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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1881. マトリックス リローデッド 前作自体ほとんど設定の目新しさだけが取り柄だったのだから、続編である以上いよいよ価値は低下せざるをえないのだが、主人公3人のへんてこなキャラクターは、相変わらず楽しい。前作以上の制作者のオタク魂爆発ぶりも楽しい。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2006-04-17 02:10:42) 1882. スウィンガーズ 《ネタバレ》 ふられた男がうじうじと未練にひたる様を延々と見せつけられるだけという、どうしようもない作品。うじうじするならうじうじするで、そのうじうじに格好良かったり面白かったりする部分がないと、映画の主人公としては失格だと思う。電話が重なる場面では、どうせなら2本とかケチなことはいわずに、それまでめぐり会った女性から全員同時にかかってきたりしたら面白かったと思うのだが。ラストの閉じ方がちょっと洒落ていたので何とか+1点。[DVD(字幕)] 5点(2006-04-16 04:43:03)(良:1票) 1883. 奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 バンクロフトとパティ・デュークの名演は認めるが、全体に、何となく舞台用の脚本からあまり変えずに持ってきましたという雰囲気が漂っているため、その分、インパクトは薄くなっている。食事指導のシーンなど、映画としても大成功している部分もあるが、冒頭の唐突な展開、俳優の台詞回しややりとりのタイミング、周辺人物の造形(特に、父親が不自然にステレオタイプなのは、はたして史実に即しているのか?)など、気になる部分も多い。それと、すでに多く指摘されているが、あそこで作品が終了というのは何とも残念である。名詞の概念を知ったというのはあくまでもターニング・ポイントのはずで(それが終着目標ではない)、その後にも2人には多大な努力と鍛錬があったはずなのだから。[DVD(字幕)] 6点(2006-04-14 13:27:50)(良:1票) 1884. 追憶(1973) ちっとも「追憶」に見えないのですが・・・終わった過去の切なさというのは、現在との対比においてこそ効果を発揮するのですが、この作品では、2人が喧嘩したり元に戻ったりが繰り返されているだけで、時の流れに即した関係性の変化というものが存在しないので、全体が非常に単調な印象を与えます。スポットが2人に当たりすぎで、効果的な脇役が存在しないのも難点(したがって、作品の世界自体が制作側の思い込みのように感じられてしまう)。ラストで何とか形になったという感じ。[DVD(字幕)] 5点(2006-04-11 02:12:50) 1885. タイムマシン(2002) 確かに途中からまったく別の話になってしまって面食らうのですが、そういった中でも、段々と元に戻れなくなってしまうタイムトラベラーの悲哀みたいな雰囲気が漂っていて、なかなか悪くないのです。視覚効果関係と美術関係の頑張りもほめてあげたい。それと、エマ役の人って、ラブ・アクチュアリーでコリン・ファースの弟と浮気する彼女だったんですね・・・。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-10 01:32:04) 1886. ハネムーン・イン・ベガス 賭博のカタに相手の妻を要求する男、それを即座に拒否せず悶々と悩む夫、怒りながらも何だかんだで引き込まれていく妻、と出発点の時点で3人が3人ともほとんど最低の人格レベルなので、話としてまったく面白くないし、コメディチックな部分も笑えない。ニコラスとジェームズ・カーンを鑑賞するために何とか見られるという、それだけの作品。[地上波(吹替)] 4点(2006-04-05 22:24:21) 1887. スラップ・ショット アイスホッケーを扱った映画は初めて見るので、その限りでは新鮮だったが、それ以上のものはなかった。大体、ラフプレーそのものを正面から賛美してしまうのは、スポーツの描写として何かが間違っている気がする。全体のテンポもあまりよくない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-05 04:13:25) 1888. カジノ タイトルがカジノというからには、経営者が何を考え、どのように行動しているかという経営の裏側をきちんと見せてほしいところなのだが、スコセッシにそんなことを期待する方が間違いなんだろうな。グッドフェローズとまったく変わりません。しつこいナレーションが作品をぶち壊しているところまで同じ。というか、ナレーションの合間にイメージ映像と再現フィルムが挿入されているような感じ。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2006-04-03 01:32:47) 1889. ドグマ こんな大馬鹿な内容の話を、ここまで真面目に真剣にやっている出演者と制作者に好感。出るキャラ出るキャラがみんなアホっぽくて非常によろしいのであるが、その中でも唯一の一般人の誘導役として登場したリンダ・フィオレンティーノの頑張りが大きいと思う。分かったような分からないような宗教会話も面白いが、「ホロコーストに対しては沈黙していた」とか、「同じ教義のはずなのに殺し合いを繰り返している」など、真面目な部分も見え隠れするのが興味深い。天使の翼が異常に安っぽかったり、さりげなくいろんな映画をボロカスにけなしていたりなど、お馬鹿な部分でもツボを突いてくるのがさらに楽しい。ただ、カメラワークのいい加減さは残念でした。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 04:04:34) 1890. Emma/エマ(1996) 主人公が頭悪すぎで話にならない。君がしてることは、他人の好みや心理を読み取る能力もないくせに勝手に暴走して、周囲に迷惑と混乱を引き起こす、という「よくいるお節介」そのものではないですか。こんな主人公に振り回される周りの人たちが哀れです。点数は、そんな下らない話でもよく頑張っていた美術と衣装の担当者に対して。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-02 03:51:38) 1891. 秘密の絆 シリアス系っぽい作りをしていながら、登場人物の行動がほとんど全員馬鹿そのものでしかないので、まるっきり中身に乏しい。しかし、リヴ・タイラーはともかく、ホアキンやジェニファー・コネリーのあんなアホな役なんて、今となっては逆に貴重かも。点数は、唯一まともな行動回路を持っていた主人公の母親に対して。[地上波(吹替)] 3点(2006-03-28 01:41:33) 1892. しあわせ色のルビー レニー目当てで見るのが間違いだと分かってはいるが、それでもつまらない内容だった。さしたるドラマでもない話を起伏もなく延々と続けられるため、見るのが苦痛である。当時のレニーの演技力のなさにもびっくりした。ユダヤ教の正装(?)の勢揃いシーンのみ、多少の新鮮味があって印象的。[DVD(字幕)] 4点(2006-03-27 01:07:19) 1893. 奇蹟の輝き 結構期待できるストーリーだったのに、展開に一切何の工夫もなく進行するダラダラぶりにびっくり。天国と地獄に関する陳腐な想像力にもがっかりした。[DVD(字幕)] 4点(2006-03-25 04:42:17) 1894. あなたに降る夢 《ネタバレ》 実話ベースといいながら途中からはほとんど創作っぽいとか、登場人物の造形がステレオタイプだとかいうところが前は気に入らなかったのですが、これって50年くらい前の映画の作風を下敷きにしていたんですね。ただし、その単純な世界観の中で演出は変に現代風にしっかりしているので、ロージー・ペレスの役柄が凄くきつく見えてしまいます。しかし、すべてを帳消しにするのはブリジット・フォンダの清楚で可憐な魅力であり、ウェイトレスとして働くシーンもダンスのシーンもぞくぞくしてしまいます。さりげなくいろんなファッションが楽しめるのもポイント。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-21 02:12:42) 1895. デッドゾーン 無駄なく引き締まった進行の序盤中盤もなかなかですが、物語上のすべての要素を一気に解決してぴたりと着地するラストにはびっくりしました。すでにたくさん書かれていますが、主人公の憂いを漂わせた演技が何ともいえない印象的な雰囲気をつくり出しています。つまり、大活躍してヒーローになることなく、独力できちんと前に向かっているのがいいのです(だからこそ、最後の切なさが増幅されています)。なお、原作も読みましたが、やや冗長な部分もある原作に比べ、重要部分にきちんと焦点を絞り、さらに原作にない部分を巧妙に加え、綺麗に映像化していると思いました。[DVD(字幕)] 8点(2006-03-18 17:03:56) 1896. ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 何百キロも離れた街にトラクターで旅に出てしまうという発想自体が感動ものだが、それを許してあげる(しかも2度も)娘や、到達したときに大騒ぎせず自然に受け入れている兄が何とも素敵。背景の説明ほとんどなしなのも潔くて良い。原題も含めて、タイトルに何も工夫がないのが残念。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-18 16:38:05) 1897. シティ・スリッカーズ この話は、大自然でのそれまでにない肉体的体験が個人の内面を変えていくというのがポイントのはずなのだが、何でその主人公に、常に頭の中でしか物事を考えていないようなビリー・クリスタルをあててしまうのだろうか。彼が頑張れば頑張るほど、まわりのお膳立てと正反対の方向に世界が行ってしまっているような気がしてならない。導入部と収束部がそれぞれ長すぎで、しかも肝心の各人の「変化」なるものがありきたりで平凡なのもマイナス。[DVD(字幕)] 4点(2006-03-16 02:58:55) 1898. 赤ちゃんのおでかけ 途中から、ネタが尽きてきたのか、単なる追いかけ合いばかりが延々と続くようになってしまって、一方的につまらなくなっていきました。犯人3人組のうち2人が単なる足引っ張り役の馬鹿でしかないのもマイナスです。日本人を笑わせたかったら、きちんとボケとツッコミをマスターしてください。ここぞというところで「アーッ」って叫びまくっているのも、うるさいだけです。[DVD(字幕)] 4点(2006-03-14 04:13:07) 1899. スティング 《ネタバレ》 何よりも、すべての展開が主人公2人に都合良すぎで、敵ボスに光るべきところが何ひとつないというのが良くない。ポーカーの場面などは、単にポーカーのきわどい勝負に勝ちましたというだけであって、主人公側の知能や策謀力を示す「作戦」にはなっていない。そもそも、あれだけのエキストラを敏速に揃えられる人脈と、それを一糸乱れないほど統率できる指示力・組織力があれば、あんな回りくどいことをしなくてもよさそうなものなんですが。至る所で追跡シーンや主人公たちが悩んだり困ったりするシーンが挿入され、流れが寸断されているのも困りものです。ただし、そんな穴だらけのシナリオの中でも、光り輝くほどのスター性をどの登場場面でも存分に示しているレッドフォードは素晴らしい。点数は彼に。[DVD(字幕)] 5点(2006-03-14 04:00:54) 1900. トゥームレイダー2 内容的にもつまらないが、そもそも、そんなに無理して世界中を飛び回らなくてもいいのに。見てる方が時差ボケしそうです。それと、アンジーの格闘アクションがまるで迫力なし、というか、1に比べると太って動きが鈍くなってはいないか?[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-13 01:13:48)
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