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1241. パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 単なる疑似父子映画と考えると浅く見えるが、ブッチは終始一貫して「誰かに自分を罰してもらいたかった」のではないだろうか。それも、官憲でも宗教者でもない、それにふさわしいしかるべき人に。そう考えると、冒頭でためらわずに少年を人質として選択したのも、少年に手を出した相棒を即座に射殺したのも、少年に撃たれた後はそれまでとうってかわって穏やかな表情になっているのも、一本の筋として自然に理解できる。テーマが明確なので、いくつかみられるありがち設定も気になりません。ただし、すでに指摘されているとおり、レッド側の掘り下げが浅いのが残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-01 01:33:56) 1242. アベンジャーズ(1998) こんなアホっぽい話にレイフ・ファインズはまるで合わないと、企画段階で誰も指摘しなかったんだろうか・・・。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-12-31 19:28:06) 1243. マッチポイント 言わんとしていることのほとんどが台詞で説明されてしまっているので、見ていて少しも面白くない。エミリー・モーティマーの方がスカーレット・ヨハンソンよりも圧倒的に魅力があるなあ、というようなことを考えながら見ていました。[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-12-29 23:44:12) 1244. 旅するジーンズと16歳の夏 導入の部分ですでに、肝心の4人の間に作り物っぽさが漂いまくっており、むしろ上っ面の関係感満載であり、そんな中でジーンズがどうのこうのと言われても、まさに設定のための設定にしか感じられない。各論の部分にも大したドラマはなく、どこかで聞いたような話ばかりです。[CS・衛星(吹替)] 3点(2010-12-25 03:38:42) 1245. 潜水服は蝶の夢を見る このシチュエーションをこの角度(一人称)で現実に撮ってしまおうという発想が凄い。しかし、主人公の努力や業績とは別の次元で、作品の描写自体は、平坦で同じような流れで最後まで行ききってしまっているので、主人公以外の人たちがどこでどのように考えていたのかということについては、あまり浮かび上がってこない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-23 00:27:54) 1246. ヘヴン 《ネタバレ》 内容の量に比べて尺が妙に短いし、ストーリー上は突っ込みどころ満載だし、結局は映像の美しさでカバーしちゃってるんだろ?という気はするのだが、それでもどきっとするショットがあるから見切られない。例えば、爆破寸前、エスカレーターで下るケイトと上昇するエレベーターを同時に収めた構図とか。それと、こういうのは、脱獄がばれて失敗したり、逃げたと思ってもすぐに警察がどこかで待ちかまえていたりするパターンに慣れてしまっていたので、何だかんだあっても一直線にハッピーエンドに向かう展開は、ちょっと嬉しかったりする。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-20 03:46:13) 1247. ミルク(アメリカ映画) 実際の資料関係が相当残っていたことは推測できるが、かえってそれに縛られてしまったのだろうか。ハーヴェイ・ミルクという人物が現実につい最近に存在していたことはよく分かっても、その中でどこを強調したいのかというところはもう一つ伝わってこなかった。ただし、ショーン・ペンの自然な存在感は実に見事としか言いようがなく、それだけで優に2時間分の濃い内容がある。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-19 01:27:15)(良:1票) 1248. 夫以外の選択肢 最初から最後まで、4人ともじめじめじめじめしっぱなしなのが強烈。不倫の開放感や陶酔感など、微塵も感じさせない。ここまで徹底してじめじめしていると、逆に爽快ですらある。あと、ピーター・クラウスがビル・パクストンに見えて仕方なかった。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 03:36:42) 1249. イマジン/ジョン・レノン 《ネタバレ》 もともとあらゆる意味でドラマチックな激動の人生を歩んだ人であるだけに、そのまま映像を並べるだけでも十分面白い内容になってしまう。思想や創造の背景にまで踏み込んでいるとは言い難いが、基本的なところは押さえられている。内容的には、ベッドインの状況がきちんと伝えられていたところと、オノ・ヨーコがいかに精神的支柱になっていたかというところが興味深かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-14 23:44:20) 1250. イカとクジラ 奥の深そうなテーマに挑んだ心意気は買いたいが、やはり個々人の人格の背景にまで突っ込み切れているとはいえない。落ち着きのないカメラワークもマイナス。孤独感と渇望感の表現としてピンク・フロイドの"Hey You"に着目したセンスには+1点したいが、ちょっと露骨に使いすぎか。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-13 01:39:12) 1251. めまい(1958) 思いつきで話を継ぎ足していったような内容であり、今日では、後続の幾多の作品に抜き去られてしまっていると思う。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-12-11 20:50:55)(笑:1票) 1252. 裏窓(1954) 《ネタバレ》 もっと怖くてどきどきする作品かと思っていたのですが、これは思いっ切りコメディではないですか。保釈金の額をどうこう言っている会話なんて、ほとんど吉本のノリです。ラストも真相の意外性で落とすのではなく、ギャグで落としています。そんなわけで、全然予想と違っていました。というか、あんなそのまんまな結末だなんて思わないよ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-08 02:12:52) 1253. 痛いほどきみが好きなのに 《ネタバレ》 主役のキャラクターに負っているところが大の内容なのに、肝心の主演の彼に魅力も存在感もないのが致命傷。脚本上は切なくてよい感じのラストのはずなのに、それが引き締まらずに終わっているし、脇役のサポートも生きていない。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-08 00:40:43) 1254. アメリカを売った男 《ネタバレ》 割と地道な内偵作業の積み重ねで、そんなにわざとらしく盛り上げたりはしていないのですが、それだけに主役2人の思考の奥の部分が伝わってきます。ライアン・フィリップは、最初の方は「こんなのに重要任務を任せていて大丈夫なのか?」というくらい頼りないのですが、ここぞというところでそれ以外にない切り返しを決めるなど、途中からしっかりしています。あと、ローラ・リニーの出番が意外に多かったのが嬉しい。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-05 23:49:38) 1255. 追想(1956) 話の設定が大きい割に、脚本が舞台劇の域を脱していない。つまり、似たようなシーンがチマチマ繰り返されてしまっている。謁見シーンの緊迫感がなければ、かなり印象の低い作品になっていただろう。ただ、バーグマン以上にずしりとした存在感があるユル・ブリンナーはさすが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-03 02:21:14) 1256. 愛のそよ風 終始趣のある雰囲気で進んでいくのに、何でのめり込めないのかと考えたら、主演がウィリアム・ホールデンというのが原因なんですね。ヒッピー少女との出会いと交流という非日常性がテーマであるのに、彼が悠然と構えていると、結局は何も破綻せずに安全な結末になるんだろうオーラが満載なのです。つまり、物語が常に逸脱しません。少しひねった台詞の応酬はなかなか見応えがあったので、そこに+1点。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-02 00:03:11) 1257. トイ・ストーリー 終始画面も台詞も目まぐるしすぎて、見ていてまったく落ち着かない。せっかく単純明快な内容なはずなのに、もったいない。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2010-11-24 02:38:13) 1258. 真夏の夜の夢(1999) ミシェル・ファイファーの出番がかなり少なかったのががっかりでした。若者たちの恋愛沙汰についても、それぞれの俳優の個性があまりにも希薄なため、見ていて面白く感じませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2010-11-23 04:23:52) 1259. いとしい人 ヘレン・ハントがあまりにも老けすぎてて、エネルギーが感じられなくて・・・その時点で説得力がありません。逆に、ベット・ミドラーは、抑えてるのは分かるんだけどそれでもパワーがありあまってて、こちらもミスキャスト。それに、この主人公は何がしたいのか、結局よく分かりません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-21 23:56:49) 1260. ペイチェック 消された記憶 もっともらしくいろんな画面をちりばめてくるわりに話の内容はまったく大したことがないので、見ていてストレスが溜まる。ユマ・サーマンも、この場合はいてもいなくても同じなんでは・・・。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-11-20 23:24:35)
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