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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. さよなら、さよならハリウッド 二番煎じ、焼き直し、この映画を批判するならそんな言葉が出てきても仕方ない。でも、こんなに笑えるウディ作品は久しぶり。目の見えなくなったウディの動きは、まるで『スリーパー』の召使ロボットのよう。勿論、大傑作などではないけれど、くだらなくてサイコーです。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-05 23:44:15) 2. めぐり逢えたら ノラ・エフロンって才女だと思う。男と女が最後にめぐり逢って終わるこの映画、通常のラブストーリーとは一線を画すのだが、それまでの過程にすごく説得力があって、鑑賞後の気分がすがすがしい。この映画を子供だましの単なる乙女チックな恋愛映画だと思ってる男性は、一生モテません。しかし、かく言うぼくもモテません。ではいったい誰がモテるんだ。まあ、ぼく以外の男性であることは確かだろうな。ちなみに、昔、この映画の二番煎じの、中井貴一とキョンキョンのドラマがありましたね、すごく好きだったなあ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-20 01:27:52) 3. エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 ぼくは本当にチャーリー・カウフマンという男の映画が嫌いで、だったら見るなという話だけれども、それでもやはり大概見ているというのは何かしら期待もしているからであって、しかしながらこの映画もいつもどおりのアイデア一発勝負、ストーリーはあってないようなもので、イメージの断片をつなげたものとしか言いようがなく、オープニングクレジットが入る前の冒頭のシークエンスがものの5分でギミックであることがわかってしまうし、アラが目立つ、時系列をいじり倒す系の映画はもう本当に見飽きたし、飽和状態、目新しさはない、そしてケイト・ウィンスレットは見事にふっくらさんで、この映画を日本でリメイクしたら主演女優は友近ではないかと思う。[映画館(字幕)] 4点(2005-04-19 00:58:16) 4. 世界中がアイ・ラヴ・ユー そのすべてがいとおしくなるほどに好きな映画です。数あるウディアレン作品の中でも抜群の出来だと思う。ウディとゴールディー・ホーンが踊るラストシーンは、何度見ても惚れ惚れするほど素晴らしい。泣ける。とにかく90年代のウディ・アレンはすごかった。人によって好き嫌いは激しいが、もともとハズレの少ない作家だったが、90年代の作品の多様性、そしてその質の高さには舌を巻く。ミア・ファーローとの別離とスーン・イとのスキャンダルでプライベートは絶対にとんでもなかったはずなのに。尊敬すべき変態だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2005-04-07 01:25:27) 5. スモーク(1995) トム・ウェイツの音楽に救われている。 というかトム・ウェイツこそは映画の神。トム・ウェイツの姿或いは声の存在するところ、映画が出現する。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-06 00:58:37) 6. スクール・オブ・ロック ロックが好きであればあるほど、この映画は笑える。そして泣ける。たとえその方向性が、AC/DCやレッド・ツェッペリンのような、あたくしがヘドが出るほど嫌いなはあどろっく。であろうとも。ステージはバンドだけじゃない、スタッフが重要なんだ!という姿勢も泣けるじゃないの。ツボに入ったのはファックMTVの姿勢とエンヤ。9点(2005-03-29 00:40:37) 7. ゾンビ/ディレクターズカット完全版 こんなに面白いとは思わなかった。哀愁すら感じる、ホラー映画の金字塔。いやあ、あのショッピングモールに閉じこもるという設定考えただけでもエライ。アルジェント版は見てないけど、だらだら遊んでるシーンがあるからこそ、この映画は生きる。ショックシーンだけの『ゾンビ』なんて『ゾンビ』じゃない。と思うほど素晴らしい出来だ。9点(2005-03-28 01:09:00) 8. アビエイター デカプリさんの留守電に「いい役者さんの顔になってきましたね」と2回くらい吹き込んでやりたい。映画は面白くないけど。 それとブランシェットのボストン訛りがいらつく。5点(2005-03-26 22:42:33)(良:1票) 9. サイドウェイ 決して派手な映画ではないし、起伏に富んだ物語でもないのに、心をぐっとつかまれた。特に後半、お約束どおりではあるけれど、マヤの家を訪れるポール・ジアマッティの姿に、ぐっと哀愁を感じた。ポスト・ウディ・アレンに任命したい。8点(2005-03-21 02:05:55) 10. ロング・エンゲージメント 空撮シーンやリアルな戦場シーン、ジャック・タチ風郵便配達夫など、見所はたくさんあるのだが、やっぱりわかりづらい。登場人物の名前にコンフューズド。そもそも登場人物がたくさん出てくる謎解き物は、二時間の映画には向いてない。偶然でことが進みすぎて、興ざめする。5点(2005-03-14 00:20:38) 11. ギリーは首ったけ 意外と評価低いので驚き。その邦題とファレリー兄弟製作故、「メリー」と比べられてしまうのは致し方ないが、ヒロインのヘザー・グラハムといい、B級2枚目半役者クリス・クラインのコンビがなかなか笑わせてくれるじゃありませんか。黒人の身障者(一般的な観点では二重苦!)のおっさんがファンキーでおもしろい。7点(2005-03-11 00:45:43) 12. アダプテーション ばっさり斬ります。メタ映画のクズ。面白みを一切感じない。ひどい楽屋落ち映画を見せられたような気分。憤りを感じさせない分、3点。3点(2005-03-11 00:37:55) 13. 大陸横断超特急 好きだなあ。決して爆笑はしないのだが、深夜に酒なんか飲みながら見るといいんだなあ、ジーン・ワイルダー。7点(2005-03-07 00:13:12) 14. セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ 好きなんだが。絶賛するのは控えたい。しかし、この幼稚な映画愛。いとおしくはある。ただ、「I Love ペッカー」や「シリアル・ママ」、「ヘア・スプレー」のようなウェルメイドな佳品のほうがぼくは好きだ。「セシルB」は無理して「悪趣味」映画作ってるような気がするから。見た当時は非常に興奮したものでしたがね。7点(2005-03-01 01:02:38) 15. マンハッタン これで人生が変わった、といっても過言ではないくらい。本当はこんな人たちに感情移入なんかできそうにないけれども、見るたびにそれぞれのキャラクターに感情移入してしまう。胸をかきむしられるような思いで見てしまう。モノクロのマンハッタンが実に美しく、バックに流れるラプソディ・イン・ブルーが涙が出るくらいにはまっていて、最高傑作としか言いようがない。テープレコーダーに自分の好きなものの名前を吹き込んでいくところから、本当に好きなのは彼女だと気づいて、マンハッタンを走り抜けるシーン、そしてラストのM・ヘミングウェイの大人びた一言。何て素敵な流れだ。何と狂おしいエンディングだ。ぼくがマンハッタンに行ったのはこの映画を見たから。そして、ホンモノのウディ・アレンを間近で見たのだった。10点(2005-03-01 00:23:27)(良:1票) 16. ライフ・イズ・コメディ ! ピーター・セラーズの愛し方 ジェフリー・ラッシュが他の登場人物に成り代わって喋るシーンや、ところどころで出てくるマンガチックなシーンなどがどうも引っかかるのだが、全体的には悪くない。ピーター・セラーズといえば、ぼくは「カジノ・ロワイヤル」で見た彼のものすごい毛深さ(胸毛、及び背毛の濃さ)に驚いたものだったが、どうせやるならそこまでコピーしてほしかった。という実にくだらない感想です。6点(2005-02-28 00:24:47) 17. ゴースト・オブ・マーズ ホントは10点あげたい。でも皆さんの評価の低さでちょっと悩んだ結果9点・・・。サイコーに楽しい娯楽映画だと思います。9点(2005-02-21 00:57:15) 18. ダウン・バイ・ロー トム・ウェイツ! トム・ウェイツ! トム・ウェイツ! ジョン・ルーリーも好きだ。9点(2005-02-15 01:17:40) 19. くたばれ!ハリウッド(2002) 映画になってお上品になってしまった。原作にはトチ狂った、野卑な魅力がある。5点(2005-02-15 01:08:40) 20. チャーリーズ・エンジェル(2000) おもしろければそれでいーじゃん。続編も含め、この点数。7点(2005-02-15 00:52:25)
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