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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 エメリッヒは今回もCG特撮で魅せてくれた。津波や竜巻などのスペクタクルの導入や描写がリアルで、うそ臭さがまったくない。ただただ圧倒されてしまい、瞬きできないほど(不謹慎にも次にどんな災害がやって来るのかワクワクしていた…)。これらの派手なヴィジュアルに対して、凍てついたメトロポリスの静寂漂うヴィジュアルも圧巻。自然の脅威に晒された人間の何てちっぽけなこと…。これに加え宇宙から見た地球の光景を各所に入れてくるのが、また効果的。静と動、人間の視点と地球規模の視点、これらを見事に共存させているのである。さて、今回もまた物語に軍や政府が絡んでくるのだが、主役と息子のストーリーに比重を置き一般人の視点から語られるため、割と世界に入り込みやすい(ジャック博士がようやく政府に認められたのに、それを振り切って息子を探しに行く、という展開がそれを裏付けていると思う)おかげで僕は「そこにいる感覚」を味わえた。何だか寒いような気がするし、映画館の外は大変な事になってるんじゃないか…とか、この状況自分ならどうする?などと考えてしまう。ラストの、生き残っていた人々がビルから次々と出てくるシーンでようやく気づいたのは、この映画のテーマの一つが「希望」であること。ディザスタームービーにしては残酷な表現は控えめだし、今にして思えばデニスクエイドのセリフや、ルーシー博士の病院での出来事なども「希望」を感じさせるものだった。べた褒めしてきたが、僕としてはストーリー面でもっと冒険して(ハジけて)欲しかった所。個のキャラクターにももっと魅力が欲しかった。長くてもいいから、この辺をじっくり描いたものを見てみたい。もちろん大スクリーンで。[映画館(字幕)] 8点(2006-01-26 17:19:48) 2. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 まずは私、数多いるスター・ウォーズファンの一人であります。最初の「20th Century Fox fanfare」が流れ出した瞬間、思わず涙ぐんでしまったのは私だけではないはず…。そういった立場からこの点数をつけた次第です。新たなる希望を予感させるラストを始め、挙げればキリがないほど数々の名シーンがある今作。スター・ウォーズファンとして、そして映画ファンとして不満な箇所がないわけではないのですが、そんなものがどうでもよくなる程の感動を得ることができました。この壮大なファンタジーを贈ってくれたルーカスに、ただありがとうと言いたいです。[映画館(字幕)] 10点(2005-07-29 23:52:35) 3. ゴッドファーザー 私は若輩の分際だが、十分楽しめた。とにかく、何もかもが格好良い。音楽が美しい。シーンの一つ一つが名シーンと呼べるほど。長尺にも関わらず、見終わった直後「もう一度最初から見たい」と思った。点数が10点でないのは、まだこの映画を2回しか見てないから。もう2、3回見ればきっと10点になると思う。昔の映画を敬遠してる人も、一度見てみてください。 同年12月文追加、及び点数変更。初見から4ヶ月。劇場に足を運んで1回、ビデオで3回鑑賞。10点(2005-02-28 03:55:23) 4. メリーに首ったけ 《ネタバレ》 とってもお下品だが、めちゃくちゃ楽しい。犬のシーンは腹を抱えて笑ってしまった。ストーリー的にも悪くないし、メリーが究極的にイイ娘なので後味も悪くない。息抜きにピッタリ。6点(2005-01-08 05:25:20) 5. GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 日本版と切り離して見たので、まあまあ楽しめた。これ、重要。人間に身体を大きくされ、2時間ずっと逃げ回る羽目になり、子供を皆殺しにされ、挙句身体にミサイルを撃ち込まれるゴジラは見てて気の毒だった。キャストの中では、ジャン・レノ1人目立ってる印象。私はこれを劇場で鑑賞した。迫力命の作品だから、テレビで見ても楽しめないかも。6点(2004-09-19 13:36:44) 6. ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 登場人物が多いけど、よく消化できてると思う。個々のストーリーが微妙にリンクしているし、編集のうまさ。全編に流れる音楽もいい。幸せは必ずしも継続するとは限らない。誰かが笑っても、その陰では誰かが泣いているかもしれない。しかし誰もが、自身はもちろん他人の幸せをも願っているはず…。クリスマスが舞台だから、その時期にもう一度みたい。7点(2004-09-07 08:40:24) 7. マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 作品のテーマが散漫とし、ラストには放り出してしまった感じではあったけど、近未来のオリジナル設定とそれに基づいたサスペンスを融合し、最後まで引っ張っていってくれたのは見事。次々と変わる展開と近未来の都市風景に、私の頭はフル回転。近未来でありながらこの世界に入りやすいのは、都市の環境は進化していても、人々の感情は現在の私たちと同じであるから。逃げて逃げて逃げて、元妻という唯一自分を理解してくれる人物の存在に気づいたとき、アンダートンは逃げるのを止める。私はこのシーンが最も好きだ。そして今回も音楽、映像が見事にマッチしていた。8点(2004-08-17 00:45:52) 8. ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 もう10回以上は観ただろうか。セリフもだいぶ覚えた。文句なしのエンターテイメント。初めて見たときは衝撃的だった。怖かった、恐竜たちがホントにいるようで。でも博士たちの恐竜を愛してるのが伝わってくる。だからその辺のバランスが絶妙。2や3の場合はそれがないから、恐竜嫌いになってもおかしくないだろう。そういう点で「1」は格別。音楽もキャストも絶妙。特に皮肉っぽいけど核心ついてること言うジェフ・ゴールドブラムがいい。とにかく無駄がない。映画を見る喜びを味わおう!10点(2004-08-16 17:08:53) 9. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 ルーカスとスピルバーグのコンビが創っただけあって、非常にスリリングでおかしくって「これぞ娯楽!」といえる作品。ホラー映画は平気な私も、あの虫に囲まれるシーンだけは、思わず目を背けたくなってしまう…。9点(2004-08-16 17:03:08) 10. ターミネーター3 《ネタバレ》 まあ、監督代われば作品も変わる訳で。中盤の、所謂「重量級アクション」がツボだった。ラストも意外でいい。「次」を期待させる。それ以外の、あまり練られてない脚本にはガッカリだが、まあこんなものでしょう。6点(2004-08-16 16:46:08) 11. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 まず、原作を読んでない者のレビューである事を。個人的にアラゴルンやレゴラスやギムリの話が好きだったので、指輪を捨てにいく話はもうどうでもよかった…という訳で、ラストも戴冠が済んだらスッキリ終わって欲しかった。6点(2004-08-16 16:32:28) 12. ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 どこか懐かしい幻影の数々に、癒される。そして最後に押し寄せる感動の波(あれはズルイ…)幸せな気分になりたい時や癒されたい時に、どうぞ。9点(2004-08-15 02:53:47) 13. スター・ウォーズ 《ネタバレ》 何でこんなにワクワクするんだろう。鑑賞中はいつも、自分はあの世界に立っている。10点(2004-08-15 02:46:00)(良:1票) 14. スピード2 タイトル負けってやつでしょう。テレビで見ればいいと思う。一応、最後まで見届ける事はできるはず。3点(2004-08-15 02:20:54) 15. ベリー・バッド・ウェディング キレまくりでいいですね。全員逝っちゃってます。好みが分かれるでしょう、これは。5点(2004-08-15 02:17:56) 16. マスク(1994) 《ネタバレ》 楽しかった。吹き替えで見ても十分面白いと思う(むしろ、そっちに慣れてしまった)楽しい気分になりたいときは、どうぞ。7点(2004-08-15 02:11:37) 17. スパイダーマン2 《ネタバレ》 ぜひ劇場で見るべき。ドック・オクの足音やスパイダーマンの苦悩と弾けっぷりを十分味わえるように。MJが美人かどうかはともかく、自分にとっては余計だった。ヒーローの悩みだけで、人間ドラマは十分だった。7点(2004-08-15 02:09:06) 18. スピード(1994) 《ネタバレ》 キャストも音楽もいいし、アクションとサスペンスのバランスもいい(どちらかと言うとアクション寄り)ラストの電車は余計な気がするけど。7点(2004-08-15 02:03:20) 19. タイタニック(1997) 《ネタバレ》 この映画は見事に「超おもしろかった派」か「超つまらなかった派」に別れる作品のようだ(少なくとも私の周りでは)そして自分は前者。確かにギリギリの線だと思う。主演の若い二人は自分の事しか考えていない。ハッキリ言って、恋愛も薄っぺらで単純。でもこれってすごい現実感あるんじゃないかな?私の周りはこんな人間ばっかりだから。私はそういう見方してるので若い二人の恋愛模様についてあまり文句はなかった。ビジュアル的にいいディカプリオがキャスティングされたのも仕方がないだろう(←ズルイくらいカッコいい。ありゃモテてもしかたない!)でも私がこのように高得点をつけるのは、やはり周りの人物やタイタニック号事件というもう一つのストーリーにある。最後まで演奏を続ける音楽家やベッドでお話を聞かせる親子はもちろんのこと、老ローズに「もう一度タイタニックに?」と尋ねるビル・パクストン(←何故かこのシーンが好きで)や、「いい人」であるキャシー・ベイツがとてもいいのだ。そしてもうひとつはタイタニックマニアともいえるキャメロンができるだけ忠実に一つの事件を描いたこと。海原を堂々と走るタイタニック号はやがて多くの要因が元になってついに最後を迎えてしまう。その過程を描くのに内装や衣装や小道具まで徹底的にこだわり、この事件にどのような事実があったかを細かく散りばめて描いた事に私は感心した。沈むシーンでのパニックの様子は恐怖を感じてしまうほど。この大スペクタクルに、私はゾクゾクした。ストーリー的に蛇足な部分もあるのだが、それでも私はこの映画を評価する。だからといって映画好きとしてのステータスや思慮の深さを問われたくはないが・・・10点(2004-06-19 04:28:17)(良:1票) 20. バニラ・スカイ 《ネタバレ》 映画館で見たのも幸いしたのか、不思議な世界に浸かってしまった。冒頭の、街から人が消えてしまうシーンからインパクトが。豪華キャストだったが、中でもキャメロン・ディアスがなかなか良かった。「あなたは本当に幸せ?」といった直後、スピードを上げて心中を試みるとは‥彼女は切ないが恐い。オチは拍子抜けだが、カート・ラッセルの最後の表情がまた切なくて、良かった。幸運にもサウンドトラックを安価で手に入れることができたのだが、これがかなりイイ。主題歌はもちろんの事、映画の雰囲気の通り不思議な曲が多い。映画を楽しまれた方も、そうでない方にも、おすすめ。7点(2004-06-19 04:17:50)
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