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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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101.  プレッジ まずニコルソンありきの映画に思えた。ニコルソンがニコルソンを演じている気がして、う~ん。俳優ショーン・ペンと同じく監督の彼もやりすぎてる感じがして引いてしまった。「長いネタふりのコント」とは【なにわ君】さん(どうも、はじめまして!)上手いこと言いはる。エライひっぱったな~って感じで、ドキドキもするんだけど寸止めっつーか、それが狙いなんだろうけど、いまいち入っていけない様なビミョーな映画でした。それにしてもミッキー・ローク。久々に見たけどさ、愛してたのにさ、嗚呼、時って残酷・・。6点(2004-04-14 11:44:26)(笑:1票)

102.  秘密の花園(1993) 冬の間寂しかった我が家のベランダも、春になって近頃俄然賑やかになって来た。新しく植えた苗もかわいいのだけど、冬の間茶色くてカサカサだった枝からポツポツと生えてくる緑はもっと愛おしい。冬の間ほっぽらかしておいたのに春になれば何度でも再生する、その生命のエネルギーにはすさまじいパワーがある。この映画はそんなエネルギーが奇跡を起こすことをすんなり受入れさせるような作りになっていて、こじんまりとした良い作品だと思う。それにしてもここにレビューされてる方は原作ファンの方が多いようですね。かく言う私も子供の頃大好きで何度も読んだのが「秘密の花園」と「ああ無情」それとアンデルセン童話で、これらの作品は現在の自分の感性に結構影響を与えている気がします。6点(2004-04-14 11:17:19)

103.  ブルックリン最終出口 この映画深夜放映しているのを2回位見た。私はとても好きな映画なんだけどあまり話題にならないね。原作である同名小説は、読んだ事無いけど性や暴力描写の過激さが問題になった事で有名なベストセラー。自分自身の資質と求めるものとの間に大きなギャップを感じている人や愛情を求めながらもどうしても自らブチ壊してしまう性癖を持つ人には結構浸みる、痛い映画だと思う。但しラストの柔らかい光にはかすかな希望があるね。7点(2004-04-13 14:02:52)

104.  マイ・プライベート・アイダホ リバー・フェニックスって私はあまり評価してなかったんだけど、この映画見てビックリした。なんと言う美しさ!なんと言う存在感!なんと言う気高さ!少年と大人の男との絶妙なバランスはまさに奇跡としか言いようが無いッス。しかし人間誰しも道の真ん中でいつまでも立ち止まったり、ましてや眠りこけることなんて許されない。否応なくどこかに向かって進んで行くしかないのよね。終わりの無いパーティもないしね。この映画のリバー・フェニックスを見るとあまりにも完璧で、彼、一歩も動けなくなっちゃったのかなぁって思えた。7点(2004-04-13 13:43:19)

105.  ダイ・ハード 合コンで「一番好きな映画は『ダイハード』」と言われて思わずひいたけど、人気あるのねこの映画。絶え間なく色々壊れたり爆発したりする映画ってとても疲れるし、飽きちゃうんだ。気取ってるワケぢゃなく、マジで。きっとアクション映画が苦手なんだな私、最近気付いた。ギャング映画は大好きなのに。因みに合コンで「ウディ・アレンが好き」って言ったら「ケッ!」って感じで絶対嫌われるよね?フフフ、モチロン言ったことないもんね。4点(2004-04-12 16:48:53)

106.  荒野の決闘 西部劇から連想する派手なガンアクションや男臭さは控えめな作品。原題は「愛しのクレメンタイン」だもんね。アープとクレメンタインがダンスするシーン、好きだな~。アープのちょっと照れたワクワク感が伝わってきてニヤニヤしてしまう。クレメンタインの「女のプライドをご存じ無いのね」って言葉にも「うんうん」なんて頷いて、今度使たろと密かにメモったりして。でも私ならきっとドクに惚れると思う。彼の為に死ぬほどのキャラじゃないし、ましてや一番の女ってガラでも無いから軽く弄ばれて、後々バーのカウンターかどっかのBBSで「実はドクと一時ワケありでさぁ」なんて自慢するくらいが関の山だろうけどね。7点(2004-04-12 14:48:38)(笑:2票) (良:1票)

107.  ロード・トゥ・パーディション 「当たり前過ぎるストーリーを当たり前に撮るのがプロの技なんだよ~」とでも自慢気に言っているかのような作品。終始勿体ぶった雰囲気だけで登場人物達の感情が全然伝わってこない映画だったな。私個人の今最もセクシーな男優ランキング堂々1位のジュード・ロウが出てたので4点。4点(2004-04-12 14:03:56)

108.  日の名残り たまりません。様式美を愛するイギリス好きの私には超ドツボな映画。アンソニー・ホプキンスが執り仕切る優美で洗練された貴族の生活。台所で、食卓で、遊技部屋で、彼が行う様々な仕事にウットリした。BGMがまた素晴らしい(【ともとも】様に同感)。人生の大事な選択って発車のベルが鳴り終わってから扉が閉まるまでの電車のように、ちょっとでも躊躇すれば乗り遅れてしまう。けど、乗ったら乗ったで果たしてそれで良かったのかと自問自答。それでも時は容赦なく過ぎてゆくのだ。この役はアンソニー・ホプキンスにとっての最高傑作だと私は思うなぁ。まさに緩やかに暮れて行く「日の名残り」を存分に味わえる作品。8点(2004-04-05 15:44:31)(良:2票)

109.  ドニー・ダーコ 他の方もおっしゃっているけど、見ながらデビット・リンチっぽいなと思った。或いは村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」とか。但し、やりたい事は分かるけどちょっと消化しきれてない所は残念。SFの形式をとっているけどGOGOのはらひめ様にまったく同感で、私も青春モノとしてこの映画を見た。薄暗い霧の中を彷徨っているかのような10代の頃。誰かに自分を分かって貰いたいと切望しつつも、誰にも分かりっこないと強く確信する、色んな意味での自意識過剰。そして学校という野蛮で残酷な場所に対する復讐心と逃避願望。自分は生きているのか?死んでいるのか?(これは今も時々思う)そんな気持ちを思い出して息苦しくなった。設定が88年と言うことでエコバニ、ニューオーダー、TFF(カバーらしいが?)、デュラン・デュランなど選曲もしょっぱいス。あとウサギのデザインは妙に惹かれる。あれ欲しい。(余談だけどカーター君は吹き替えに慣れてるので別人みたいだったな。)6点(2004-04-05 14:46:28)(良:1票)

110.  パーティ★モンスター 80年代後半から90年代初頭にかけてニューヨークのクラブシーンをリードした<クラブ・キッズ>マイケル・アリグを中心に、当時のゲイカルチャー、ドラッグカルチャー等を描いた実話の映画化。歳がひとつしか違わない彼が生きた時代は、私が生きた時代でもある。映画に出てくる巨大ディスコ「パラディウム」と教会を改造した「ライムライト」にはミーハー根性丸出しでわざわざ行ったことまであるんだ、恥ずかしながら。「空虚である」と考えることさえ拒否した「空虚さ」、悪趣味なゴージャスさ、それがあの時代の雰囲気だったのかも。彼らのハズレぶりには遠く及ばないが、私自身もしゃれにならないバカやってた時期だったし、ノスタルジーや親近感もあって甘い採点を許してこの映画を見たのだが、う~ん、イマイチ。監督のフェイトン・ベイリーとランディ・バルバートはドキュメンタリーで高い評価を得ているようなので、狙いでやってるんだろうが、登場人物達のアップがやたらに多くて疲れる。またマコーレ・カルキン扮するマイケル・アリグの心情に焦点を絞り過ぎているので、彼らがいかに時代にもてはやされたかが伝わってこない気がした。もっとクラブやイベントのシーンを入れてワクワク感を出した方がメリハリあって良かったんじゃないかなぁ。それとイジメられっ子が脚光を浴びてやがて薬漬けってマコーレ・カルキンにピッタリの役っぽいんだけど、なーんか彼にはピンとこなかったスね。但しファッションと マリリン・マンソンの怪演はかなり楽しかったス!5点(2004-04-02 17:19:08)

111.  ロスト・イン・トランスレーション 正直言ってどーってことない映画だった。映画全体を包むどこか気怠い孤独感は確かに見ていてこっちまで寂しい気持ちにさせる。けど、それ以上でもそれ以下でもない。こういう素人っぽい映画は個人的に好きになれない。カルチャー・シーンでもっともクールだと言われる今の東京を外側から見ることはなかなか興味深いが、そのできあいの「ブレード・ランナー」的な描写に頼りすぎているような気がした。思うに英語圏の人は「言葉が通じない」と言うことに、我々日本人以上に恐怖を感じるんじゃないだろうかね(最低限は通じてるじゃん。甘えるんじゃねぇ!)。ところでビル・マーレーがカレオケBOXでニック・ロウ作エルビス・コステロのカバーで有名な「(WHAT'S FUNNY 'BOUT)PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING」を唄ったのには驚いた。そんな渋い曲がカラオケにあるとは、今度唄ってやろう。次に彼が唄ったのがロキシー・ミュージックの「MORE THAN THIS」。これまた渋い。他にもはっぴーえんどの名曲「風をあつめて」や、かのカルトバンドMy Bloody Valentineのケヴィン・シールズが新曲を4曲も提供していたりとサントラは凄いのだ。ソフィア・コッポラって「バージン・スーサイズ」の時もそうだけど、サントラ用の選曲に映画以上に命かけてるなぁ。5点(2004-03-22 11:29:05)《改行有》

112.  ジャニス 伝説の女性シンガー、ジャニス・ジョプリンを追ったドキュメンタリー。インタビュー、レコーディング、ステージのシーンがふんだんに映し出されるこの映画では、ベッド・ミドラー主演「ローズ」のような破綻したジャニスを見ることはない。私は特別ジャニスのファンと言う訳ではないのだが、この映画を見ながら同じ女性として妙に心が痛んだ。ジャニスみたいにあらゆる感情をダイレクトに受け入れてしまう、真っ向勝負の女性を受け止めることができる人は少ない。しかしあきらめることもできない彼女の圧倒的な渇きが、人の心をかき乱すブルースを生み出したのか。ヘロイン中毒だった彼女がオーバードーズで死んだ時は27歳と言う若さだったが、映画の中の彼女は40歳位に見える。大急ぎで駆け抜けた人生だったのだろう。そしてラスト「自由とは失うモノが何もないという事」と軽やかに唄われる「ミー・アンド・ボビー・マギー」には涙が止まらなかった。7点(2004-03-22 11:07:37)(良:1票)

113.  駅馬車(1939) 実は先日恥ずかしながら初めてこの映画を見た。で、見終わって拍手してしまった。これぞ映画の良さが全て詰まった映画じゃなかろうか?赤の他人同士なのに運命を共にすることになるワケありの乗客達の人間模様。風景の広大さとガタガタ揺れる駅馬車の重み。心躍る音楽。存在感のある若きスタージョン・ウェインの銃とロマンス。アパッチ襲撃時の迫力とスピード満点のアクション。そして何よりジョン・フォード映画に流れる人間に対する愛情とその存在に対する力強い肯定に胸が熱くなった。大傑作!10点(2004-03-17 12:42:52)(良:2票)

114.  アバウト・ア・ボーイ 音楽担当のBadly Drawn Boyが好きなバンドなのでサントラだけは持っていたのだけれど、映画は敬遠していた。だって「男版ブリジット・ジョーンズ」なんて言われて見る気するかぁ?しかしまぁ意外と良かった。印税生活の気持ちは分からないけど、私も都会の一人暮らしが長いのでヒュー・グラントの気持ちはわかる気がする。ひとりで居ることに慣れてしまうと例えば家族とかそう言うことに現実感が持てなくなって来るんだなぁ。すーっとそっちに行っちゃうんだから、これはとっても危険なのだ。ラストはお約束ではあるけど、まだまだ予断を許さない感じがさりげなくて良かったし、Badly Drawn Boyの音楽も雰囲気にマッチしていた。それにしてもヒュー・グラント。たまらん!あーゆー男に私は騙され易いのだ。6点(2004-03-17 12:26:18)(良:2票)

115.  チャック・ベリー/ヘイル・ヘイル・ロックンロール チャック・ベリーの60歳を祝うコンサートの模様とそのリハーサル風景を中心に、リトル・リチャードやジェリー・ルイス等様々な証言や映像を交えて彼の歩んできた軌跡を描いたドキュメンタリー。このコンサートの企画はキース・リチャーズで彼自身がバックでギターを担当するのだが、いつもは強面のキースも流石にチャックには頭が上がらない。演奏が悪いと何度もダメ出しされてすっかりふてくされるキースなどキースファンにとっても貴重な映像が楽しめる。この映画によるとチャック・ベリーは基本的にバック・バンドを持たない。自分で航空券やホテルを手配し、ギター1本抱えてツアーを回りバックは地元のバンドを雇うのだ。ブルース・スプリングスティーンの証言によると、ブルースは駆け出しの頃Eストリートバンドとしてチャックの前座をつとめたことがあるらしい。その際ついでにバックバンドを申し出たのだが、チャック・ベリーはいつまで経っても現れず結局リハーサル無しでいきなり本番へ。「ヘイ、チャック。どの曲をやるんだい?」と聞くとチャックは「チャック・ベリーの曲さ」と言っていきなり演奏を始めた。大慌てのスプリングスティーン達はオールディーズに詳しいメンバーのお陰でなんとかその場を乗り切ったとか。う~ん、かっこいい!ロックンロール万歳!7点(2004-03-15 12:30:33)

116.  ボギー!俺も男だ 私が初めて見たアレン映画がこれだった。TV&吹き替えだったけど、「なんて面白い人なんだろう」と思って以来ウディ・アレンのファンなのだ。この映画でちょっと好きなのはアレンの友人トニー・ロバーツのキャラで、為替のディーラーかなにかをやってる彼が何処に行っても先ずは電話を探して自分の居場所を会社?に連絡する様が結構おかしい。因みに私はウディ・アレンという俳優を男としても好きなんだな。チビでハゲで被害妄想癖がありいつもブツブツ文句を垂れる男。そんな男が何故好きなのか自分でも良く分からない。けど、そうやって世の中って成り立っているのかもね。7点(2004-03-04 13:35:24)

117.  ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー えっ?これ映画すか?今にして思えばこのツアーはストーンズにとってターニングポイントだったように感じますね。それまでのダーティーなイメージからお茶の間のバンドになったと言うか。しかしステージに飛び込んで来た客をギターでぶん殴ろうとするキースは相変わらずっちゅーか惚れます。6点(2004-02-20 15:15:15)

118.  25時(2002) 誰にとっても人生は一度きりだ。昨今簡単に「自爆テロ」とまるで新しい爆弾の一種かなにかのように言われるが、自爆する人にとってもたった一度の人生。その決意は並々ならぬものがあったろうし、彼らにその決意をさせたのは「神」ではなく「人間」なのだと言うことを理解しなければ問題の解決とは程遠い。なので【veryautumn】さんの意見は全くもっともで、私も9.11について語られる時いつも気にかかることだ。しかしこの映画については【?すぺるま代表取締役社長】さんの「社会派ではなく1本の映画として完成度が高い」と言う意見に同意する。これはニューヨークを舞台に描かれたベニオフの原作にスパイク・リーが非常に個人的な感情を織り交ぜて作った映画だと思う。他人をヤク中にした金でゴージャスな暮らしをしてきたモンティ、その金で高価な買い物をするナチュレル、分かっていながら傍観者でしかなかったジェイコブとフランク。モンティと彼にまつわる人々の一度きりの人生が失われた原因は、彼ら自身にあるのだという真実をスパイク・リーは提示し続ける。その上での圧倒的な喪失感、そして再生への希望。ビート詩人がポエトリー・リーディングをしているかのようなこの映画での「スパイク・リーの復活」を素直に喜びたい。 8点(2004-02-16 12:02:32)(良:3票) 《改行有》

119.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 原作にかなり思い入れがあるので評価が難しい。なんと言っても原作は「20世紀で最も重要な文学」なのだから相手が悪い。それでもよくもこれだけのモノを作ったものよと感心した。その根性に7点。特に映像の素晴らしさには目を見張った。ただ、個人的に(「二つの塔」のレビューにも書いたが)私はこの物語を「人が自分のやるべきことをやる。その大切さと難しさ」がテーマだと思っているのでアラゴルンの描き方は少し不満だった。彼には最初(「旅の仲間」)からもっと王としての誇りと自覚、並々ならぬ決意を持っていて欲しかった。王としての証である折れたる剣「アンデュリル」を手にとることを彼が躊躇うなど考えられん(だいたい鍛え直されるのが遅い!)。彼にリーダーシップが足りない為にガンダルフが出しゃばり過ぎて、何から何まで魔法使いに指示される始末。挙げ句あの杖でボカスカ殴って戦うという変なツッコミ所を提供するに至った。<以降原作のネタバレ>因みに「サルーマンはどうした?」と色んな人に聞かれたので一言。フロド達一行が故郷に帰るとゴロツキを集めたサルーマンに乗っ取られホビット庄はめちゃめちゃにされていた。そこで今や立派な戦士であるメリーとピピンを中心に住民が蜂起して故郷を奪回、サルーマンは家来だった「蛇の舌」に殺されるという哀れな最期を迎えるのだった。  <追記>やっぱ時間たってみて自分の中に何も残ってないから点数下げます。フロドに対する世間の評価を低くさせてしまったピーター・ジャクソンとは考え方の相違を強く感じる。6点(2004-02-16 11:29:50)

120.  シービスケット 《ネタバレ》 原作を読んでいるので自動的に脳内補完して見てしまった。なので純粋な映画評ではないとの批判があれば甘んじて受け入れます。急がず、ズルせず、とても誠実に作られたこの映画からは足下から沸き上がるような力強さを感じた。前半が長いとの批判が多いようだが、背景をある程度描かなければこの映画は「競走馬でいかに成功したか」と言うスポ根映画の印象が強くなってしまうのではないだろうか?そう言う描き方もアリだと思うが、私はこの物語を異なる人生が交わる事によって生まれた奇跡、諦めなければ人生にはセカンドチャンスの可能性があるという人生賛歌として受け止めているので前半部分は不可欠だったと思う。確かに限界までエピソードを削ぎ落としているので説明不足の感は否めない。しかしジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、トビー・マグワイアの演技からは登場人物達の人生を想像させるような説得力があり、説明不足のかなりの部分を補っているように思う。ウイリアム・メイシーのキャラも良いスパイスになっている。因みにシービスケットはハワードの牧場でのんびりと余生を過ごし静かに死んだ。ハワードは牧場にシービスケットを埋めたが、(あれ程シービスケットをアピールするこに必死だった彼なのに)家族以外の誰にもその場所を教えなかった。エンドクレジットを見ながら私の頭の中にはそんな原作のラストシーンが浮かび上がっていた。これってやっぱり反則かな・・。9点(2004-02-09 13:50:49)(良:5票)

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