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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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101.  ゾンビランド 《ネタバレ》 冒頭からタイトル部分がスローモーションでゾンビに襲われる人間達をコミカルに描くが、ロゴの演出などやたらスタイリッシュ、この部分が抜群である このタイトルだけで自分は完全にやられた 掴みとしては完璧と言える その後も主人公の新ルールがゲーム風のロゴで描かれていて楽しい へたれの主人公とイケイケマッチョのカーボーイのコンビは絶妙だ この主人公じゃなければこの映画いたって普通だった チームが誰も死なないのも良い この手の映画でハッピーエンドなのも以外でいい けなす所が無い傑作ゾンビコメディ 続編が見たいと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-02 22:35:47)

102.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 再見したせいか一回目ほど面白くなかった 最初に見た時はかなり新鮮な面白さを感じたんだが したがってちょっと辛めな点数だと思う モキュメンタリーは総じて始まりが退屈だがやっぱりちょっと佳境に入るまでが長い お別れビデオの上書きされたテープの幸せな部分が要所要所に出てくるのが印象的だ あまり劇的に人が死なないのはリアルでなかなかいい ちびモンスターは結構弱いのに、でかモンスターが軍が制圧出来ないほど強い描写がまったくないのは不満だ なのでホラー映画お得意の街ごと吹き飛ばす作戦に移行するリアリティが無い 街ごと吹き飛ばすエンディングはもういい加減あきたが、最後にサイレンが聞こえたら危険範囲なのがわかる展開はゲームぽくておもしろいと思った 「あーあ鳴っちゃったよ」的な感じか(笑) エンディングが二人の幸せな最後の一日の、ヒロインの幸せな一言で終わるのは秀逸だ モキュメンタリー物の秀作といってもいいだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:30:08)

103.  死霊のはらわた(1981) 《ネタバレ》 サム・ライミデビュー作でスプラッター・ブームの先駆けで記念碑的作品という意味以外あまりないと思った スプラッター表現の中にクレイアニメのような手法があって「鉄男」とかに影響したのではないだろうか スラップスティックな展開も「鉄男」ぽい気がする この後でいろんな作品にオマージュされたのではないか 触手が女を犯すみたいな表現もこれ以前では見た事が無いが今ではエロアニメのカテゴリーとして確立している とにかくサムライミがメチャメチャやる映画なのでディテールなんかどうでもいいじゃん的な感じ パイオニアとしてはリスペクト出来るが、反面今では普通の表現ばかりなので今見ると結構退屈 お話も主人公以外皆意味なく悪霊になるし、もっとも危険だと思われる森へ逃げ込んではやられるの繰り返し 魔封じの剣らしき物が出てくるが刺しても余り効果無し 伏線ぽいプレゼントのルーペのペンダントもルーペである必要がなかった チェンソーが出てくるもまったく切らないのはちょっと出してみました的なギャグなのか 権威主義のホラーマニアのみ賞賛する傑作としか言う言葉が無い[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-02 22:25:46)

104.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 中盤ぐらいまではオリジナルのイメージを継承しつつオリジナルで少なかった人間ドラマが描かれている 登場人物もかなり多くて飽きない しかしショッピングモールで消費するわけじゃ無いので前作のようにショッピングモールじゃないといけない理由がない 事件が起こった翌日からすでに追いつめられているがゾンビの脇目も振らないダッシュぶりからするとしかたがないか でもあまりにも簡単にパニックを起こすのはリアル感を著しく削ぐ まず事件が起こったその日のうちにモールの警備員が逃げてきた人達と一悶着なんていくらなんでも疑心暗鬼が早すぎる、普通もう少し助け合うだろ そのわりに噛まれたらまだピンピンしてる間に射殺を決めるとか判断早すぎ 若い黒人が、ゾンビになった奥さんを撃ったばぁさんを撃つとかもバカすぎる 犬を助けに行って勝手に窮地に陥る若い娘もバカすぎてリアル感皆無 しかもその娘を皆で助けに行くぐらいなら最初から犬なんか使わないで皆で行けばいいはずだ だんだんと仲間を失うがほとんどバカだから死んだというべきだ ゾンビは早くて強いがそれにしてもパニックで死にすぎる バスで脱出する時もゾンビが居る訳でも無いのにトチ狂ってバスの中でチェンソー振り回して仲間を切った結果、バスがひっくり返って走行不能とか、とにかくバカのてんこ盛り 畳込む様にここまで連発されるともうスラプスティックギャグだ エンディングもやっぱり救いが無いが、そもそもショッピングモールを捨てて島に行こうとした理由がよくわからない そう言った面ではリアリティからするとオリジナルの方がずっとマシだった しかし映画自体はオリジナルよりも完全にエンターティメントに振れていておもしろくなっていると思った[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:22:21)

105.  ゾンビ/ディレクターズカット完全版 《ネタバレ》 140分のDC版を見る さすがに140分は長いかな 長いからといってさほど人間ドラマがあるわけじゃ無く、消費社会の風刺が延々と描かれる 最近のゾンビ映画に比べるとメインキャストがなかなかゾンビに齧られない 途中からいい気になってキャッホー状態の死亡フラグ出まくりの奴もなかなか齧られなくて焼きもきさせられる この辺のタメが演出ならば見事にイライラさせられた ヘリのパイロットのへたれぶりもイライラさせるが、巨大ショッピングモールにヘリで乗り付けて好き放題みたいなのは今見ても十分おもしろい ゾンビはめちゃ鈍いのにたびたび窮地に陥るのはちょっと嘘くさい 総じてゾンビ映画はゾンビが近づくのに気が付かなさすぎ もっとやすやすと攻略したりするほうが珍しくておもしろいんじゃないか でもパイオニアだからしかたないのか すれ違いながらどんどん頭をふっとばしながら歩くとか、かっこいいじゃないか 以外にノロノロゾンビを簡単に攻略する映画が無いのは何故だろう もっとゾンビを制圧する作戦とか暴走族を迎え撃つ準備とか見たかった 途中で登場人物が「地獄が溢れた」みたいな言い方をするがいろんな映画でこのセリフを聞いた気がする ゾンビのメイクは今よりだいぶ地味だ[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:17:51)

106.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 音楽の使い方とか効果音とかが旧き良きアニメって感じ 往年のWBアニメ「トムとジェリー」を思い出す 絵も美しい名作アニメの血統を感じる 反面古くさく幼稚 盛り上がりにかける ロボットは無骨なデザインだが表情ゆたかでかわいい ラピュタのロボット兵にイメージがそっくりだ FBIかCIAのエージェントらしき男が最後までイライラさせる エンディングは感動的だが完全に予定調和 あまりにも王道でおもしろさにかけるがハッピーエンドなので良しとしよう  評判が良かったので期待したが、思ったより普通で期待した程面白く無かった印象だ[DVD(字幕)] 7点(2014-01-27 21:45:24)

107.  デッドガール 《ネタバレ》 ちょっと毛色の変わったゾンビ映画 あるいはバカばかり出てくる青春映画か ちょっとだらだらとした展開でメリハリがない あと20分ぐらい短くなるんじゃないか そのほうが退屈しないで見れた あいかわらずアメリカの高校生はバカばっかりで始まって5分で「こいつら皆んな死ね」って思った まぁ最終的にはあらかた死ぬんでいいんだけど(笑) 流し目のキモい主人公は生き残ってさらにキモさを増す 映画的には途中で筋肉バカな高校生が乱入するぐらいでたいした事はおこらない もう少し何か事件が起こらないと間がもたないな 犬が食われる所とガススタンドで拉致しようとした女がバカ強かった所はおもしろかった しかし全体的にはコンセプトを含め悪くなかったと思う 国産のミスゾンビとかよりはずっとマシだと思った[DVD(字幕)] 7点(2014-01-27 21:42:14)

108.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 前作はあれこれ欲張りすぎな上にスケールがちっちゃくていまいちだった 今回は完全にクリーチャー物として作られている 前回は悪魔的な人物としてのキャラづけがされてたが、今回はエイリアンのような動物的なモンスターである この辺はむしろ意外でちょっとつまらなかった 悪魔の風貌はフレディに似ているので、人間的な肉付けがされてるとキャラとして立ったのに、何故さほど人格を感じさせないクリーチャーとして描いてしまったのか 前半は襲われる高校生達がたやすくパニックをおこして、全員が勝手にわめきちらしてイライラさせる ほんとにどいつもこいつもバカばかりで、こいつらみんな死んでもかまわないみたいに思っていたら案の定、全員に死亡フラグが立つという珍しい展開になるが、見てるこちらのイライラはかなりピークに まぁ、狙いかもしれないが狙いだったらまんまと乗せられたというべきか 終盤、捕鯨銛みたいなものを車につけた親父がかなりいい戦い振りを披露して盛り上げてくれる この辺の展開は結構おもしろかった しかし全体的には前作に比べるとかなり面白くなっている ラストも予想どうりのオチだか悪くない[DVD(字幕)] 7点(2014-01-27 21:37:59)

109.  リンカーン 《ネタバレ》 地味な映画 決して悪いわけではないが2時間半はちょっと長いかな リンカーンの人となりがよくわかる 南北戦争の終盤に奴隷解放の憲法改訂するまでをメインに描く 冒頭に凄まじい戦争シーンが描かれるがほとんど肉弾戦、現在の戦闘とはまったく違う 以後、見栄えのするアクションとか最後の直接的な暗殺シーンとかはまったく描かれないのでその辺を期待すると完全に裏切られる トミー・リー・ジョーンズ(スティーブンス議員)が奴隷解放急進派の政治家を好演していて、こいつはただの宇宙人じゃなかったと思い知らされる あくまでもかたくなに黒人の開放を求めて、なおかつ完全な黒人の人権をも求めるスティーブンス議員が、自分の信念を曲げてでも、とりあえず法の下でのみ人間が平等であると議会で発言するところはなかなかいい 最後に開放事案が通って議定書を家に持ち帰ったら奥さんが黒人だったという落ちは感動的だ リンカーン夫人にサリー・フィールドがキャスティングされてたがもうおばあちゃんでびっくりした 全体的には悪くなかったがもう少しエンターティメントに依ってくれないともう一度見る気にはならないかもしれないな[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-27 21:32:42)

110.  バベル 《ネタバレ》 冒頭ブラピの奥さん役のケイト・ブランシェットが結構いやな女ぽくってちょっとやだなと思ってたら、日本パートでは菊地凛子がさらにいやなネーチャンでちょっと感情移入が難しい感じになってしまった この二人の描き方がもう少し感じがよければこの映画がもっと面白かったと思った しかし菊地凛子はなかなかの熱演で私の好き嫌いの問題であることははっきりわかっている 菊地凛子扮する千恵子は完全に病気で普通はあんな高校生は存在しないと断言できる その辺もちょっとやりすぎだと思ったリアリティを損なう 日本パートでは、こじゃれたカフェで定食みたいな物を食べてるのも変だった 物語は「風が吹けば桶屋が儲かる」的な無常観たっぷりの傑作だと思う しかし「バベル」と言うタイトルはピンとこなかったな、テーマの言葉の壁とかも感じなかった 有るのは無常観 3つの場所で起こった出来事をある程度時系列を無視して描く手法は見事だ モロッコのパートではあいかわらずわがままなアメリカ人が集まってイライラさせる 原因となるモロッコのくそガキ達もバカな行動ばかりしてイライラに拍車をかけた メキシコパートも同じく考えなく自己中心的な登場人物だからこそのトラブルで「クロッシング」を彷佛とさせて無常観をあおる 役所広司が元凶のライフル銃をガイドにやる過程は描かれないし、菊地凛子が刑事に渡したメモの内容もわからないが、刑事がメモを読んだ時のやるせない表情は心に残った 日本映画ならどちらも印象的に描いただろうな 日本映画は何でも説明しすぎるから 物語のキーになる刑事のメモの内容を刑事の表情だけで推測させる手法は非常に大胆だ しかしブラピの電話だけはアメリカ側と時間をおいてモロッコ側からも全く同じ会話だが違う視点で2度描かれる、しかし実は二度目のモロッコからの電話は奥さん危篤の窮地に追い込まれていた ここはうまいと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-27 21:24:02)

111.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 フルメタル・ジャケットとは硬い金属で被甲された弾丸のこと通常は無垢の鉛、柔らかい金属だと着弾のダメージが大きい(体内で破裂する) 被甲弾は戦争用である フルメタルは強力だと思っている人が多いと思うが実は反対で被甲されてると貫通力が高いので兵士の戦闘能力だけを奪う人道的(!)な弾丸である そういう意味では非情に深い良いタイトルだ 海兵隊の訓練所のパートと実際の戦闘と二部仕立てになっている 訓練パートで出てくる教官は強烈 いじめられるデブ新兵もなかなかイイ トイレにしきりが無いのはびっくり今もそうなのだろうか? 訓練パートのラストは衝撃的だ 訓練のためにあえて憎まれ役になる軍曹は可哀想だった この軍曹という階級が常に報われない職業であることをすべてのアメリカ人は知っているが、それを見る私達が知っているか否かによってこの物語の捉え方がまるで異なるであろう ベトナムパートではムービースタッフが戦場の兵士にインタビューをして戦闘シーンを「サーフィン・バード」(往年のクラシックロック)に乗せて長回しで撮るシーンがあるが音楽も含めて忘れ難い名シーンだと思う ヘリで無差別に地上を騎射するシーンなど衝撃的だが常にドライ ラストシーンもミッキーマウスの歌を歌いながらの進軍とかスラプスティックな狂気を感じさせる ベトナムだけど市街戦なのはハートロッカーなどでもパクられているとおもった、それだけ名作だということか 言葉が汚い、さすが米語あらためて英語って汚い言葉のオンパレードだな 戸田奈津子が訳したらちっとも面白くないだろう(笑) ラストは主人公が撃たれた少女狙撃手に執着するのに若干の違和感を感じたが、その少女娼婦との濡れ場がカットされたと言う話を聞いてなるほどと思った それならば濡れ場があった方がラストシーンがわかりやすかっただろう[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-27 21:20:53)(良:1票)

112.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 ヒロインのスージーがめちゃキュート 彼女のイメージビデオと化してる所も多々あるが映像はさすが「ロードオブザリング」の監督だけあって素晴らしい しかしストーリーに納得できない所が多すぎる 箇条書きすると、序盤、誰が犯人なのかバレてるのに犯人の顔をちゃんと写さないことに意味が無い事 犯人を父親が特定する過程がほとんど謎、ただ気に入らない奴ということか 父親が半殺しに合う理由がない 存在感があるわりに祖母の存在意義がまったくない、ただの迷彩なのか 母親が家を出て行く理由が希薄 いかにもキーマンな感じで登場するスピリチュアルな友人は犯人特定になんの役にもたたず、最後の最後に憧れの彼とキスするためだけに存在する 復讐よりも彼とのキスを選んだみたいな所はわかるが、それまでミステリーの大きな伏線のように描かれていて納得いかないな ラストの金庫を転がすシーンはあれだけ尺をとってそのまま埋められるなんて!と怒りが湧いて来た 伏線ぽく出て来るスージーのブレスレットは家の飾りだけを残し捨てられるが残した家の飾りはどうなったのか完全に投げっぱなし あんなにアップにされたのに、普通これが犯人特定の決め手になる展開だろう スージーの妹を狙った計画のための準備シーンとかただ計画しただけなのか?これも投げっぱなし、ミステリーっぽい伏線はまったく回収されない ことごとくこちらの期待を裏切る演出はどういう効果を狙っているのか 肝心の犯人は逃げ延びるとかなんなんだ 最後は崖から落ちて死ぬとかカタルシスが激落ちだ ハラが立って仕方が無かった しかしエンディングで、この世に未練を残した女の子達が超美しい黄金の畑に集まってきて、ヒロインが泣きながら「キレイ」っていうと隣の友達が「当然よ」と答えて、すかさずちっちゃい少女が「天国だぁー」と叫ぶラストシーンではからずも涙腺が崩壊してしまった あれは反則だ[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-27 21:17:53)

113.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 輸入Blu-ray英語字幕で見る 前作同様グロシーンがあるが良く言えば前作ほど悪趣味じゃない 悪く言うと前作ほどのインパクトに欠ける 邦題をジャスティス・フォーエバーとしたのが判る気がする、いたって直球のヒーロー映画になっている ヒット・ガールが大きくなっていてキック・アスも充分強く、オタクの等身大ヒーローがだんだんと強くなっていく話では無くなっているのがちょっと残念だった キック・アスにはもう一段強くなって欲しかったが人間的にも真のヒーローに成長する話になっている 登場人物が格段に増えてその分キック・アスとヒット・ガールの話が薄くなっている オタク仲間のデブまで仲間になっているのはサービスしすぎか 前半クロエがヒット・ガールをやめセレブ女達のチームに入る為のオーディションを受けるぐらいまではかなり面白い 以降ヒット・ガールを封印するとちょっと中弛むのはやはりクロエの映画だなって思った 対するギャング団はやたらチンケで狙いはわかるがマザー・ロシア以外のキャラに魅力が無い ギャングのボスと叔父の絡みでボスの腹心が殺される話とか、印象的なエピソードの割には投げっぱなしなのが気になった ギャングのボスもザコ感たっぷりで笑えるが、その分勝った時のカタルシスがまったく無いのはちょっとなぁ エンディング後のおまけ映像で続編がありそうだが、この次はキック・アスとヒット・ガールがコンビの話がメインの映画が見たい[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-22 13:02:10)(良:1票)

114.  ヘルレイザー2 《ネタバレ》 一作目に続けて見た 冒頭、一作目のダイジェストから始まる 続けて見たせいもあるだろうが、この部分は完全に蛇足感がある その後の展開は前作とかなりイメージが違うので前作のイメージを引きずる必要もないしむしろ無いほうが良かった 一作目と違ってかなり不条理な展開 地獄の中が描かれる 前作の不満だった描かれなかった快楽の部分も少しだけ描かれていたがほんのちょっとだ 明らかに危険なパズルボックスを進んで求めてなおかつ開くという展開は必然性にかけるが、地獄の世界観はまぁまぁだ この展開なら大林宣彦の『HOUSE ハウス』のほうがはるかに上だ 『HOUSE ハウス』が77年なのでこれを見て無ければもうちょっと点が良かったかも パズルの得意な少女がバズルボックスを閉じる重要な役割をするが、パズル自体が余り難しそうじゃないので天才的少女の存在にあまり必然性がないんじゃないか ピンヘッド達魔導士も以外に弱くて飛んでくるチェーンの釣り針さえなんとかすれば銃乱射ぐらいでなんとかなるんじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-19 23:27:45)

115.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 モキュメンタリーの原点 すべてはこの作品から始まった記念碑的映画 当時ビデオで見た記憶があるがただのホラーとして見た POVとか当時聞いた事も無いし、映画自体は結構話題だったので最初からハードルが高かったせいか、てんで面白くないと思ったが今回見直すとそれなりに面白かった 恐怖演出は徹底的に抑えられている、そのせいで当時はものたらなかったんだろうな テントの中でパニックを起こして逃げるシーンは地味すぎて何に逃げてるのかすら判らなかったが、リアルに怖い時はこんなものかもしれない 現在のモキュメンタリーに比べるとかなりリアル 見直すと結構新鮮だった それにしてもアメリカ人はすぐにパニックを起こすな 後、モキュメンタリーの特徴だが罵る言葉多すぎ 英語って罵ってばかりの言葉だな エンディングは不気味だけどやはり特に怖くはない なにかを見て呆然とたたずむ男の後ろ姿に「ふぎゃあ!」と倒れる女 なんのこっちゃ?だけど不気味さはあるのでいいんじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 23:06:39)

116.  エビデンス -第6地区- 《ネタバレ》 非常に惜しい作品 エンドロールのぐだぐだ感が無ければ8点ぐらいやってもいいと思った 冒頭キャンプのドキュメンタリーを撮ると言いながら食料を買うシーンとか、作るとか、道具を用意するとかがまるで描かれない モキュメンタリーはその辺のリアルさを損なうとかなりつまらなくなる ずっとカメラを回すだけの必然性をここで描くべきなのだ なのでただのバカップル二人組のくだらないやりとりが退屈 しかし物語がいきなり佳境に入る しかもただ逃げるだけの展開だがモンスターの襲撃から変な施設、謎の狂人、謎の助っ人、何故か一緒に逃げる女とか逃げながらも話が二転三転する、しかも走り続けだから休む暇もない 何が起こってるのか考える暇もなく、次々と起こる展開に画面にくぎづけにさせる演出は見事としか言いようが無い ただ惜しいのはラストで突然現れたヘリに救出された後、こちらは物語がまだオチる前であると思っているがすでにエンドロールが始まっている しかも話が続いてるっぽい 見ているこちらは物語のラストが語られると思っている ヘリで脱出した後ですべての謎が解けるエンディングがあると思うじゃない しかしなにも語られない、つまり物語がオチナイ。 落ちないラストがいけないと言うわけじゃなく、もしもオチの無い話なら最後にスパッと終わらせるべき そこまではジェットコースタームービーなのだから「はぁー!」という大きな息を吐いて終わりに出来たのに 長いスタッフロールの間中ぐだぐだとオチを探して見続けるしかない、そして何も語られぬままいきなり終わる こちらは「はぁー!」ではなく「はぁ?」である めちゃめちゃカタルシスを下げる演出でこのラストじゃなければかなり面白かったと断言できる[DVD(字幕)] 7点(2014-01-19 22:54:20)

117.  ディヴァイド 《ネタバレ》 以外に骨太なSF ちょっとびっくりした もっと軽いB級映画かと思ったら徹底的な極限状態を描いた密室劇 終わってみれば食べ物や水なども充分に有ったので仲良くやれば皆で生き残れたのかもしれないな まぁそれじゃあ映画にならないか 序盤は何だか判らないが、密室にわがままなアメリカ人を閉じ込めたら皆でパニックを起こしてイライラさせる展開になる映画かと思ったが、なんのなんの、うるさい子供はとっとと死んじまうし、母親は男たちの慰み者だし、全員に放射能障害が出始めるわ、グループの中でも比較的マシな若者はへたれに誤射されるわ、ヒロインらしき美人は皆を見捨てて最後に一人で逃げるが外も放射能の灰が降る地獄と化した街だった 本当にここまで救いのない映画も珍しい、落ち込むわぁ[DVD(字幕)] 8点(2014-01-19 22:48:45)

118.  エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 いろいろな事が都合のいい映画 長いドラマのダイジェストを見ているようだ いろんなディテールが端折られている感じ ドラゴンの小さい時の話がもっと見たかったのにあっと言う間に成長する ヒロインの毒もいつの間にか直ってる 主人公もいつの間にか強くなってる 余り理由無く強い敵 予定された進行から一歩もはずれないストーリーはまったく面白みにかける CGの面白さだけで引っ張る映画だった[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-19 22:44:30)

119.  パラノーマル・アクティビティ3 《ネタバレ》 シリーズ三作目 今回が一番面白いと感じた 一作目からだんだんと時代が巻き戻って謎を解き明かして行く作りになっているのは面白い 今作は一作目のヒロインのケイティの子供時代 祖母が事の発端だと判る作りになっている 冒頭、一作目からキーワードとして使われているケイティの子供の頃の写真を撮る場面があって「ああ、これか」と思わせるのはうまい演出だ 回をかさねるごとにカメラの撮り方に工夫がみられて、今回は扇風機を改造した首振りカメラが登場 これがなかなかいい怖さを演出している 首振り途中で部屋の奥に小さく白い物が「あれ?あんな物あったけな」と思ったら画面から切れる、又戻ってみると今度は何もない、さらに首が振れると、シーツをかぶった人が!みたいな。 小さな少女も二人いて不気味さを増していると思った 妹のクリスティはトビーのお気に入りな感じだが前作では簡単に殺されているのは違和感がある ランタイムも短めで従ってなにもおこらない時間も短くて退屈しない あいかわらず起こる事は結構深刻で笑い事じゃないのでもっとちゃんと対処しろと思う これだけ続くと続けて見た方が絶対に面白いが単体でも見られるような作りになっているのは中々だ しかしそろそろ完結するべきじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 22:40:18)(良:1票)

120.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 シリーズ二作目 一作目の直前の話 一作目のヒロインのケイティの謎が語られる 基本的な悪魔?の謎は残るがケイティに何故悪魔が取り憑いたのかが判るようになっている 結果ケイティはもらい事故のようなものか?少しかわいそうだ 今作は前作よりさらになにもおこらない カメラの数が増えて表現のバリエーションが増えるが定点カメラ以外の視点は少し不自然かも さらに監視カメラの映像を再生する場面が殆ど無いのは前作とだいぶ違うな プールの自動掃除機のシーンが不気味な印象をともなってたびたび出るが結局何もおこらなかった しかし件の掃除機の使い方は思わせぶりだが中々不気味だ 一作目のファーストシーンに繋がるラストはまあまあいいかな やはりかなり好き嫌いがある作品だと思う 前作は見ていた方がいいし、「怖さがすべて」のオーディエンスには不向きだ モキュメンタリー好きなら普通に面白いと思う なによりも最も長く描かれるのは家族の何気ない日常なので、これを楽しめなければ結構つらいだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-19 22:36:51)(良:1票)

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