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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ディープ・コンタクト 《ネタバレ》 地図から消された炭鉱町。そこに科学調査にやってきたグループが坑道を調べると、得体の知れない生物に遭遇、 ストーリーはめちゃくちゃ好みなんですけどね、いや実際、中盤までは割と楽しめました。雰囲気も悪くなかったし。 この作品のパッケージ写真、これどう見てもトレマーズを意識してるでしょ? だからこういうタイプのクリーチャーが出てくると思ってしまいますよね。実際は、そうですねぇ二足歩行してるから、地底人ですよ地底人。 21世紀に入って地底人出してくる映画もなかなかないのでその辺の意欲は買いたいのですけど、 肝心のクリーチャーがほんと見えずらいとと言いますか、襲われるシーンも何が起きてるのかよくわからんレベルでして。 終盤の脱出シーンでクリーチャーがようやく見えるところはやっぱB級感ガッツリ感じちゃいましたけど、 この辺がもっとハラハラさせるような仕上がりになってればだいぶ違ったのになと思います。 あと、こんなバケモノたちを相手に町の人たちだけで自警団作って監視してる理由が、世間の人は信じないからってなんだそりゃという話だし、 コンクリ流して穴塞がないのとかも思っちゃうんですけど、まぁそれいっちゃ映画にならんか。[インターネット(字幕)] 5点(2025-02-22 15:24:54) 2. TITAN タイタン(2022) 《ネタバレ》 アサイラム制作による、いつものB級SF映画。 とはいえセットや衣装などはそれなりに凝ってるように見えます。少なくとも安っぽすぎて観てられないというほどではありません。 ただ低予算SFにありがちなCGの安っぽさだけは致し方ないものがあります。 舞台が衛星タイタンなのでそのタイタンの風景を俯瞰したり地平から見たりといったヴィジュアルが欲しいなと SFマニアとしては思うのですが、残念ながらアサイラム作品にそういうのを求めるのは酷というものでしょう。 あとストーリーがポンコツすぎます。なんというか、これならせめてぶっ飛んだ内容で笑かして楽しませてくれればいいものを、 本作は普通に真面目に作ってるんですよね。だからただつまらない、という地獄なのであります。[インターネット(吹替)] 3点(2025-02-21 16:46:41) 3. 壁女(2015) 《ネタバレ》 あらすじだけみて、これは「笑ゥせぇるすまん」的なお話ねと思いバッドエンド確定だなと決め付けて鑑賞したわけですが、 そういう意味では割とバッドでもなかったなと。結局は元の自分に戻ったってだけで。 一番の盛り上がりは壁の穴にブツを差し込むシーンですかね。なんてシュールなんだろう、て思っちゃいました。 あの壁の穴に額縁をかけて自分の作品にして終わるアイデアは粋だなと思いました。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-20 16:16:02) 4. ウエスト・サイド・ストーリー(2021) 《ネタバレ》 あらゆるジャンルに挑戦してきたスピルバーグが唯一手をつけていなかったのがミュージカル。 そんなわけで、ロバート・ワイズの名作を再映画化したとあってどうしても比較してしまうわけですが、 なぜ今更あの名作をと思って観たら、その思惑がなんとなく理解できました。 ちゃんとプエルトリコの人たちを起用して人種・移民問題や人間の争いという根源テーマを浮き彫りにし、メッセージ性がより増したように思います。 61年版にも出演していたリタ・モレノが唄う「Somewhere」は、そういう意味合いも纏ってとても感傷的で心に響くものがありました。 ロバート・ワイズ版は舞台劇という印象が強かったですが、本作はどんどんと外に出て、スピルバーグ&ヤヌス・カミンスキーの撮影ですから とにかく画面が明るく、あるゆるショットで「光がこぼれ溢れてる」んですよね。この画調が合わさっていたせいもあってか、 明るい曲調の「America」なんかはロバート・ワイズ版より好みでした。 それから現代風にカット割りも多くカメラもよく動きます。なので全体として映像は派手でダイナミックですが、 演者の動きをじっくり見たいという人もいるだろうからこの点は賛否あるかもしれませんね。 あと最初の段階で「これはフィルムで撮ってるな」と思いました。デジタルで撮るのがもはや当たり前の時代に手間のかかるフィルムで撮ってる理由も見ていてわかります。 やっぱりフィルムでないと、映像の特別感みたいなのが出ないんですよね。50年代を舞台にしてるから、フィルムの質感がノスタルジーを呼び起こすのにも一役買ってると思います。 悲しいラストを迎えながら、街を移動する影にレナード・バーンスタインの名曲が流れるエンドクレジットがとても良い余韻をもたらしていました。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-18 10:32:01)《改行有》 5. フライング・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 ついにジョーズが空飛ぶ映像が観られるのねと思い鑑賞したのですが、全然飛んでませんやん。 ジャンプしたジョーズに警官が食い殺されるシーンが2度ありますが、これを指して言うのならジャンピング・ジョーズですね。 あとそもそものジョーズ映像が実に少ないです。ただサメの動きが早くて勢いがあるのだけは良かったですね。 サメのタイプも2種類いるのかな?と思ってしまうんですけど、もし一匹のジョーズなのなら、大きさに統一感がないような気がします。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-17 10:46:12)《改行有》 6. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 テクノロジーの一番真っ当な使い方、という印象。 何不自由なく暮らしていることが自分を悩ませるんだってのが、なんだか仏陀を思い起こさせます。 ラストの再会は実に感動的です。そして育ての両親に感謝を伝えるところもまた感動的。 二人の周りにいっぱい村人が集まってくるんだけど、みなさん自然体な感じで良かった。 変に美化してるわけでもなく、それぞれの人や出来事を等身大に描いているのがまた本作の良かった点です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2025-02-16 16:07:32)《改行有》 7. 透明人間(1933) 《ネタバレ》 これはエポックメイキングな作品です。 1933年制作という驚くほど古い映画なのに、さらに驚くべきはいま観ても普通に面白いことです。 透明人間というキャラクターを、映像によって具現化させた。透明人間とはこういうやつなんだって、人々の頭に共通認識を植えさせた。 本作の一番の魅力は、やっぱりグリフィン博士そのものの魅力に尽きます。手袋をつけて、顔に包帯巻いてサングラスをして、 喋る度に口元の包帯が揺れ動く。そして言動や行動が粗暴でどんどんエスカレートしていく。 今風に言えばヴィラン的な魅力の塊という感じがします。長い映画史においてさまざまなヴィランが作られてきたけれども、 そういうものの先駆者、創始者様って感じがいたします。 特筆すべきは映像技術で、これはどうやって撮ったの?と伺いたくなるようなシーンが複数あり、 包帯を解いて透明の自分を見せつけ高笑いする様は見事な出来栄え。様々な品物が見えざる手によって動かされる数々のシーンも実によくできてます。 あと千と千尋の湯婆婆みたいな見てくれの、やかましい宿屋の女将もキャラクターとして印象深かった。 テンポも軽快。昔の映画にありがちなもたつきもありません。8点献上。[インターネット(字幕)] 8点(2025-02-16 10:16:17)《改行有》 8. 驚異の透明人間 《ネタバレ》 そうですね、紛れもなく低予算映画ではあると思うのですが、結構真面目な作りと展開。 透明になるシーンでは、対峙するおっちゃんが一人芝居を頑張ってやってるところもあり見てて微笑ましいです。 もし自分が透明人間になったら、ある意味無敵になるのであんなことやこんなこと、色々やっちゃいそうですが、 強盗というオーソドックスなことはやってますけどこういう技術は危険だってことで、まさかの大爆発ラスト。 あなたなら、どうする?とカメラ目線で問いかけのエンディングは、 米ソ冷戦時代の雰囲気がこちらにも伝わってくるような感覚がありましたね。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-14 16:29:19)《改行有》 9. 真昼の決闘 《ネタバレ》 一般的な西部劇の型を外した意欲作、といったところでしょうか。 当時の観客がどう思ったのかは知りませんが、1952年の時点で このような内容の作品を作るというのは実にセンセーショナルではないかしら。 本作のゲイリー・クーパーはだいぶおじいちゃんに見え、若いの4人も相手に 大丈夫かと心配になりましたが、そのおじいちゃんに簡単にやられるさらに弱っちい奴らでしたね。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-13 17:14:18)《改行有》 10. 元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件 《ネタバレ》 まぁそれなりには楽しめる佳作といったところでしょうか。 勿論、元彼が乗っていてもいなくても墜落だけは絶対に避けたいところです(笑)。 そんなわけで二人それぞれ体を張って、飛行中の飛行機の燃料漏れを食い止めようとしたり、 ハラハラさせられるシーンの連続。映像的にも抜かりない作りで良かったと思います。 もう助からないと感じたあたりからの二人の告白、こういうのはグッときますね。 小さな砂の島へと着陸を試みてからの沈没、そこからの救出あたりが一番の見せ場だったかな。 あとラスト、最後にサメが出てくるのかなみたいな視点があって、あれは若干余計かなとも思いました。[インターネット(吹替)] 6点(2025-02-13 10:09:29)《改行有》 11. 目玉の怪物 《ネタバレ》 車に轢かれた例の怪物が映し出された時、私は一瞬「あれ、ミャクミャクか?」と思ってしまいました(笑)。 でもミャクミャクのような程よい可愛らしさはこの怪物にはありません。 それなりに不気味さはあったと思うのですがこの怪物、車のライトに照らされただけでボン!と爆発して消滅するのです。 これほどまでに弱っちい異星人が他にいただろうか。それに動きもすごく鈍いです。 あとお話がつまんないです。ポスターに出てる目玉だけの怪物は出てきません。あしからず。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-11 16:47:18)(笑:1票) 《改行有》 12. ロスト・ワールド(1925) 《ネタバレ》 ちょうど100年前の作品とのことで鑑賞。 確かに今観れば恐竜たちはストップモーションアニメのカクカクもので、 これを見て本物の恐竜だと思う人はゼロ人でしょうけど、100年前の人であれば、 そもそもクレイアニメの概念自体がないと思うので、やはり相当衝撃だったんでしょうね。 個人的に感心したのはその恐竜のシーンと人間が、一つの画に合成されてるシーンがいくつかあったことです。 100年前の時点でそういう合成が実現できてたんだなと、その映像を見たらより真実味に感じるだろうと思いました。 私が見たのは全編にわたって優美なクラシック音楽がつけられてましたけど、 これがシーンシーンを盛り上げるための付随音楽として作られていたらもっと良くなってたでしょうね。 あと、着ぐるみの謎の獣人も気になりました。恐竜だけでなく色々詰め込んでてすごいなと。 その獣人の相棒のオランウータンも演者で可愛かった。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-11 11:22:30)《改行有》 13. サマリタン 《ネタバレ》 スタローンかっこいいですねぇ。ほんと、イケおじですよ。 こういうある種安心して観れる王道ストーリーの作品って最近はむしろ少ないように感じますが、 スタローンのような往年スターが今でもこういう役柄を演じて頑張ってることが嬉しく思います。 少年に対して、悪党を倒すのは簡単だが誰の人の心にも善と悪の両方がある、 正しい決断をするのは自分次第だと諭す姿が格好良いです。[インターネット(吹替)] 7点(2025-02-09 10:24:33)《改行有》 14. 旅立ちの時 《ネタバレ》 リヴァー・フェニックスの魅力が迸っている作品でしたねぇ。 逃走生活からの旅立ち、そして親からの旅立ち。 ラストは感動的で、映画が終わった後も、登場人物たちのその後の人生を色々と想像したくなる、 そうさせるのっていい映画だよな、て思います。[インターネット(字幕)] 7点(2025-02-07 14:32:50)《改行有》 15. ザ・メガロドン 大怪獣覚醒 《ネタバレ》 60メートルクラスのメガロドンが人を襲うパニック映画、とのことですが、 これを見てて思ったのは「でかけりゃいいってもんじゃない」ってことですね。 B級映画なのでメガロドンが人や戦艦を襲うCGは呆れるほど酷いのですが、 あまりにデカすぎて、人を襲うシーンもお魚がミジンコを丸呑みするみたいな感じでハラハラもクソもないです。 そんでこれだけデカかったら、普通は動きがスローなはずなんですけどね。 このメガロドンはでかいのに動きはクイックすぎて重量感を感じない。 まあこんな低予算ムービーにそういうのを求めるのも酷かもしれませんが、 人が会話してるシーンも画が単調すぎるしね、同じ角度からのカメラから撮ったものを延々繋げてるだけで 画に変わり映えがしないんですよ。せめてその辺の工夫もしてほしいなと思います。[インターネット(吹替)] 3点(2025-02-07 09:57:37)《改行有》 16. ノーマッズ 《ネタバレ》 ジョン・マクティアナンは自分の好きな監督さんです。彼の初監督作とのことで鑑賞してみたのですが、 まず音楽がビル・コンティだったのに驚きました。ビル・コンティは007の音楽も一度担当しており、 本作では若かりし頃のピアース・ブロスナンが主演してるわけですが彼ものちにジェームズ・ボンド役に 抜擢されるのでこれはある種の縁というやつですね。 巨匠と呼ばれる映画監督はなぜか初監督作品がホラーであることが多いのですが、 本作の場合は普通のホラーとは少々違っておりまして、このノーマッズという悪霊が見た目単なるパンク集団なわけです。 そんで連中が出てくるシーンは大抵威勢の良いロックがかかってるわけで、悪霊っぽい描写が微塵もない。 なので普通のホラーだと期待してみるとなんじゃこりゃと思う人続出だと思います。 途中出てきたシスターも単なる悪夢だったし、ビルから突き落とした男も他の人には見えてなさそうだし、 単なる不良集団を悪霊だと思い込んだだけなのでは、という線も残しつつ描いていく。 そういうどちらとも捉えられる含みを持たせる設定は好みだけど終盤は急展開していきますね。 そんであの結末。ノーマッズに殺されるとみんなノーマッズになっちゃうということでしょうか。 不満点といえば主人公の医者がひたすら記憶を追体験するという設定が安直で、 彼女と人類学者にもう少し何かしらの繋がりを持たせて説得力を持たせるべきだなと思いました。[インターネット(字幕)] 5点(2025-02-05 14:00:41)《改行有》 17. ハイ・ライフ 《ネタバレ》 いゃぁ、これは困った代物です。正直、全く理解できませんでした。面白さも内容も、何が言いたいのかもわからず。 出演陣は豪華だし、宇宙と生殖というあまりない掛け合わせにも期待したいところだったのですが、 ちょっと不快なシーンがちらほらあるだけで自分には刺さりませんでした。[インターネット(吹替)] 3点(2025-02-05 12:26:12)《改行有》 18. 恐怖の足跡 《ネタバレ》 本作の影の主役はオルガンだと思います。不穏なシーンには必ずオルガンの短調かつ不協和な響きが聞こえてくるわけですが、 これがあるなしでは本作の色合いはだいぶ違うものになるでしょう。特に主人公自身がオルガンを弾いて焦点の合わない目になり 白塗り集団の高速ダンスシーンが流れたりするところはそれこそ遥か昔のシネフォト特有の不気味さを表現していたように思います。 前半こそ不思議で幻想的な映画だなと観ていましたが後半、自分が生きていないんだと悟るあたりの「孤独さ」が怖さへと直結していて その辺が巧みだなと感じました。まぁ古い作品なんで手作り感も強く、白塗りさんたちの追いかけっことか ちょっと笑っちゃいそうにもなるんですが、カルト的な人気があるというのもわかる作品であります。[インターネット(字幕)] 6点(2025-02-04 10:55:32)《改行有》 19. マックス・スティール 《ネタバレ》 ヴィジュアル的にはマーベルキャラっぽい代物ですが、 内容的には父親の正体を通して知る自分の運命のお話で全体として派手さはありません。 最後の最後になってようやく戦闘シーンが出現しますがスーツ二人組の肉弾戦で特筆するところはありません。 マックス自体にもあまり魅力がなく、バディのスティールもよく喋りはしますがその会話に面白さがありません。 予算の問題もあるとは思いますが、何より脚本の出来の問題かなと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-04 09:45:43)《改行有》 20. コンビニ・ウォーズ ~バイトJK VS ミニナチ軍団~ 《ネタバレ》 とんでもなく下らないおバカ映画ですけど、個人的にはまずまず楽しめました。 オスメント君がちょい役で出て来て驚いたものですが、さらにジョニーデップの娘、 そして後半からはデップ本人も出てきてなんだこれはと。いや一番驚いたのはスタン・リーがカメオ出演してたことです。 なんでこんなお方がこんなおバカ映画に出てるんだと(笑)。おそらく監督さんの人脈とか縁の賜物なんだろうなと推測します。 JKらしい下ネタ全開ギャグ、いろんなキャラの先生、そしてミニナチ・ソーセージとかいう訳のわからんキモカワキャラが個人的にツボでした。[インターネット(吹替)] 6点(2025-01-31 16:47:58)《改行有》
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