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年齢 42歳

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121.  マダガスカル2 相変わらず肝心なところがヌルくて浅い気はするけど、まぁ楽しげ。やはりペンギンでもってるね。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-18 22:55:11)

122.  マダガスカル 《ネタバレ》 終始楽しい雰囲気ではあるが、これと言って見せ場がない。 弱肉強食と童話が共存できるかという、深いところまで行きそうで行かずに、あっさり終わっちゃったのは残念。 ペンギンカッコイイ! [DVD(吹替)] 6点(2012-12-15 11:05:45)《改行有》

123.  ジャン=クロード・ヴァン・ダム/アサシン・ゲーム ヴァンダムとスコットアドキンスというカツカレーみたいなダブル主演。アクションは少ないものの、かなりクール! ちょっとトボけてる非情なヴァンダムがセクシー!バイオレンス描写は激しいし、映像もかっちょいい。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-08 17:36:18)

124.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 今回は、シュワちゃんやブルース・ウィリスもしっかり 銃火器を手に戦闘に参加!!きゃっほー!! スタローンとあわせて3人が並ぶとニヤニヤが止まらない!撃てー、殺ったれー!!と、大興奮。 今回も作戦はなし! 「何か策はあるのか?」「ある。一つだけな…。」 ってシーンの後に結局正面から、どでかいランチャーを撃ちこんで爆破爆破爆破でツッコムだけっていうのがおかしくてたまらない。まったく、あんたたちは一体何人殺すのよ。 そして、悪ヴァンダムがかっけー!!ちょっとヤバそうな顔してて、悪役がかなりハマってるじゃないか。 ヘリコプターキック(後ろ回し蹴り)も冴えてて、堪らん! ダメだダメだ、まだ足りない。みんなそれぞれの魅力がまだまだ出きってないし、他のスターだって観たい!! おかわり!!もういらないって言うまで食わせろー!![映画館(字幕)] 9点(2012-12-08 17:22:03)《改行有》

125.  ザ・レイド 《ネタバレ》 ナイスシラット!! 序盤は、誰が誰だか分からんうちに人が死んでいき、主人公が誰だかサッパリ…。 だって、みんな身体能力めっちゃ高いんだもの。 東南アジアの格闘術シラット(よくしらないけど)、とにかく動きが速い!! 膝カックンキックで、沈んだ上体の首筋にすかさずナイフをぶっさす! こんな感じの実用的に相手を仕留める戦いをハイスピードでするのだからたまらない。 ガチ殴りしてるように見えるので、この辺はタイアクション級にけが人続出かと思われます。後半の化物級の強敵との長尺2対1バトルは、なかなかにタフで見応えがあった。 化物のキャラが強くてよかったが、主人公サイドのキャラクターは薄味。キャラクターや、ストーリー的に燃え上がりポイントがあれば、もっと熱狂できたかもしれない。 肉弾戦好きの人にはオススメ!!(銃撃戦も結構あるんだけどね)[映画館(字幕)] 8点(2012-12-08 17:15:47)(良:1票) 《改行有》

126.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 映像表現は◎!開始15分くらいは「変な中華&和風都市すげー!」「未来都市すげー!!」と、興奮気味に観ていたんだけど…。 新しいトータル・リコールは、グロさとコミカルさをオールカットしてしまって、代わりに派手なアクションがふんだんに盛り込まれている。そのアクションが面白ければいいんだけど、これがかなり迫力にかけ、単調でしつこいので、アクションシーンの最中なのにウトウトしてしまった有様である。 こんなの、ただの金のかかった淡白なSFアクション映画である。 登場人物もかなり魅力薄。奇形はこのご時世厳しいとしても、なぜ面白黒人ポジションを削ってしまったんだ!! 嫁を凶悪化させただけじゃあ、フォローできてないよ。 ストーリーの大筋は変わってないと思うんだけど、ちょっとした設定や見せ方が変わるだけでこうも面白くなくなっちゃうものかな。 おっぱい3つのお姉さんが出てくるからって、それだけじゃダメ![映画館(字幕)] 5点(2012-10-17 22:53:38)(良:1票) 《改行有》

127.  WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 《ネタバレ》 立ち上がりは遅いが、登場人物達にハマりだすと面白くってしょうがなくなる。主要キャラクターの素晴らしさは言わずもがな、脇の脇のキャラクターまで愛嬌があって素晴らしい。主人公マイクの親友はコリン・ファレルみたいな濃い顔して、軽いボケをガンガンかましてくれてとても楽しい。 もう一人の名(ボケ)脇役ステムラー君は、かなり重要。スターウォーズオタク(?)で貧弱で、レスリングの才能はほぼゼロ。 「時は来た」と、敵に立ち向かいながら、堂々と逃げまわる姿に笑わされながらも、なぜか感動を覚えてしまった。この弱さと正直さは、主人公のマイクとカールにはないものであり、ステムラー君の戦い方こそが二人に欠けていたものなのではなかろうか。 「勝てる気がする時に戦ってみる。で、ダメなら逃げる。けど、粘る」 このスタンスが人生訓になっているかのようだ(ただのお笑いシーンかもしれないけどね)。 結末は、ちょっと残念。説得力のあるクライマックスにして、気持ちを盛り上げてくれたまま終わってくれれば、大傑作になり得たのになぁ。 でも、この作品大好きです。[映画館(字幕)] 8点(2012-10-17 22:47:39)《改行有》

128.  プロメテウス 正直よくわからんかったが、無駄に壮大な映像と、変に気持ち悪いシーンが楽しかった。 人類の起源がどうのこうのって、化物に襲われたらそれどころじゃない。 もはや巨匠と言われるリドリー・スコットが、原点回帰して、金かけたモンスター映画をとってくれるってのは嬉しいね。[映画館(字幕)] 7点(2012-10-17 22:44:28)《改行有》

129.  アベンジャーズ(2012) アイアンマンがビューン!  キャップがバシーン!!  ソーがズガシャーン!!! ハルクがグオォー!!!! 楽しんだもん勝ち! 祭だワッショイ!![映画館(字幕)] 8点(2012-09-15 19:12:11)(良:1票) 《改行有》

130.  ムカデ人間2 《ネタバレ》 混じりっけなしの直球変態映画である。 ムカデ人間マニア、マーティンはお腹ブリーンってなってるし、チビでハゲ。(人のこと言えない!)喋らないし、何より目つきがイきすぎ。そして、ハードな自慰行為。痛そう!見よう見まねの手術も荒くて、失敗したらオロオロしちゃうし。キモさの塊なのである。しかも、ちょっと心配になるぐらい具合悪そう。咳き込みながら、残虐行為に及ぶのがイヤン。ちょっと休んでから、頑張ったら? 変態殺人鬼には元気いっぱいに殺戮を繰り返してほしいものである。前作のハイター博士のような清潔で健康的な変態さんの方が私は好きだ。 白黒のため、映像表現としては目を覆うほどではないが、確かにグロテスクさは増大している。 「あーあー、やっちゃったよ」的なやりすぎ行為も充分。会話もほとんどなく、BGMも気持ち悪い。笑いも最小限に、不穏さもMAXで、不快指数を上げることに労力をかけているのが分かる。そういう意味で、レベルの高い変態映画となっている。 ただし! これはただの変態映画ではなく、「ムカデ人間」の続編だ。笑って泣けて、芸術性とエンターテイメント性に長けた傑作の続編なのである。そう考えると、どうも新たなアイデアに欠ける。数増やしてグロさを増したまでは良かったけど、そこから先がない。 当然、こういう表現はしてくるんだろうなーという予想を超えない。変態性では、1を遥かに上回っているが、映画としての面白さは、断然1に軍配を上げたい。 ともあれ、こんな変態ウンコ映画が公開される日本はまだまだ捨てたもんじゃない。 英断だよ!武蔵野館!!続編があるならば、また足を運ぶ! ※ムカデ人間はフィクションです。良い子も悪い子も絶対に真似しないでください。  …っていうかこんな映画見ちゃダメ![映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 19:09:31)(笑:1票) 《改行有》

131.  ゴッド・ブレス・アメリカ 《ネタバレ》 面白いけど、ちょっとパンチに欠けるか。相棒の女の子が可愛い。 緊迫感のないほのぼのバイオレンスムービー。 何で緊迫感がないかっていうと、標的があまりにもショボい。巨悪に立ち向かうとかでは全然ない。 主なターゲットはテレビに出てる嫌いな芸能人・・・。主人公の二人は正論ぶっているが、あんたらただのテレビっ子じゃないか!っていう。テレビネタが多いので、アメリカ人ならもっと楽しめそうな内容ではある。 もっと死んだ方がいいやつらいるでしょ!!と思いつつも、帰り道にすれ違う渋谷のウカレポンチたちに心の中で銃を向けてしまう自分がいた。 映画館ではお静かに! (映画館でマナー悪い奴は全然ヤっちゃって良いと思う)[映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 18:56:42)《改行有》

132.  メリダとおそろしの森 《ネタバレ》 むっちゃ面白かったよ! こんなに可愛いらしい映画なのに、この邦題は勿体ない。もっとホラー色の強い話なかと思ったけど、全然! 非常にコミカルで軽快で、ニコニコしながら気楽に楽しめる上質のお伽話。 舞台がスコットランドという事で、バグパイプ音がひたすら気持ちよくて、大自然の映像とのマッチングも素晴らしいわけですよ。キャラクターのアクションもドタバタと楽しいし、大島優子の吹替も悪くないし、なんで評判悪いん? 確かにパっと見は、「ヒックとドラゴン」みたいだし、ストーリーは「塔の上のラプンツェル」みたいだから、そこらへんのド傑作と比べられてしまうとキツイけどさ…。 ただ、お母さんに毒盛っておいて、その部分をほとんど反省してなかったり、ラストバトルでいい働き出来ないメリダちゃんは主人公として、どうなの?ってとこはあるけどね。 本作は、細かいストーリーより、映像とアクションとクマとクマとクマとクマとクマを素直に楽しめばいいんじゃないかね? こんな風に勢いだけで突っ走る映画は好きだなー。[映画館(吹替)] 8点(2012-09-15 18:54:26)《改行有》

133.  リンカーン弁護士 正義とは? 法とは?という難しい問題を軽快に語る大人の法廷サスペンス。 刑事コロンボとか好きな人は好きなんじゃなかろうか。特に音楽の使い方がクール。弁護士モノで効果的にヒップホップを使っている映画って初めて見たかも。 地味だけど、それ以外の欠点は見当たらない。ガツンと来る感じではないが、上質でセンスが良い。 ポテチで例えるならうすしおのような作品。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 18:50:37)《改行有》

134.  アメイジング・スパイダーマン 正直ここまで楽しめないと思ってなかった。 コンディションの問題か? 序盤が退屈すぎる。ストーリーの見せ方がかったるい。地上波でやったら、この辺がっつりカットなんだろうなー、とか思いながら観てた。冒頭でもっと掴んでほしいよ。 で、期待のアクションの方はと言うと、今更目新しくもないし、迫力も大したことない。総じてカッコ良さ、派手さが足りない。CG臭すぎて生身っぽさがないので、いくらやられても全然痛そうに見えない。スパイダーマンがどれだけタフなのかもよく分からないし。 アクションシーンに退屈して、うとうとする事になるなんてね。 アクション映画はやりすぎるくらいやってくれないと。 敵や、登場人物にも魅力がない。 特にアンドリュー・ガーフィールドの顔がクドくて愛せない。 トビー・マグワイアのフニャっとした顔は、好きだったんだけどな。[映画館(字幕)] 4点(2012-09-15 18:44:44)(笑:1票) 《改行有》

135.  少年は残酷な弓を射る これは意地が悪い。異色。徹底的に、行間を読め!という作品。 はっきりしない映画が嫌いな人にはおすすめできない。 オープニングから時系列がグチャグチャで、断片的なシーンだけが映しだされ、混乱させられる。 「何か大変なことが起こる」ということだけを明示し、主人公の息子ケヴィンの幼少期に話は遡る。 エヴァが出てこないシーンはほとんどなく、エヴァがみたもの以外は描かれない。そのため、ケヴィンが母親のいないところでどのような行動をとったのかが分からないようになっている。いったい、何なの?というモヤモヤと倦怠感、不安感、得体のしれない恐怖感をエヴァと一緒に体感できるという、非常にいやらしくも巧みな演出である。 それだけに、エヴァさんの心の変化すら描く事をすっとばしたかのようなラストは、ちょっと納得いかなくもある。 悪夢のような演出には不快感をおぼえながらも魅了されてしまったし、考えれば考えるほど傑作だったような気もしてくる不思議な映画。 [映画館(字幕)] 8点(2012-09-15 18:43:02)《改行有》

136.  スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 幼女の顔から触手がピシャーッっていうシーンが衝撃的。 SFモンスターアクションとしては、出し惜しみしない感じが好きです。クリーチャー造形も気持ち悪くて○。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-15 18:33:09)《改行有》

137.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 《ネタバレ》 シンプルに面白い、万人受けする追っかけっこ活劇だが、イマイチ燃えない。 主人公が、命をかけてまで、あんなに頑張るのかっていう動機が弱いからかな。動機なしでぶっちぎれるほどの勢いも感じなかったし。ヒロイン不在の場合って、友情モノになったりするんだけど、途中で知り合ったオッサンと友情が芽生えるって感じでもなかったし、存在感の薄いタンタン君に気持ちが入れられなかった。 タンタンより、ワンちゃんの方が優秀じゃないか?主人公もっと頑張れ! 特筆すべきは、実写のようなリアルなCG!!本作の内容だと、実写でも表現できそうなもんで、むしろ実写の方が熱かったのではないかなーと思ってしまった。こんだけリアルだと、実写ではできないような表現してくれないと勿体ないかな、と。あっと驚くような映像表現もなかったし(2Dだからかも?)。 手堅過ぎる感もあって、色々不満っぽく書いたけど、ちゃんと面白かったですよ。[映画館(吹替)] 6点(2012-07-29 02:33:44)《改行有》

138.  マネーボール 《ネタバレ》 ソーシャル・ネットワークの脚本も務めたアーロン・ソーキンの力量もあってか、会話に勢いがある。 映像的にも、物語的にも地味だが、非常に面白いオトナの映画である。 大抵のスポーツ映画は感情が優先し、理論の入り込む余地はない。下手でエラーばっかりする選手を無根拠に使い続けたりする。しかし、本作は常に理論が優先する。勝つために必要な理論を打ち出し、それにそぐわない選手は容赦なく切る。選手が結果を出さなければいけない事と同様に彼も結果を出さなければ切られてしまう。大事な家族のためにも、職を失うわけにはいかないし、何より、自信の仕事を全うするために、勝つために最善の行動をとらなくてはならない。要するに本作は、スポーツ映画ではなく、お仕事映画なのである。 仕事においては、ひたすら強気を演じ、娘の前では心優しい問題のないパパを演じる。人のいない所では、でない結果に怯えたり、過去の失敗をひきずったりする。とても、ビリーは人間的な人間である。だからこそ、彼の仕事の仕方が冷酷に見えても、一概に間違っていると思えないのである。そして、ある時期を境に彼は選手たちとコミュニケーションをとりめ、意図を伝え、選手に指示を出す。それが当初からの計算通りなのか分からないが、結果として、その描写以降、勝ち始める。 やはり、理論が優先するとは言え、完全に感情を無視して成功すると言う描き方を避けたのかな、とも思える重要なシーンであったと思える。 実話ベースの物語であったから、しょうがないのかもしれないけど、個人的には後日談のテロップは余計に感じた。 最終的に彼がどんな決断をしたか、各自で想像の余地を残してほしかった。 [映画館(字幕)] 8点(2012-07-29 02:30:12)(良:2票) 《改行有》

139.  ゾンビ処刑人 《ネタバレ》 これは傑作!!(まじで!!) バカバカしくってクスクスケラケラ笑えるコメディではあるんだが、その反面深いテーマ性を持っていたりして、簡単にバカ映画のくくりには収められない。 むしろ、格調高い悲劇の文芸大作を観たような感覚すらも同時に味わえる、2度3度美味しく、贅沢な一品となっているのである。 下ネタやグロ表現にも遠慮がなく、制約なしのコメディの面白さを思い知らされる。これ。笑っていいの?な背徳感。 こんなに全編に渡って、笑えたコメディはかなり久しぶりだわ。ショーン・オブ・ザ・デッドを超えたんじゃなかろうか。 道徳を守るヒーローかと思いきや、一線も二線もガンガン越えていく死に損ないダークヒーロー。死を求めても死に切れぬ青ざめた顔の男がさまようシーンの悲哀は凄い。バカシーンではお気楽にハードロックやらご機嫌なBGMが流れていたのに、シリアスシーンでは格調高い映画かのようにクラシックミュージックが流れ、うまく気持ちをもりたてられる。死にたくても死ねない男の一方で、罪もない一般市民が無駄に殺されるシーンなんか悪趣味でゾクゾクした。死から逃れられない呪縛。ゾンビ自殺。 そして、戦慄のラストに怖気が走る…! [映画館(字幕)] 9点(2012-07-29 02:14:23)(良:1票) 《改行有》

140.  50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 《ネタバレ》 もっとバカを全面に出したコメディかと思いきや、シリアスなテーマを軽快に描いたかなりの良作。 死ぬかもしれない人に対して「普通に接しよう」と心がけることは、なんて不自然なんだろうと、そんなことを思い知らされる。ただ、本作はあくまでもコメディとして描く部分も多いため、あからさまに不自然に接する人が、おもしろおかしく描かれたりもするのが、いい塩梅。 セス・ローゲン演じる、主人公の親友カイル。このキャラクターが素晴らしい。主人公のアダムには無償の愛とも言えるほど、献身的に尽くす。毎日朝迎えに来たり、家に入り浸ったり、外に連れ出したり、病院への送り迎えや、薬をぬってあげたりもする。その上、軽口でおちょくったり、ナンパのために利用したりと、無理してる感が全くない。長年連れ添った夫婦レベル。このレベルをあの彼女が要求されてたんなら、そりゃ無理だろ。 それだけにこの友人は、最後まで「もしかして、コイツただのバカなんじゃないの?」っていう疑惑を残しておいてほしかったのも確か。 こいつがイイヤツすぎるところが不満点でもあり、感動ポイントでもある。 普通の難病映画なら肝となる部分をサクサクっと流し、あっという間に話が進み、いつの間に終わっているというテンポの良さ。テーマがテーマなだけに、面白いだけに、もっとジックリ描かれてしかるべき部分が多かったようにも思える。 「えっ?」と思ったのは、おっぱいを強調する若いセラピストとあっさり恋仲になっちゃうところ。 この二人はくっつきそうでくっつかないぐらいじゃないとなぁ。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-29 02:06:17)(良:3票) 《改行有》

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