みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
141. ボディガード(1992) 《ネタバレ》 公開当時に劇場で鑑賞し、何だかなぁ~という印象。 今回テレビ放映で鑑賞(だいぶカットされてる感じ)、やっぱり何だかなぁ~と。 ケビン・コスナーがホイットニー・ヒューストンの葬儀の弔辞で『私の役は誰にでも演じられた・・・でも君の役は君にしか演じられなかった』みたいなことを語ったみたいですが・・・確かに、この頃のホイットニーはNO.1の歌唱力の歌姫だったと思います。が、それと映画の中身は別物でして・・・ ケビン演じる凄腕ボディガードは手の速さも凄腕で、あっという間に大スターの歌姫と一夜を共にし、ベッドの中で『今、襲われたら守る自信がない』だと。そりゃ激しく頑張っちゃたんだろうからね・・・ そして、やることやった後は仕事と私生活はハッキリ区別しておきたい・・・って、おいおい。 こりゃカーターに2年、レーガンに4年護衛したらしいが、彼等とも禁断の関係があったんじゃないかと、いらぬ想像してしまうくらいでした。 犯人の動機も曖昧で、ただ殺害するだけなら、いくらでもチャンスがあったろうに・・・ それでもバーで一杯やった後、二人踊っている時にバックで流れている曲を微笑みながら、 レイチェル『これがカウボーイソング?』 フランク『ああ』 レイチェル『湿っぽい歌だと思わない?歌詞をよく聞いてみて』 フランク『確かに湿っぽい、悲しいね・・・よく言うサヨナラソングってやつだ』 なんて、この時のやりとりの曲をラストにホイットニーが歌い上げるシーンは、やっぱり素晴らしい。 ケビン・コスナーの弔辞の通りだな。 ホイットニー・ヒューストンさんのご冥福をお祈りします。 [地上波(吹替)] 5点(2012-03-03 15:59:11)《改行有》 142. クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 初見の時は、何て身勝手な母親なんだと思ったけど、今は母親の気持ちも少し理解出来ます。 だいぶ昔の映画だけど、これって現代でも通じる普遍的なテーマですよね・・・ お父さんパワー全開。 お父さんだって、やる時はやるんだぞ・・・と。 本当は妻が出て行かなくても、こういう父子関係が築けるのが理想なんだろうけどなぁ~。 本当、夫婦って難しいんだけど、子を愛する気持ちは一緒ってのが伝わってきて良かったです。 [インターネット(字幕)] 9点(2012-02-22 14:17:24)《改行有》 143. ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 若干、尺が長い気もしますが最後まで飽きずに観れました。 それにしても、アル・パチーノの独壇場でしたね。 ラストの演説中、曲に合わせて踊り出したところなんか笑っちゃいました(お茶目な悪魔やのう・・・と) キアヌ・リーヴスはアル・パチーノ、いやシャーリーズ・セロンにも食われていましたね。 弁護士という職業に限らず、人としてどう生きるのが真っ当かを問いかけられた 映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-02-19 13:46:43)《改行有》 144. 猿の惑星 《ネタバレ》 素晴らしい映画。 不時着した場所が猿の支配している世界で、人間が家畜のように扱われているのを目の当たりにした日にゃ、何てこったい何で我々人間が、エテ公に支配されなきゃいかんのよ・・・なんて思ってしまうのが、そもそも人間のエゴな訳で。 終盤の人間と猿のやりとり・・・ テイラー(人間)『人間は君らより優れていた』 ザイウス(猿)『それなら何故、人間は滅びてしまったのか?』 そして、人間は慰みや欲望のため、その土地を奪う為に同胞を殺す・・・などと猿側に言われた時には、すっかり猿の方に感情移入してしまったところの衝撃のラスト。 人間の愚かさが良く描かれていて、今観ても決して色褪せていない傑作だと思います。[インターネット(字幕)] 9点(2012-02-12 05:27:52)《改行有》 145. ダイ・ハード 《ネタバレ》 こんなハゲかけでランニング姿の不死身なオヤジ見たことない。 どんだけタフなんだよと最後の方は、まるで大仁田厚のプロレス(電流爆破デスマッチ)でも見ているようで笑ってしまった・・・ファイヤー!! 面白かったけど。 [DVD(吹替)] 8点(2012-01-30 14:18:16)《改行有》 146. ランボー 《ネタバレ》 反戦と娯楽性を兼ね備えた逸品。 やはり、ラストの叫びは心に響くよ。 シルベスター・スタローンって、この作品やロッキーの一作目などの脚本に関わって いるところをみると、ただの肉体派ではない・・・と思いたい(希望)。 そして、両作品とも一作目だけで終わらせとけば良かったのに・・・と思う派の私です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-01-20 15:30:21)(良:1票) 《改行有》 147. マディソン郡の橋 《ネタバレ》 クリント・イーストウッドもメリル・ストリープも素晴らしい演技で、美しく描かれていますけどね・・・ 美しく描かれれば描かれる程・・・ 終始、留守の間にこんな酷い不貞をされた夫目線で鑑賞したので、いい加減にしろよと思いました。 別れる程の不満がある訳じゃないけど、何か満たされない感がある主婦層なんかには共感されウケるんですかね・・・ でもね、虎舞竜の歌じゃないけど、何でもないようなことが幸せなんですよ・・・世の奥様方。 まっ、そんなことは百も承知で不倫するんでしょうが・・・ [DVD(字幕)] 2点(2012-01-20 13:46:55)《改行有》 148. タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 この有名な作品を今更ながら鑑賞しました。 孤独であるが故のやるせなさ感は伝わってきたし、良く描かれているとは思うけど・・・ 面白いか?と問われたら、面白いのはモヒカン頭のデ・ニーロだろうよ・・・と。(冗談抜きで、画面切り替わってモヒカンのデ・ニーロが出てきた時、吹き出した) もっと若い頃に観ていたら、若しくは少し間隔をあけて再度鑑賞してみたりしたら、また違った感想を持つのかも知れないけど・・・(確かに、もう一度観てみたいと惹かれる印象的なシーンも多々あったが、暫くはいいや) しかし、酸いも甘いも知った仲で一緒にアダルトDVDを観ちゃったりするのは解るが(それは私。)・・・ 初デートでポルノ映画は、やっぱイカンよね。 あと突然、突拍子もない髪型に変えた身近な人には、笑っている場合じゃなく用心しようと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2012-01-17 13:24:45)《改行有》 149. 激突!<TVM> 《ネタバレ》 個人的に初期のスピルバーグ作品が好きなんですが、この作品はデビュー作にして文句なしの最高傑作だと思います。[DVD(字幕)] 10点(2012-01-15 14:08:01) 150. ロッキー 《ネタバレ》 これはボクシング云々というより、この映画まで俳優として埋もれていたスタローンの人生そのものでしょう・・・ ケチをつけようがないし素晴らしい。 [DVD(字幕)] 10点(2011-11-12 11:17:34)(良:2票) 《改行有》 151. サイコ(1960) 《ネタバレ》 子供の頃、テレビでヒッチコックの映画をよく放送してた記憶があるんですけど、どの作品を観てもハズレがない印象をヒッチコックの映画には個人的に持っています。 今回改めて、この作品を観たのですが、やっぱり凄いな・・・ どのシーンも印象的且つ名場面です、私にとって。 アンソニー・パーキンスの表情の演技が素晴らしく、これだけの名演技をされては、そりゃノーマン・ベイツという役柄の印象を拭いきれないのも納得です。 [DVD(字幕)] 10点(2011-11-12 11:17:12)《改行有》 152. 狼たちの午後 《ネタバレ》 序盤からラストまで釘付けでした。 この作品一本で当時の米国の社会情勢が解るし、野次馬根性の群集心理やストックホルム症候群も・・・というか、鑑賞している私こそが強盗開始早々ひとり脱落した際『おいおい、この先どうするのよ、ソニー・・・』と強盗側の心配してしまう軽いストックホルム症候群になりました。 実話ベースらしいけど、この犯人こそ罪を憎んで人を憎まず・・・と思ってしまう。 それより何より、アル・パチーノの熱演が本当に素晴らしく見応えありました。 [DVD(吹替)] 9点(2011-11-12 06:41:10)《改行有》 153. 遊星からの物体X 《ネタバレ》 南極という限られた状況下で得体の知れないモノ“X”への恐怖と、本来仲間である筈の人間にも用心しなくては・・・というのが更に怖い。 色々な形に変化する“X”の造型が大袈裟だが芸術的でもある。 生き残った2人が、お互い疑心暗鬼なまま会話し、いずれ凍死してしまうのでは?という決してハッピーエンドじゃないラストも良い。 [DVD(吹替)] 8点(2011-11-12 06:11:02)《改行有》 154. エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 かぎ爪でガラスを引っ掻いて不快な音を立てたり・・・バスタブの湯に浸かっているヒロインの股間からかぎ爪を出す変態っぽさ・・・ヒロインの仕掛けた罠にいとも簡単に引っかかってくれるお茶目さ・・・ホラーのキャラなのに、おバカなイタズラっ子がそのまま大きくなったようなフレディ、愛すべきキャラです。 現実なら結構五分で闘えそうなのに、眠ってしまった夢の中に出現するという設定が絶妙。 設定とキャラがお見事な映画。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-12 05:36:41)《改行有》 155. 13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 面白い。 2作目以降のジェイソンが暴れて殺しまくるシリーズ(寧ろ、そっちが別モノの映画)より、これが私にとっての13日の金曜日です。 怖くない? いやいや、おっちゃん今観ても十分怖かったよ・・・ヘタレでゴメンね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-09 14:27:21)《改行有》 156. オーメン(1976) 《ネタバレ》 流石に今は目が肥えて当時ほど怖くはないが、666やダミアンなどのキーワードは何かにつけて言い合ったりした記憶がある。 惨殺シーンも昨今のスプラッターみたいな派手さはないけど、どのシーンも印象深く崇高なイメージが・・・ 改めて観たら、序盤の何気ない日常の首つりシーンが意外とインパクトありました。 散歩していて、ふとダミアンが居なくなってパッと現れた時の愛くるしい笑顔と、ラストの現大統領の横で見せる不気味な笑顔の対比が印象的でした。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-09 14:01:40)《改行有》 157. 悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 恐怖と笑いは紙一重というのが解るカルトチックな映画。 最初の犠牲者の惨殺シーンが素晴らしく、凄い。 有無も言わさず殺害されドアをピシャリ・・・ 恐怖な場面なのに爽快感すらある。 狂った家族なはずなのに、オヤジが最後の一人を捕らえトラックで走り去ろうとした時、つけっぱなしにした家の灯りに気づき、わざわざ電気を消しに行く・・・ 30年以上も前なのに節電を心得ているオヤジ素敵です、エコです。 最後の一人を一家の長であるヨボヨボの祖父に殺害させようと煽り、ハンマーを持たせては落とし持たせては落とす場面は、ヘタなコントより笑える(実際そんな目にあっていたら笑ってはいられないんだが・・・)と同時に、これまた狂った家族なはずなのに、ホームドラマ的な家族愛を感じてしまう。 最初観た時は、ただ惨殺なシーンのイメージだけの映画でしたが、再見して色んな発見がありました。 この映画は、確かに名作だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2011-11-07 14:26:03)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 158. スティング 《ネタバレ》 小気味好く洒落た映画。 何の疑念も持たず観ていた私にゃ、えっ? ウソ? マジ? そうだったの? あれま~・・・の連続。 心地良く騙され且つ後味良いのって、今の所この映画だけな気がします。 それにしてもポール・ニューマンのちょい悪オヤジぶりは渋くて絵になるなぁ~。 音楽も最高です。 [DVD(字幕)] 8点(2011-11-06 05:02:55)《改行有》 159. レナードの朝 《ネタバレ》 健康で生活出来ることが如何に幸せなことか・・・ 一瞬、一瞬をもっと大事に生きなければ・・・ こんな当たり前のことを気付かせてくれるだけでも価値のある映画だと思います。 鬼気迫る熱演のロバート・デ・ニーロにがっぷり四つで対抗したロビン・ウィリアムスも凄い。 [インターネット(字幕)] 7点(2011-11-01 15:05:33)《改行有》 160. トップガン 《ネタバレ》 トム・クルーズの・・・ トム・クルーズによる・・・ トム・クルーズのための・・・映画。 彼が好きな人はどうぞって感じ。 音楽は素晴らしいのだけれど、その音楽を聴くとこの映画を思い出すのが難点。 公開当時、MA-1を着た成りきりトム・クルーズが、私の周りに何人か居て、この映画の良さを熱く語ってくれたのですが・・・ 熱く語れば語るほど、私の気持ちが萎えた記憶があります。 今も、彼らはこの映画好きなのかな~? [DVD(字幕)] 3点(2011-10-16 01:55:07)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS