッショナルという設定なのですが、まったく怖くありません。さらにこの映画の凄いところは、彼らNSAに対抗するブルース・ウィリスが、NSAの上をいくほど考えが足りない大馬鹿野郎のバカボン君だったということ。殺し屋が大量の証拠や目撃者を残しているのですから、FBI本部に少年を連れ帰って保護すれば済む話なのですが、たった一人で子供を連れ回るという最悪の手段をとってしまいます。「おいおい、なんでそんなややこしいことするんだよ」ということを重ね、どんどん自分を窮地に追い込んでいく様には呆れ果てました。そしてさらに凄いのが、中盤以降に突如現れるステイシーなる女性の意味不明ぶり。初対面であるアートへの協力を惜しまず、素性の知れないアートを簡単に家に入れて一泊させてしまうという浮世離れした行動を披露。「親切な人」の一言では片付けられないほど都合の良いヒロインぶりには驚き呆れました。。。この映画は理屈で詰めるべき部分が非常に甘く、子供を殺すという異常な行動をとらざるをえなかったクドローの政治的背景や、アートが一人で戦わざるをえないほどの巧妙な仕掛け等、設定を観客に飲みこませるためのディティールが完全に不足しています。そして、脚本がボロボロな一方で見せ場も地味で、これといって盛り上がるアクションもなく、監督やプロデューサーは一体何がしたくてこの映画を作ったのか、実に理解に苦しみます。[DVD(字幕)] 2点(2010-11-07 21:35:04)(良:3票)

1005.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 全6作を通して鑑賞すると、このEPⅠだけがサーガから浮いていることが気になりました。宇宙戦争に巻き込まれた親子の物語において本作だけがサーガの本筋と直接関係のないことをやっており、EPⅠがなくても話が通じるのです。「ジェダイの復讐」から16年も待たされた挙句、ようやく出来たEPⅠがサーガと直接関係のない話ではファンもガッカリだったでしょう。中盤の山場であるポッドレースに至っては、サーガの本筋と直接関係のないEPⅠの本筋からもさらに外れており、観客を飽きさせないよう挿入した意味のない見せ場にしか思えません。いや、ルーカスにとってはアナキンのパイロットとしての才能を示す重要な場面のつもりだったのかもしれません。しかし、ラストにおいてアナキンは手違いから空中戦に参加し、訳も分からず飛び回っているうちにまぐれで勝利するという展開となっていて、彼が天性のパイロットであるようにはとても見えないのです。ポッドレースの際に見せた勘の良さや機転が空中戦においても活かされるという展開がなければ両者は結び付かないのですが、ポッドレースではアナキンの非凡さがそれほど伝わってこないし、空中戦ではポッドレースでの経験が活かされるような局面がないし、ポッドレースがなくてもラストの空中戦は成立してしまいます。本作は万事この調子で、映画全体が必要のない物語、必要のない見せ場で構成されており、仮にルーカスの頭の中では必然性ある場面のつもりだったとしても、完成した映画からはその意図が伝わってこないという有様。完全に失敗作だと思います。VFXは当時としては最高のものが用いられています。ルーカスが「スターウォーズ」を作るために設立したILMにとって、本作は会社のアイデンティティの根幹をなす重要な作品。世界最高のVFXスタジオが最高のスタッフを惜しげもなく動員して製作したのですから(本作から漏れたスタッフは「ハムナプトラ」に回されたとか)、VFXは凄くて当然。公開前、本作はVFXの新たな可能性を示す作品になるだろうと期待されていました。しかし、フタを開けるとVFXの限界を露呈した作品となったのが皮肉でした。CGで描かれたエイリアンとドロイドが戦争をしても何とも感じないし、いくらVFXにお金をかけても、レイ・パークというひとりのスタントマンによるダース・モールのアクションには勝てなかったのです。[レーザーディスク(字幕)] 2点(2010-09-02 00:18:00)(良:2票)

1006.  バーティカル・リミット 前半はそれなりに楽しめました。雪山を舐めた金持ちが、案の定遭難するところまでは。しかし、本筋に入ると話は急激に失速をします。生存者の命は36時間しかもたないというタイムリミットを設定したにも関わらず、救助隊の出発までが妙にまったりしていること。いざとなればあうんの呼吸でチームが編成され、さっさと出発してしまう。そんな、きびきびとしたプロの仕事で緊迫感を煽るべきだったのに、「大変だぁ」とセリフで言うだけで行動が伴っていないのでは緊迫感が伝わりません。ようやく雪山に入ってからは、発生する危機は人災ばかり。うっかり荷物を落としてしまったとか、そのレベルの危機の連続が繰り広げられるのです。さらに、見せ場の大半がクリフハンガーから拝借されています。クリフハンガーは「派手さ」と「やりすぎ」の間でギリギリのバランスを保っており、生身の人間が戦っているという緊張感が伴っていました。しかし本作のアクションは完全にやりすぎ。そして、みなさんご指摘のニトロです。映画会社が派手な爆破シーンを作りたくて、かなりムリな形で物語に挿入されたのが丸出しですが、そんな商売目的であっても、脚本家はもう少し知恵を使ってニトロを物語に絡めるべきでした。なぜダイナマイトではなくニトロでなければならなかったのか?その説明すらありません。挙句には、太陽光に当てるとニトロが爆発するという重要なことに、登山をはじめてから気付くというお粗末ぶり。また、本作の倫理観にも問題があります。「雪山に民主主義はなく、リーダーの決断に従わねばならない」。これを守らなかったために金持ちは遭難したのですが、クライマックス近くでは、主人公は救助隊のリーダーを無視した行動をとります。物語の倫理観には首尾一貫性が必要ですが、本作にはそれがないのです。「極限状態ではより多くの人間が生き残るために、少数の命を切り捨てる決断をせねばならない」という命題についても同様。物語中悪役と位置付けられている金持ちは、助かる見込みのない負傷者には貴重な物資を与えず、これを生存の可能性のある者のみで使おうと主張しますが、この行動がどう見ても理にかなっていて、本作の倫理観に照らしても妥当なのです。通常のストーリーテリングであれば悪役は物語の倫理観に反する行動をとるべきなのですが、それが守られていないため本作は一体何を言いたいのかがよく分からなくなっています。[DVD(吹替)] 2点(2010-06-30 20:02:13)(良:3票)

1007.  ダ・ヴィンチ・コード 2時間半、ひたすら退屈でした。原作の要約に終始するだけで話がまったく面白くなく、映画ならではの工夫や見せ場を入れているわけでもなく、わざわざ大金かけて映画化する必要があったのだろうかという印象です。せっかく映画というメディアを使いながら、謎のほとんどをイアン・マッケランに喋らせて終わりでは芸がなさすぎます。また、銃で撃たれた館長がその場で素っ裸になり、大の字に寝転んで息絶えるというダイイングメッセージの残し方は、映像化すると驚くほどマヌケです。このような文章と映像のギャップを埋める作業が脚本や監督に求められる機能のひとつなのですが、本作ではそれがほとんど機能していません。ロン・ハワードは仕事をしていたんでしょうか?ハワードは常に堅実な仕事をする人だけに、ここまで雑な仕事には驚きました。。。そもそも長大な原作を一本の映画にまとめることが不可能だったとも言えます。駆け足のダイジェストになってしまった結果、原作未読者にとっては情報量が多すぎて話を追い切れないし、既読者にとっては映画版ならではの見せ場に欠けた、ただのおさらいにしかなっていない。結局誰も喜ばない中途半端な出来になっています。「ダ・ヴィンチ・コード」の映像化に手を挙げたのは映画界のみならず、「24」の原案にするという意見もあったそうなのですが、2時間半にムリに詰め込むよりも、「24」にしてしまった方が良かったと思います。主人公がラングドン教授からジャック・バウアーに代わった「ダ・ヴィンチ・コード」って、それはそれで面白そうだし。[DVD(吹替)] 2点(2010-02-08 00:14:52)(良:1票)

1008.  ウインドトーカーズ ジョン・ウーがついに戦争映画を撮る!2002年は戦争映画が多数製作されましたが、製作段階において特に注目度の高かったのが本作でした。しかし、蓋を開けると戦争映画としては史上最低クラスの出来。世間一般からは一瞬にして忘れ去られ、ウーファンにとっては触れてはならない過去となったのでした。超人的な主人公が華麗にアクションを決めるジョン・ウーのスタイルは、大人数が泥にまみれながら命をかける戦争映画とは水と油。前半はニコラス刑事が棒立ちでマシンガンを乱射してるだけで見せ場として全然面白くないし、ジョン・ウーがガマンできなくなったのか、とうとうマシンガンをピストルに持ちかえてしまった後半は、もはや戦争映画のルックスではなくなっています。ジョン・ウーの映画なのに、戦争映画なのに、見せ場がつまらないという致命的な欠点を本作は抱えているのです。また、「プラトーン」以降の戦争映画には、史実に基づいてリアルに作るという条件が課せられるようになりましたが、本作は時代錯誤なまでに適当。サイパン島と言えば年平均気温が27度という高温多湿の熱帯気候なのに、まったくそのような風土に見えないという圧巻のロケーションには驚きました。妙に乾燥している地域があったり、日本の秋口のような風情ある風景があったり、そもそも俳優達が暑さの演技をしていなかったり、こだわって作っていないことが丸出しになっています。また、日本人住民の集団自決のあった悲劇の島でもありますが、本作に登場する住民達は実にのどかなもので、アメリカ兵にいとも簡単に懐いてしまいます。ニコラス刑事の常備薬を一錠飲ませてもらったり、チョコレートをひとかけ食べただけでアメリカさん大好きになってしまうという激安野郎ばかりで、本当に何も調べずに撮ったんだなぁと呆れてしまいました。これに追い打ちをかけるのがニコラス刑事の妙な熱演で、この人が演技を頑張れば頑張るほど映画がおかしくなっていきます。酔っぱらった演技などは加藤茶のレベルに達しており、「リービング・ラスベガス」のアル中演技でオスカーをもらったのと同一人物とは思えません。ハゲヅラのお巡りさんと若ハゲのケイジさんが共演すれば面白いのではないでしょうか。また、「ホリョダ!」「ド~シタノ?」「ベイコクキライ!ニホンダイジ!(ダイスキの間違い?)」等を、恐ろしく気合いの入った顔でやられても困ってしまいます。[DVD(字幕)] 2点(2010-01-22 20:36:34)(笑:1票) (良:1票)

1009.  ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク カラーパープルで挫折を味わった後、スピルバーグは自身のキャリアを意識的にコントロールするようになりました。勝負作に挑む時には、自身の才能をもっとも活かせる娯楽作を抱き合わせて保険をかけるようになったのです。この方針に従い、シンドラーのリストにはジュラシック・パーク、ミュンヘンには宇宙戦争、そしてプライベート・ライアンには本作ロストワールドが抱き合わせで製作されました。特にプライベート・ライアンは同時期にアミスタッドもあって3本連続撮影という尋常ではないスケジュールで製作されているため、その中で最もお仕事感の強いロストワールドの品質が悪くなってしまったのも、当然と言えば当然の話です。ここまで登場人物に感情移入できない映画も珍しく、「恐竜が出てくればそれでいい」という製作陣の投げやりな姿勢が丸見えになっています。第一作当時、スピルバーグが「もっとも気に入っている」と言っていたマルコム博士がまるで別人になっているのが良い証拠。荒れた私生活を送る変人だったマルコム博士が、続編では子供と彼女に振り回される常識人になっていて、むしろ対照的だったグラント博士に近い人格となっています。好みのキャラが続編で別人格になっていて黙っている監督がどこにいるでしょうか。スピルバーグが脚本にほとんどダメを出さず、やっつけで撮影したことが伺えます。その他の登場人物はさらに酷く、ギャンギャン騒いで目障りなだけのジュリアン・ムーア、恐竜を檻から出して大勢の死人を出す直接の原因を作りながら、なお綺麗事を言うのをやめないヴィンス・ヴォーン、ただひたすら鬱陶しいマルコムの娘などは、まとめてT-REXに食われて欲しいと願うほどでした。あまりにムカつき過ぎて、こんなありえないキャラクターを出すには、何か伝えたいメッセージでもあったのではと裏の意味を考えてしまったほどです。目的が正しければ他人に迷惑かけてもかまわないと考えてる連中はロクなもんじゃない。「自分達が自然を守る」と考えるのは、「自然をコントロールできる」と思ってる連中と根は変わらないじゃないかと。恐竜をどうする、自然をどうすると上から目線で島を眺めず、このサバイバルは人と恐竜との殺し合いであるとの覚悟を決めているローランドが本作中唯一かっこよく描かれているのも、そんなスピなりの思想を反映しているような気もします。私の考えすぎのような気もします。[レーザーディスク(字幕)] 2点(2009-12-30 14:26:33)(良:1票)

1010.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 【かなり厳しく批判します。この映画を好きな人は読まないで下さい】ハリウッド映画万歳、娯楽万歳の私ですが、そんな私がもっとも嫌いなタイプのアメリカ映画。純粋無垢な主人公が社会に存在する差別と出会い、「そんなのおかしいじゃない!」と立ち上がるのですが、あくまで優等生的な発言ではなく「純粋な心で考えてみたけど、やっぱ差別はよくないよ」というスタンスがポイント。最後は主人公もサクセスし、古い考えや差別に凝り固まった連中をぎゃふんと言わせてめでたしめでたし。…って、なめとんのか!人種問題を扱っているようでいて、その実何も考えていない、それどころか「悪いのはこの映画に出てくる悪役のような連中なんです。大多数の白人は悪くありませんよ」という弁解にすら聞こえるこの映画の主張にはうんざりしました。ベルマ親子のような極端な人間だけが偏見を持っているのであれば、人種差別はそれほど深い問題ではありません。そこらにいる普通の人々が当然のように偏見を感じる、この映画におけるウォーケン&トラボルタ夫婦のような気の良い人たちが何となく有色人種を避けている、これが差別問題の根深いところではないでしょうか。スピルバーグの「カラーパープル」という映画には、黒人に対して寛大な善人だと自分で思っているものの、無意識のうちに無神経な言動をとる金持ちの白人おばさんが登場します。一方スパイク・リーの「ドゥ・ザ・ライト・シング」という映画には、「それは差別だ!」と大声で叫んで自分の要望を押し通そうとする黒人が登場します。人種問題を真剣に扱おうとすると、このように善悪で割り切れない難しい構図が現れてくるもの。「一昔前の一部の心ない白人が悪いんです」という言い分はあまりに誠実さを欠きます。自分とこの社会でいま現在も続いている問題に対して、よくも他人事のように善人面できるもんだと呆れてしまいました。その無神経さがよく表れているのがクライマックスで、悪意ある人間を文字通り隅に追いやり、「善人」だけが大いに盛り上がって終了というのはあんまりでは。人種によって扱いを変えることが社会の秩序とされていた時代には、こういう映画を作るような人たちが差別の片棒を担いでいたのだと思います。正直、観た直後は最低点をつけてもいいかなと思ったのですが、この映画を愛する多くの方々への敬意とミュージカル部分への評価を乗せて、ここは2点としました。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2008-06-24 02:32:32)

1011.  A.I. この映画は出来が良い悪いの次元ではなく、恐ろしいまでに異常で理解ができないという評価が適切ではないかと思います。クリス・ロックロボが笑いながら破壊され、とんちんかんな命乞いをするフリークロボが容赦なく溶かされるという残酷ショーのあからさまな異常性だけではありません。デビッドが家族を心を通わせるという、本来は暖かくあるべきシーンからしてすでにおかしいのです。終始無機質な笑顔を浮かべ、気がつけば音もなしに背後に立っているデビッドは文句なしに怖いですよ。あのうざい言動と言い、こいつには一秒たりとも家にいて欲しくないと思える稀有な主人公です。一方、彼と母の愛情を争うこととなる実の子のキャラクターもムチャクチャで、終始意地悪なことか卑怯なことしかしないという、どこぞの安い少女マンガよりもレベルの低い憎まれ役です。そんな彼らが見せるドラマは、かつて子役を使わせると天下一品と言われたスピルバーグのやることとは到底思えないほど稚拙であり、登場人物に感情移入させないようわざと仕向けているのではないかとすら思えます。そもそも本作は天才スピルバーグが誰よりも得意としてきたジャンルであり、普通に撮っていればそれなりにレベルの高い感動作にできたはずです。なのになぜ、あえて自分の得意技を封印してまでこのような出来にしたのか?売れ線から外れてまで一体何がしたかったのか?その見当がまったくつかない、作り手の意図が何も見えないというあたりが何とも怖いですね。キューブリックの真似事をしようとして失敗したのか?自身の残虐性をもはやコントロールできなくなっているのか?家族向けの感動大作を装いながらこれほど残酷で不気味な話を見せてくること自体が、スピルバーグにとって何かの挑戦だったのか?まぁ一から十まで理解不能な映画ですが、これを額面通り感動作と勘違いし、世界で唯一大ヒットさせた日本の観客も理解不能。なんとなくいいものを見た気にさせる見事なラストを除いて、本作に感動できる場面はないように思うのですが、にも関わらず感動作だとありがたがった日本人…。「アルマゲドン」でも思ったのですが、テレビCMで感動作だと言われれば何でも感動作だと思ってしまうほど映画を見る力がないのかなと、最後に何となく感動できれば2時間半の長丁場を耐えてしまえるのかなと、学力低下の影響はこんなところにも出ているのかなと。[映画館(字幕)] 2点(2007-03-26 23:08:14)(笑:1票)

1012.  トップガン 世評をどうしても理解できない映画のひとつ。リアルタイムで見た世代でなくともベストに挙げる者が大勢いる人気作なのですが、私は何度見てもこの映画の面白さがわかりません。私が問題に感じたのは①恋愛、ライバル、友人、コンプレックス等のドラマパートにどれも表面的で深みがないこと、②「トップガン」という設定をまったく活かしていないこと、の2点です。①についてはどれもこれもマンガ並のチンケな話で見ていて恥ずかしくなりました。薄っぺらなトラブルに薄っぺらなセリフでリアクションするということが2時間も延々と繰り返されるのみで何の面白みもありません。欲張っていろんなエピソードを入れるのもいいですが、どれかひとつでも筋の通ったものを作らないと話は空中分解します。その「筋を通ったもの」にすべきだったのが②なわけですが、これができていないのが致命的。主人公は最初から天才パイロットで、素行の悪いのが玉に傷という話なのが基本的によくないような気がします。何の努力もせずに一番でいられる主人公が、プライベートな心の問題でやる気なくしたり元気になったりなんて話は面白くないでしょ。各地のエースパイロットを集めて切磋琢磨させ、最強の中の最強を目指すのがトップガンというエリート訓練コースであるならば、主人公がパイロットとしての腕を磨くことを話の核にもってくるのが常套手段だと思います。ベタですが主人公が挫折の末に努力を重ねてトップを目指し、その周りに恋愛や友人やライバルなどのサブストーリーを据えればゴッタ煮状態の話にも統一感が出たはず。そして泥臭いパイロット修行の後、クライマックスの空中戦ではエリート部隊の圧倒的な強さを見せつけて爽快に締めるという展開にすればよかったんです。なのにトップガンのみなさんはロクに訓練もせずに遊んでばかりで、いざ実戦に出ればさほど不利な情勢でもないのに危機に陥るという体たらく。これだったらトップガンという設定はいらないじゃないですか。よく誉められる空中戦のシーンもそれほどかっこよく感じられず、ダラダラとどうでもいい追いかけっこばっかしよってというのが私の印象。こういうのが記録的な大ヒットになった80年代ってのは本当にいい加減な時代だったんだなと思います。[DVD(字幕)] 2点(2007-02-03 19:05:02)(良:3票)

1013.  サハラに舞う羽根 《ネタバレ》 これはなかなか面白くない映画でしたね。それぞれの登場人物の行動原理が理解不能だったり支離滅裂だったりするので、話にのってあげようにも何を考えながら見ればいいのかサッパリわかりません。友情とは?勇気とは?なんてことを描こうとしたマジメな感動作のはずなのに、各人物の心理や行動が理解しがたいというのは致命的ではないでしょうか。まず、世間に白い目で見られながらも軍隊を除隊したにも関わらず、後に単身でスーダンへ渡った主人公ハリーの心変わりがよくわからないし、当初何の目的があってスーダンへ行ったのかすら不明瞭でした。何の策もなく収容所へ潜り込むに至っては単なる熱血バカにしか見えないし。こんな主人公には感情移入できませんよ。それに輪をかけてわからないのが、ハリーのボディガードとなる原住民の傭兵。ハリーのために何度も命を張ってるわりにそれだけの行為の動機が不明瞭だし、さらには侵略者であるイギリス軍のために奔走までするし。彼は奴隷部族出身で、現地においても差別を受ける身であるという描写があり、それがイギリス側に与する理由になっているとも考えられますが、それにしてもあそこまでの献身ぶりは腑に落ちませんでしたね。あと細かいですが、ハリーを脱走させる時に使った毒薬ありましたよね。一時的に仮死状態になってその後蘇生するアレ。あれはどういう原理の薬なのかが納得できず、なんとも都合のいいアイテムもあるもんだと呆れてしまいました。そして最強なのがヒロインの行動のムチャクチャぶりですね。将軍の息子にして士官学校でも有望株だったハリーとはラブラブだったものの、彼が除隊し一転して不名誉を背負った途端に臆病者と罵り、以後は戦地で英雄となったジャックにラブレターを書くんですね。ハリーを自暴自棄に追い込んだ反省もそこそこに、よりによってそのハリーの親友のジャックに色目使いますかね。さらにさらに、そのジャックが盲目となって帰還するや「ハリーに会いたい」と言い出す始末。ラストではこんな女とハリーが結ばれるわけでして、この締めにどうやって感動すればいいんだって感じです。原作(しかも名作)のある作品だけにご都合主義のストーリーでもいじりづらいという制約があったのはわかりますが、もうちょっと考えて作って欲しい映画でしたね。[DVD(吹替)] 2点(2006-06-24 20:48:18)

1014.  ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン 安い音楽に萎えました。2点(2004-08-05 16:12:07)

1015.  フェア・ゲーム(1995) シンディ・クロフォードがわがままなバカ女で、あまりの不快さに彼女の死を願ってしまいました。あ、それってテロリスト視点じゃん。そう感じた時点でこの映画終わってんじゃん。2点(2004-07-19 00:35:28)(笑:1票)

1016.  スピード2 まさかとは思いますが、これって「沈黙の戦艦」のヒットでボツにされた幻の「ダイ・ハード3」の脚本を流用してません?「ダイ・ハード3」って、本来は豪華クルーズに出かけたマクレーン夫妻が、またしてもテロに巻き込まれる話だったんですよ。2点(2004-07-08 15:38:06)

1017.  スターリングラード(2001) 要するに「プライベート・ライアン」のジャクソン二等兵がやりたかったんでしょ。冒頭のスターリングラード攻防戦の圧倒的なテンション、密度には血がたぎりました。しかしそれ以後の失速ぶりが尋常ではありません。ソ連VSナチスのスナイパー合戦という最高の題材をとってるんだから、ケレン味爆発のバトルアクションか、もしくは「山猫は眠らない」のように超クールな仁義バトルに徹するか、どちらかにすればよかったんですよ。なのにどうでもいいドラマを入れようとするもんだから、結局何がやりたいのかわからなくなってます。スナイパーの描き方もあんまりで、エド・ハリスに先回りされて絶体絶命のジュード・ロー。焦った顔がアップになったかと思うと、次のシーンではスナイパー仲間のいる隠れ家に戻ってるんですよ。「フォーンブース」のコリン・ファレルが見たら泣くでしょうね。これはヨーロッパのインテリ監督に大作を撮らせた制作陣のミスです。レニー・ハーリンにでも撮らせてれば、ひょっとしたらギラーミンの「レマゲン鉄橋」クラスの映画にしたかもしれません。2点(2004-06-16 15:55:27)(良:1票)

1018.  チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 キューバ革命での成功体験に引き摺られたゲバラが、まったく状況の違うボリビアでゲリラの組織化にも革命のための世論形成にも失敗して自滅するという、普通に撮っていればそれなりに面白くなったはずの題材なのですが、これが前作に輪をかけてつまらないというどうしようもない仕上がりとなっています。 全員がひげ面に軍服であるため登場人物の見た目の判別が付きづらい上に、各人物の紹介場面や、観客に印象付けるためのイベントが皆無であるため、名前すらよく分からない人間がタラタラ行軍しているだけという、とんでもない内容となっています。さらには、彼らがどこを目指して行軍しているのかすら定かではなく、映画として最低限の情報すら観客に伝えられていないという体たらく。むしろ、彼らを追い込むボリビア政府軍の効率的な作戦行動の方が見ていて面白いほどで、ソダーバーグは何を考えて本作を撮ったのだろうかと終始不思議で仕方ありませんでした。 前後編合わせて4時間半近い上映時間は拷問に近く、ラストの処刑場面なんて「もういいから早く殺されろよ」と思ったほど。ソダーバーグの映画は二度と見たくないという気にさせられるほどの破壊力のある二部作でした。[インターネット(字幕)] 1点(2017-03-20 21:56:54)《改行有》

1019.  パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 《ネタバレ》 私はこのシリーズとの相性が悪いのですが、そうは言いつつも宣伝につられて映画館に行くこと今回で4回目、シリーズもリセットされて「今回は面白いのでは」という期待と共に足を運んだのですが、前シリーズに輪をかけてつまらなくなっています。アドベンチャー映画なのにムダに長い上映時間、登場人物達の思惑をうまくまとめきれていない脚本、海賊映画であるにも関わらず海の広大さやロマンを感じさせない演出、そうした旧シリーズの欠点がロクに改善されることもなくそのまま引き継がれています。特に問題に感じたのは本作の悪役である黒ひげがあまりに魅力を欠いていたことで、ジャック・スパロウからも恐怖の目で見られる最強の海賊として登場したにも関わらず、劇中での彼の振舞いはあまりにチマチマしたものでした。バルボッサの復讐に遭うことに怯えて生命の泉を探し始めるという何ともチャチな動機にはじまり、冒険の最中もただただジャックに命令するだけで自分では何の活躍もせず、最終的には己の命を守るために実の娘の命を犠牲にしようとする始末。知略に長けているわけでも、人格的に優れているわけでも、剣術に秀でているわけでもなく、やってることは単なる小物。彼の手下のゾンビ達にもロクな見せ場がなく、総じて悪役をうまく動かせていません。また、主人公であるジャック・スパロウの人物像も安定していません。冒頭では仲間を救うために単身ロンドンに乗り込むものの、別の場面ではアッサリと仲間を見捨てる。常に相手を騙そうと振舞いながらも、バルボッサとは素直に共闘する。彼なりのスジというものがまるで見えてこないため、主人公に感情移入することが難しくなっています。さらに本作は見せ場の数が圧倒的に少ないことも気になりました。前半40分は「カットスロート・アイランド」を思わせるホースチェイス等それなりに見せ場もあるのですが、話が本筋に入ってからは見せ場がほとんどなくなってしまいます。「パイレーツ・オブ・カリビアン」を名乗っているにも関わらず海でのアクションは皆無であり、クライマックスも盛り上がりに欠けるチャンバラがちょこっとある程度で、2億ドルとも言われる製作費は一体どこに使われたのかと不思議で仕方ありません。さらには3Dの効果も薄く、それどころか3Dメガネごしに見ると暗すぎる場面も多くあって、せっかくの3D技術もかえってアダになっていました。[映画館(吹替)] 1点(2011-05-22 01:03:50)(良:2票)

1020.  ミッション・トゥ・マーズ それなりに楽しめる場面も幾つかあるし、テンポも悪くない。しかしSF映画として根本的に間違っているという印象です。要は「2001年宇宙の旅」と「未知との遭遇」のミックスなのですが、70年代ならともかく2000年においてこの古臭いネタで直球勝負をかけてくるとはかなりの根性です。この企画、本来はゴア・ヴァービンスキーが監督する予定だったのですが、途中で降板。何でも屋のヴァービンスキーにすら愛想を尽かされた企画なのですから、これは相当なものです。そして監督を引き継いだのが、なんとブライアン・デ・パルマ。デ・パルマがSFを撮るとどうなるのか誰も予想がつかず、もしかしたらそこそこのものを作ってくるのではという期待もあったのですが、フタを開けると最悪の代物に仕上がっていました。残念ながらデ・パルマにはSFを撮るセンスがなかったようで、ビジュアル的な驚きは皆無。宇宙空間の描写では「イベント・ホライゾン」からの拝借が目立ったし、火星の大地はアリゾナの砂漠にしか見えません。クライマックスでは未知へのロマンを感じさせず、目をキラキラさせるゲイリー・シニーズの気持ち悪さのみが際立っていました。本作の後、デ・パルマはハリウッドから見放され、2010年現在に至るまでヨーロッパ資本の力を借りなければ映画を撮れない状態となってしまいました。デ・パルマのキャリアを瀕死にまで追い込んだ破壊力満点の駄作なのです。[DVD(吹替)] 1点(2010-07-07 23:53:01)(笑:1票) (良:1票)

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