みんなのシネマレビュー
にょろぞうさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 380
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678
投稿日付順12345678
変更日付順12345678

101.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 増上寺の隣がアキバだったり、上野から北じゃ無く南に向けて新幹線に乗ったり、長崎と東京が車ですぐだったり、日本の地理がめちゃめちゃなのはまぁご愛嬌でいいだろう 季節が夏なのか冬なのかわからないのもまぁいいか 相変わらず日本の風情が、外人の好きな007的日本から一歩も進化していないのも許す インテリアが所々中国なのも見なかった事にする しかし名の知れた日本人キャストが真田広之のみなのは許し難い ヒロインのTAOは全然しらんし へんてこな日本語を話す見た事無い役者ばかりなのはしらける こんな風だから日本らしさがまったく無かったんだろうな 小川直也、ちらっと出るが瞬殺(笑) この手の映画を見ていつも思うんだけど何故日本人の文化監修者を設けないのだらうか ストーリーも何が何だかわからないという以前に、有って無い様なものか 誰が敵で、なんで戦ってるのかもいまひとつ必然性のある理由にかける ヒロインもいきなりローガン(ウルヴァリン)と仲良くなって、その辺の尻の軽いバカねーちゃんみたいに見えた VFXもよかったのは冒頭の長崎に原爆が落ちるところだけ ラストのサムライロボットは完全に外人向けサービスで、オチもまったくひねりが無く、退屈するぎりぎりのところだった[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-24 16:06:18)(良:1票)

102.  死霊館 《ネタバレ》 ジェームズ・ワンの前作「インシディアス」の焼き直しだと思った 不可思議な事象が起こる家に心霊現象解明のプロ達が集まって家族を救うところもまったく同じ インシディアスで不満だった所が解消されている まず家の中で起こる不気味な出来事 インシディアスでは街中の昼間の瀟洒な家の中で怖さがほとんど無かった 今作は森の中の古い洋館だ 佇まいそのものがすでに不気味 悪霊の出番も最小限でインシディアスのディズニーランドのような大騒ぎの悪魔は鳴りを潜めた 「インシディアス」は悪魔というよりはモンスター映画だった 冒頭今作とまったく関係ない人形の話で始まり、これが結構怖くてつかみとしてはバツグンだ しかも主人公二人のプロフィールを兼ねているのはうまい作りだ この主人公のエピソードの話とメインのトラックドライバーの家族の話が別々に同時進行で語られるが、二つの話が結ばれる所にもうひとつひねりがあるとよかった 主人公の妻の深刻な精神的障害もほとんど語られないので映画に深みが無い 実話ベースらしいのでこの辺の夫婦の葛藤があると映画にリアルさが出たのに しかし、この手の映画で人が死なないのは逆に斬新だ エンディングもホラー映画にありがちな、それまでの主人公の努力を台無しにするバッドエンドじゃなかったことも評価できる[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-24 15:59:41)

103.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 トム・サヴィーニの手によるリメイク オリジナルよりも登場人物のイライラ感は少ない 勿論これは、褒め言葉では無い その分すべてのイライラ感を地下のハゲオヤジが引き受けた この辺のイライラさせるキャストはオリジナルを踏襲したものだがオリジナルの方がずっと巧い しかし22年も経っているのでストーリーはこなれててテンポもよく、オリジナルよりも見やすい ほぼ同じ脚本なのでホラー映画に多いご都合主義の破綻もなく映画としてはオリジナルより面白いと感じた しかし冒頭の墓地のシーンからメインの屋敷、ラストの生き残ったバカ人間達のキャンプまでそっくりのイメージ作りはオリジナルをオマージュしすぎて新しさをまったく感じない もう少しリメイクならではの部分がほしかった ラストのオチも完全に読めるのでカタルシス不足 もっとハゲオヤジを苦しませて退治してもよかったんじゃないか オリジナルを越えているとは全然思わないが、オリジナルよりエンターティメントに振れているのは確かだと思う[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-24 15:54:04)

104.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 真面目に作った実写版エバァもどきか ガジェットは素晴らしい スーツをコクピットに固定するディテールとか、ドアが閉まった時のロックポールの動きとか、イェーガーが動き始めた時の各部のディテールが日本のロボットアニメの基本を踏襲している ヲタク達が絶賛するはずだな 日本や香港の町並みでの戦闘は凄い ホレボレとしてしまう でもメインのイェーガーがいかにもヒーローらしい外観なのはちょっとつまらないかな むしろロシアや香港のイェーガーがメインで動くところが見たかった 本当に残念なのが怪獣の造形 USゴジラぽい奴やいかにもキングコングな奴も狙いは分るがイマイチな造形 何故アメリカで怪獣をデザインするとエイリアンやプレデターのイメージを引きずってしまうのか 形はいろいろ有るのに顔が殆どプレデターだ どれも見た事ある感じでインパクトにかけるので、ウルトラ怪獣のようなバリエーションが欲しかった 怪獣は冒頭に出てきたガメラシリーズのジグラみたいな奴が一番良かったのに出番が少なかったのは残念 キャストも魅力がある役者が少なかった 菊地凛子の日本語は変だし お話はイェーガーを作った最初の頃は強かったという時代を完全にはしょった しかたがないと思うが近代のイェーガーは弱すぎる 強いイェーガーを描く前半部分、例えば東京戦とかをもっとちゃんと描けなかったのかなぁ ほんとに残念だ ラストの海底バトルは悪く無いがこの映画の中で最も地味なバトルを最後に持ってきたように思う 自己犠牲的突撃エンディングはちょっと見飽きた しかしロボットバトルだけでも十分見応えがあるので良しとしようかな なによりもアニメじゃない実写で描くロボットプロレス物を初めて作った功績に拍手だ[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-19 12:04:30)

105.  ヒットマン(2007) 《ネタバレ》 可も無く不可もなく 主人公のエージェント47がヒロインのニカに惹かれる理由が今ひとつ分からない 47が自分の組織からも追われるが戦闘はリアルさに欠ける そもそも色々な組織に追われる理由が良く分からない スナイパーの部分はめちゃカッコいいが銃撃戦とかに新しいさを感じない この類いの設定だと「ウォンテッド」ぐらい突き抜けてる方がおもしろいと思う ヒロインのニカはなかなかキュート 47とニカのキャラで最後まで飽きずに見れるがいまひとつ突き抜けて面白いところがない[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-19 12:01:46)

106.  死霊のえじき 《ネタバレ》 ロメロの初期ゾンビ三部作の最終作 実質前作ゾンビの続編か しかし死霊のえじきという邦題はどうなんだ このタイトルからするイメージよりはずっと名作である 前作同様ヘリで始まりヘリで終わる ゾンビのバブがある程度の人間の知能を見せる所でこの映画が終わる これは今作の20年後のランド・オブ・ザ・デッドに繋がる設定だ 冒頭おばさんのヒロインを含めてすべての登場人物にイライラさせられるのは映画として巧い作りだと思った しかし後半、軍側の悪党ぶりが常に上回り、ヒロインに対するイライラが軽減されていくと作品のパワーがダウンした 前半の密室劇の様に「こいつらみんな死ね」みたいなイライラが最後まで持続すれば快作だった それでもゾンビ史上最高キャラのバブの役作りは秀逸 ラストのキチガイ大尉をハンドガンでぶっ飛ばした後できっちり敬礼するかっこよさはゾンビ映画の歴史に残る名シーンだと思う[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-19 12:00:17)

107.  バトル・ハザード 《ネタバレ》 ドルフ・ラングレン製作総指揮&主演らしい 今回のドルフは相変わらずの無骨だが変人じゃないところがいい 強く頼りがいがあるがスーパーマンでは無い、むしろ老兵だ 冒頭、主人公ガトリング少佐率いる傭兵チームがあっという間に全滅する ゾンビが全力疾走でいくらでも湧いて来て、ミニワールド・ウォーZと言う感じ 簡単な状況説明から一気に佳境に入るやり方は低予算B級映画の常套手段だが、スピード感があって悪く無い その後ヒロインの仲間と合流するが、強引にヒロインを連れ出そうとするあたりがちょっと不自然だ この手の映画はいつもそうだが真っ先にやられるのはアジア人で仲間でもアジア人の扱いが不満だ アジア人イコールザコキャラなのはなんとかしてほしい 舞台はタイみたいなので、タイ人のメインキャラが活躍すれば売りになったのに ロボットとチームを組むあたりから意外性もあり、これはこれでアリだと思った ロボットはチープだがこの映画はロボットが仲間にならなければ普通のゾンビ映画だった 犬型のロボットが居るのだから『アイ・アム・ナンバー4』みたいにもっと犬ぽいキャラクターだったらおもしろかったのに 途中でロボットを改造するシーンが中々良くて期待させるが、出来上がったロボットは以前とまったく変わりが無くてがっかりした ここでもっと笑える&凶悪な見た目になったら以前の優秀ロボのギャップから、かなり盛り上がったはずなのに、まったくわかって無いなぁ 終盤になってからのゾンビバトルに新鮮さがなくちょっと退屈したがオチはむりやりだが悪く無い 最後までロボットと人間達のバディ感があってハッピーエンドなのもなかなかいい[DVD(字幕)] 7点(2014-02-19 11:53:21)

108.  武器人間 《ネタバレ》 ムカデ人間に続く人間シリーズか たしかにイメージ的にはムカデ人間1に近い グロバカな映画 グロシーン多し 人間の頭が付いてる武器人間がほとんど出てこないせいか思ったより武器人間達が人間ぽく無い どちらかというとロボットのようだ そのせいかホラー的な恐怖はほとんど無い フリークスぽい武器人間がまったく出てこないのはかなり不満 ヘルレイザーの魔導士のような立ったキャラを期待すると裏切られる 切り株シーンはめちゃグロいが武器人間自身はまったくグロく無い 武器人間というバカなコンセプトは突き抜けているのに、映画はいまひとつスラプスティクさに欠ける プロペラ男みたいなバカキャラがもっと居ると面白かったのに(とにかくこいつが一番楽しい)  リアルなPOV目線も良いのに、おしい作品だと思う[映画館(字幕)] 6点(2014-02-17 20:20:40)

109.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 とにかく絵は抜群だ 最近のピクサー物の中で一番いいと思った ストーリーは前作をちゃんと憶えて無いので今ひとつピンとこなかった 良くも悪くも無い感じ 「そうそう学生時代ってこうだったよな」みたいな大学のノスタルジックな感じは良く出ている 大学の伝統行事で進路を決めるのは展開として安易な感じ 学長のキャラにも深みがない ウーズマ・カッパのメンバーひとりひとりのエピソードが少ないので彼らひとりひとりの友情が描き切れていない なのでラストの別れに今ひとつ感動がなかった やはり友達キャラひとりひとりに思い入れができなきゃだな エンディングで学長がマイクの才能を褒めるが退学は動かない この辺が若い二人の挫折を巧く描いた この手の映画で若い人の挫折を巧く描くのは珍しい この結末は本当に良かった、普通なら「じゃぁ特別に今回かぎりは」見たいな展開になるんじゃなかろうか この挫折があるからこそモンスターズ・インクでの成功がある事をしっかりと見せている希有な映画 しかし今ひとつ突き抜けたおもしろさには欠けていると思った[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-17 19:31:19)(良:1票)

110.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 ストーリーはほんの二言三言で語れる話を劇場のように徹底してスタジオセットとCGで描く 泥臭い人間同士の戦いと華麗で残酷な神の戦いを描き分けるのが見所の映画 神の戦いはポセイドンの海のシーンを含めて素晴らしい シンメトリーな画面構成やPVの様なスタイリッシュな映像はいいがまったくロケ部分がないので飽きて来る やはり奥行き感が無いと映画はきびしいな 物語はあえてだと思うがまったく起伏がなくつまらない キーアイテムのエピロスの弓を奪われるシーンも主人公が転んで落とした弓を犬が拾って走るだけ まったく盛り上げようとかも思っていない 物語はまだ薄かった「300 <スリーハンドレッド>」の方がちゃんとしていたんじゃなかろうか そもそもちゃんとしたストーリーは存在しない スタイリッシュな映像を楽しむためだけの映画だ 111分は長過ぎる60分ぐらいなら面白かった[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-02-13 14:20:00)(良:1票)

111.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 グラインドハウス物の一本 ブルース・ウィリス等有名俳優が出てる超B級映画 とにかくめちゃめちゃやったら楽しいじゃん的な映画 着弾のエフェクトとか人体損壊具合が楽しい グラインドハウスで掛かる映画ってこんなだよね感を皆で楽しく演出しましたみたいな したがって細かい事は気にするなって感じか 最初に出て来た事件の発端を作った悪いインド人の科学者が、終盤にいつのまにかいい人になってるみたいなとこも気にしちゃだめ ご都合主義とか当たり前 泣かせる所は笑いどころ 退屈になりそうな所は見てんのもつまんないし、作るのもメンドクサイからフイルムを焼失したことにしちゃえみたいな(笑)なにをやっても文句が出ない有る意味作り手にとって都合がいい映画 しかしヒロインの片足のCGとかも手抜きが無い こういうしゃれで作る映画はしゃれだからって手を抜いて作るとただのオバカ映画になる フィルムの傷とかちょん切れたオープニングの曲とかやりすぎな作り込みも楽しい 最後にヒロインの足がパワーアップしてガトリングガンが付いていた これを見て傑作「片腕マシンガール」とかを作ったのだろうか[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-12 02:31:57)

112.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 まず冒頭のオープニングムビーの出来に圧倒される ストーリーと特に関係が無いが上質なPVのような感じ しかし以降、映画のイメージはまったく違う ダニエル・クレイグの主人公が富豪に頼まれて捜査を開始してから調査員のリスペットとの話が同時並行して描かれるが、二人が出会うまでに一時間以上かかる それ以降は突然めまぐるしく話が進みついて行くのが大変だ 説明不足の部分も多くわかりにくい ヒロインのリスペットは完璧な仕事ぶりで、前半に見せた弱い感じは微塵も無いのが少し可愛さに欠けると思った エンディングでなんとなくカワイイキャラに描かれるが、もう少しわかりやすく可愛く描いてくれるとラストであっさり主人公に振られてプレゼントを投げ捨てるところに感情移入出来たのに[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-12 01:57:15)

113.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 ビジュアルは素晴らしい メカも凄い ガジェットもなるべくCGじゃなく実物大のメカを作ったらしいが、残念ながらよくできたCGのようにしかみえなかった しかも風景も実際の風景らしい CGにしか見えないのが残念だが別に何の問題もない 強いんだか弱いんだかわからないボール型メカも結構カワイイ チ○こ型ビークルも中々の出来 しかしストーリーに難が有る 途中からとんでもないドンデン返しがあるがそこがドンデン返しに見えないのだ つまり敵が味方に味方が敵になる瞬間があるのだかそこがどこだかわからない 実にこれが最後の最後まで続く つまり説明不足で何が何だかわからないで最後まで見てしまう可能性が大だ エンディングまで見てようやく何となくわかる様になっている つまりグダグダな展開 死ぬのも生きるのも主人公ではカタルシスは得られない しかもラストも違和感有り有りだ このヒロインは相手は誰でも良かったのか ぶっ壊した敵要塞の中にも人間が沢山居たようだし、そこんとこは人道的な問題は無いのか? いろいろと疑問が湧いて来る作品だった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-12 01:19:05)(良:1票)

114.  クライヴ・バーカー ドレッド[恐怖] 《ネタバレ》 トラウマがテーマの映画かと思いきや トラウマ研究とは名ばかりで激サドの男が好きなようにメチャメチャやる映画 最初から徹底的にキチガイのクウェイドが自分のサド趣味をひたすらぶつけて誰も止める者が居ない 見てるこちらは「こいつをなんとかしろよ」ってイライラするが誰も止められずストレスが溜まる ラストでぶっ殺されてカタルシス爆発の展開かと思ったが 完全にこちらの思惑を裏切って救いの無いエンディング ある意味「セルビアン・フィルム」と同質の映画 腐った肉を食うシーンとか結構最悪だ クウェイドがただ気持ち悪いだけのキャラじゃなくてもっとカリスマ性のあるキャラに描いてあればまた違ったかもしれないが、この映画に関してはただ不快なだけ しかし破綻しがちなストーリーをうまくまとめたと思う 「セルビアン・フィルム」が評価されるならこれも評価されるべきか しかしこれは見る人を選ぶね[DVD(字幕)] 6点(2014-02-12 00:43:45)

115.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 思った以上におもしろかった ロス市警の日常をPOV視点を加えて淡々と描く カメラ好きの警官がずっとカメラを回すがそのカメラの視点だけじゃないことは明白なのでわざわざカメラ好きという設定はいらないんじゃなかろうか しかしPOV視点がつまらないと言う訳じゃない 途中からは気にならなくなってくる 自分達から見ると十分スーパーコップなのだが本当にこんな警察官の日常があるものだろうか 淡々と描かれるが常に危険と背中合わせだ 刑事やFBIとの微妙な関係もリアル と言っても何がリアルで何がリアルじゃ無いのかも余りにも私達の世界とかけ離れているので判断しようもないが 主人公二人のプライベートと仕事との描き分けがちょうど良いバランスだ 日本映画だとプライベートな日常の部分をもっと掘り下げてしまうんじゃなかろうか ラストはただ相棒が殺されて終わるのは月並みで訴えるものがなにもないじゃんって思ったら、その後にさらに銃撃戦になる直前の二人の様子が余りにも普通で、しかも超くだらない会話で描かれて唐突に終わる この最後の最後まで、警官の日常が危険と隣り合わせであると言う事をくどいほど描くのは、これはこれで中々優れた演出だと思った 葬式のシーンで終わったらこの映画の印象がだいぶつまらないものになっただろう[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-08 09:44:18)(良:1票)

116.  ウォーム・ボディーズ 《ネタバレ》 ハッピーエンドのゾンビコメディー とにかくハッピーエンドのホラーは少ないのでそれだけでも稀少 主人公のRはゾンビだがカワイイイケメン このカワイイ主人公じゃなければ感情移入がむずかしかったかも ゾンビのRと人間のジュリーの恋愛は完全に「ロミオとジュリエット」のパロディーだ ちゃんとテラスのシーンもある ゾンビ達がだんだんと目覚めて行く過程はちょっと微笑ましい 終盤人間とゾンビのバディ感が生まれる瞬間が一瞬で描かれるがちょっと不可解だ もう少しバディ感が生まれる過程が見えるとゾンビ側に親近感が湧くのに 全体としてはアクションが少なめだがまぁまぁおもしろかった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-08 07:31:26)(良:2票)

117.  V/H/S シンドローム 《ネタバレ》 評判がよかったので期待したせいか今ひとつ面白く無かった 6話のオムニバスになっているが一話目が始まるまでが長い 6話もある事が分っているので前置きが長いと一話ずつが短いことがわかってしまう ついつい逆算してしらける原因になると思う 始まりから二話目まではそれなりに日常的な中に怖さを感じる作りになってるが、以降SF的な内容になっていて物語の設定そのものが意味不明である 全体を通して繋がったテーマがあって最後にそれなりに「ああ、なるほど」と思えるオチがあるのかと思ったが結局何も無かった もしかしてプレデターのようなクリーチャー物なのかとも思った あまり意味ない中途半端なグロシーンが出るがちっとも面白く無い エンディングのタイトルバックも意味無く糞ガキ達が狂い回って窓をぶっこわしたりする 「悪魔のいけにえ」みたいな狂気を見せたかったのだろうが、この映画にはまったく「悪魔のいけにえ」みたいにエポックメイキングな所はなく唐突なタイトルバックで不快感だけが残る なにもかもチグハグで統一感が無くつまらない[DVD(字幕)] 5点(2014-02-02 23:53:54)

118.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 とにかく映像がキレイ 前半部分、主人公がいろいろな宗教にはまっていく過程を描くがちょっと長い 独特の宗教観に起因する部分なのでしかたがないのかもしれないが 反面、虎と漂流する後半部分はさほど宗教臭い部分は無く、むしろ前半のいろいろな宗教にはまっていく前半とのつながりが理解しにくい まぁ、最後まで見るとなんとなくわかる構造になっている エンディングはちょっとしたドンデン返しか 「ええ、こうくるかっ」て感じ 見ている人にとってどんな風にでもとれるエンディングは投げっぱなしな感があるがかなり意外だった 見ようによっては結構悲惨な話だがいたってほのぼのしたエンディングでそれを感じさせない[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:40:17)

119.  ゾンビランド 《ネタバレ》 冒頭からタイトル部分がスローモーションでゾンビに襲われる人間達をコミカルに描くが、ロゴの演出などやたらスタイリッシュ、この部分が抜群である このタイトルだけで自分は完全にやられた 掴みとしては完璧と言える その後も主人公の新ルールがゲーム風のロゴで描かれていて楽しい へたれの主人公とイケイケマッチョのカーボーイのコンビは絶妙だ この主人公じゃなければこの映画いたって普通だった チームが誰も死なないのも良い この手の映画でハッピーエンドなのも以外でいい けなす所が無い傑作ゾンビコメディ 続編が見たいと思った[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-02 22:35:47)

120.  死霊のはらわた(1981) 《ネタバレ》 サム・ライミデビュー作でスプラッター・ブームの先駆けで記念碑的作品という意味以外あまりないと思った スプラッター表現の中にクレイアニメのような手法があって「鉄男」とかに影響したのではないだろうか スラップスティックな展開も「鉄男」ぽい気がする この後でいろんな作品にオマージュされたのではないか 触手が女を犯すみたいな表現もこれ以前では見た事が無いが今ではエロアニメのカテゴリーとして確立している とにかくサムライミがメチャメチャやる映画なのでディテールなんかどうでもいいじゃん的な感じ パイオニアとしてはリスペクト出来るが、反面今では普通の表現ばかりなので今見ると結構退屈 お話も主人公以外皆意味なく悪霊になるし、もっとも危険だと思われる森へ逃げ込んではやられるの繰り返し 魔封じの剣らしき物が出てくるが刺しても余り効果無し 伏線ぽいプレゼントのルーペのペンダントもルーペである必要がなかった チェンソーが出てくるもまったく切らないのはちょっと出してみました的なギャグなのか 権威主義のホラーマニアのみ賞賛する傑作としか言う言葉が無い[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-02 22:25:46)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS