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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
121. プライベート・ソルジャー<TVM> 第二次大戦の終焉が迫り、連合軍の誰もが生きて平和な生活に戻る事を願っている状態。にもかかわらず、「戦争」は彼らにもやはり試練を与えていく、、、。 「決死」という意識が薄らいだ時期の戦闘を描いているだけに、かえって戦争の悲惨さ・無情さが容赦なく伝わってきました。 ただ、やはり戦闘を描く上で迫力に欠ける事は致命的。花火にしか見えなかった爆撃シーンに-4点。6点(2003-10-19 16:08:16) 122. 彼と彼女の第2章 「恋人たちの予感」よりもよかった。「ラブ」も「コメディ」もしっかりと作りこまれていて、100分間引き込まれます。友人たちが二人のこれまでを語っていく構成も、面白くていいですね。8点(2003-09-14 19:26:55) 123. キッド(1921) チャップリンの作品は初めて見たが、音声なしであれだけ魅せきるというのは素晴らしいと率直に感じた。それに子役もまた素晴らしい。チャップリン自身も恵まれない幼少期を過ごしたらしいが、どこか自分と重ねて「希望」を描きたかったのかと思うと、やはりグッとくるものがあった。8点(2003-09-06 11:46:26) 124. ブロードウェイと銃弾 設定はありふれているのに、この作品に登場する役者一人一人が確実に物語を面白くしている。中でも元大女優と殺し屋の貢献度は計り知れない。この二役を演じたチャズ・パルミンテリとダイアン・ウィーストはもう拍手モノでしょう。もしこの映画にウディ・アレンが役者として出ていたらどうなってたんだろう、、、なんて考えてしまいました(笑)8点(2003-08-10 16:21:30) 125. コリーナ、コリーナ ウーピー・ゴールドバーグの優しさが作品のいたるところに滲み出ている感じ。大袈裟な「泣かせ」が無いし、くどくなくて綺麗なラストも好印象でした。7点(2003-08-09 16:47:46) 126. キス・オブ・ザ・ドラゴン アクションは確かに凄いジェット・リーだけど、製作者としての才能はあまり垣間見る事が出来なかった。リュック・ベッソンも年々腕が落ちてきているような気がする。アクションに4点。4点(2003-08-03 06:51:05) 127. ブロウ 実在のジョージ・ユング本人にしか話を聞かずにストーリーを作ってしまった感じで、彼を取り巻く人々の人格等の環境がイマイチ描ききれてないように思えた。逆にいえば、そういう構成のほうが観客を主人公に感情移入させやすいんだろうけど;; それにしてもこの作品のジョニー・デップは満点の演技。ここまで役作りをして、人の“一生”を通して演じきる事の出来る役者はなかなかいないと思う。今回は彼に8点で。 8点(2003-07-23 23:13:20) 128. ゴーストワールド 世間の中に埋没して生きる事を拒絶しようと必死になりながらも、結果的に少しずつ大きな波の呑まれていくという悲しさ、、、こういう時期って誰しもが経験するんだろうけど、人生の回り道に思えても、二度と経験できない貴重で大事な時期だと思います。一生に一度しかない時期を上手く、独特の雰囲気を保ちつつ描いた監督と見事に演じ切ったソーラ・バーチに、計8点で。8点(2003-07-19 15:27:27) 129. ゴスフォード・パーク 殺人事件が主題ではない点がこの作品の面白いところですね。映像の美しさやカメラワークは言及するまでも無く素晴らしいが、役者一人一人がきっちりと役を作り上げている点、その上で複雑な人間関係を(物凄く)緻密に描いている点に脱帽してしまう。台詞の一言一言もすごく的確に人間性を表し、ストーリーの世界に観客を引っ張っていく。各賞を総なめにしたのも納得できる一本です。8点(2003-07-14 11:02:16) 130. いつか晴れた日に 皆さん既に述べられているように、この映画はエマ・トンプソンで成り立っていると思う。いかにも小説を映画化したことが分かるような「多エピソード集積型」のストーリーで、個人的にはちょっと拒否反応があったが、彼女の演技一つでグッと引き締まった作品に仕上がっている。ちょっと幸せな気分になれる一本です。7点(2003-06-29 14:57:38) 131. スリーウイメン/この壁が話せたら<TVM> 超社会派・超現実派ドラマ。男としてみるのは辛い、しかし男だからこそ見なければいけないような、、、重い現実を突きつけられる感じの作品でした。8点(2003-06-28 18:36:36) 132. ディナーラッシュ まさにおいしい料理をいただいた感じ。使われている素材が余すことなく活かされていて、何より後味が素晴らしくいい! 監督・脚本家・そして主演のダニー・アイエロに、笑顔で「ごちそうさま!!」といいたくなりました。8点(2003-06-28 18:23:52) 133. 海辺の家 どんな映画でも中盤に「(起承転結の)転」を持ってこないと一本調子になるが、この作品の「転」はちょっと変な気がする。本来、本筋をより際立たせるためのアクセントとして「転」があるべきなのに、ストーリー上での必然性が全く見出せなかった。「そんなとこでエロシーン持ってきてどうすんの?」って何度もツッコミそうになってしまいました;; 名作の一歩手前で息切れしてしまった感のある残念な作品。6点(2003-06-15 22:36:47) 134. 陽だまりのグラウンド いい話なので低い点数付けるのは心苦しい面もありますが、、、「綿密に作られてる」感じがしない(脚本・演出・音楽等々)というのが率直な印象だった。「子供たちはド素人だから演技を付けて野球を教えて大変だった」と監督が言ってたが、それと作品のクオリティーは別物だと思うし。厳しいですが4点で。4点(2003-06-15 18:35:40) 135. I am Sam アイ・アム・サム 「感動モノ」っていう固定観念に最後まで邪魔されてしまった。結構素直に泣けるようなシーンでも「泣かせにきてるな」って感じてしまって;; ショーン・ペンの素晴らしい演技に5点と、ビートルズの名曲「michelle」の制作秘話に+1点ということで。6点(2003-06-05 22:30:03) 136. ニューヨークの恋人(2001) ん~・・・すごく「粗い」って印象を受けた。メグ・ライアンはこれ以上無い得意分野、ヒュー・ジャックマンも皆さんにこれほど高い評価をうけるいい演技をしてるのに、肝心の作品そのものがさほど印象に残らない。脚本の精度の重要性を改めて感じた一本でした。5点(2003-05-31 00:13:57) 137. ゴースト・オブ・ミシシッピー とにかく「見ごたえのある」一本。A・ボールドウィンの熱演、J・ウッズの怪演、そしてウーピー・ゴールドバーグの貫禄の演技(ラストの会見時の無言の演技は特に見事)が、実話の重みを十分に伝える脚本・演出によって見ている私たちの心に「これでもか」といわんばかりに響いてくる。 実際に事件の事は知らなくても結末は途中で想像がつくが、「ラストの一発逆転が命」という最近流行のパターンではなく過程をじっくり描く手法をとったことで、かえって見終わった後に問題の根深さや事件の背景について考えさせられる作品となっていると思う。8点(2003-05-28 22:30:39) 138. ロード・オブ・ザ・リング 原作を未読だったのは痛かった。小説で自分なりの想像を膨らませたうえで見てこそ、映像の素晴らしさや編集の上手さが際立つのかもしれないけど、、、 続編は原作読んで内容や構成を理解してから見てみます;;5点(2003-05-28 16:33:48) 139. キャメロット・ガーデンの少女 キャメロット・ガーデンの町並みをはじめとする環境の演出や、少女の目を通して見た大人の世界の汚さ、そして子供ならではの残忍さ等が描かれてて結構惹かれて見ることができた。でも、、ラストあたりで「あなたの家は私の手の中にある」みたいなことを言ったあたりから展開される、あまりにファンタジーな世界にちょっと冷めてしまった。あのようなファンタジーなラストか、現実の厳しさを思い知らされるようなラストか・・・というのは、評価の分かれるポイントかもしれません。5点(2003-05-25 10:42:39) 140. キューティ・ブロンド あんな単純明快な法廷シーン、見たこと無かったかも(笑) でも、それも含めてとてもポップな感じに仕上がっていた。1時間半で暗い気持ちを吹き飛ばしてくれる痛快な作品。6点(2003-05-24 11:44:40)
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