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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. エリザベスタウン 《ネタバレ》 男目線の映画だと思う。仕事で大きなミスを犯し、その上愛する父を失った青年の痛んだ心を癒してくれるのは完全なる味方としての一人の女性である。彼女は彼を励ます、皮肉も言わない、笑顔が最高に素敵だ、男の妄想の産物としてしか存在し得ないはずの女。女は男に一目惚れをし、男は少しずつ恋に落ちる、この恋愛の構造がまさに男にとって都合が良い。この恋愛は女が男のためにいろいろと尽くす恋愛である。私には女が二人の出会いの場面で男のルックス以外のどこに惹かれたのかかがイマイチわからなかったが、何にせよ、女は男を愛し、絶対的な支持者として見守るのだ。しかし、この女の都合の良さが映画からリアリティを削ぎ、映画をちぐはぐさせてしまう。後半のロードムービー的な部分は男が女の殻(男が生まれ変わったと捉えるならば、第二の子宮といっても良いだろう)に包まれたまま、女の演出によって人生のどん底から這い上がっていく姿が描かれる。これは「優しさ」の物語だ。しかし、この女はあまりに優しすぎるが故に物語の中で浮いた存在となってしまっている。旅で流れる音楽やアメリカの南部の景色は美しいが、そこで描かれる男の葛藤は女の旅へのくど過ぎる演出によって取って付けたようなお粗末な代物にしか映らない。女のくどさが男の再生という一つの主題をぶち壊して映画をただのラブコメ(ラブコメ否定では無い)にしてしまっている。はははん。[試写会(字幕)] 6点(2005-11-06 23:28:25)(良:2票) 2. ビヨンド the シー/夢見るように歌えば 一人の男の人生を音楽を触媒にエンターテインメントとして見事に表現している映画。ボビー・ダーリンについての知識も全く無く、正直そこまで期待していなかったのだが、いやはやこれは私の想像をはるかに超えた名作だ。観終わって即行でサントラを買ってしまった。ミュージカルにあまり興味が無かったのだが本作のミュージカルシーン(特に『BEYOND THE SEA』をBGMに求愛するシーン)にはぐぐぐっと惹きつけられた。音楽ってすごいや!(なんと陳腐な表現だろう、けれども真実)[映画館(字幕)] 9点(2005-03-21 01:11:23) 3. キャスト・アウェイ 『十五少年』や『ロビンソン』など無人島ものが好きなんで楽しめました。一言で言ったら、非常にセンチメンタルな映画。ボールを擬人化することで自らが人間であることを保つ、こういう設定はぐっとくる。全体の筋自体はありがちだけれど、細部がうまい。漂流物の利用に無駄がない、こいつぁ見習うべきですな。8点(2005-02-01 23:59:32) 4. この森で、天使はバスを降りた 《ネタバレ》 カフェでの朝食から町は動き出す、そういった本作の雰囲気は好きである。しかし、同じくカフェを舞台とした『フライド・グリーン・トマト』や『バグダッド・カフェ』と比べると本作は今ひとつ魅力に欠ける。閉鎖的な共同体に風変わりな侵入者が移り住み、その影響で共同体が変わり始めるというベタな展開を飽きさせない程の魅力を持った登場人物がいない。脇役に濃いキャラが欲しかった。みんな淡白すぎる。また後半のテンポが急過ぎて、あまり馴染めなかった。希望の持てる清々しいラストは良い。カフェと女性は切っても切れない間柄ですね。6点(2004-11-11 23:36:41) 5. パルプ・フィクション 『レザボア・ドッグス』に続いて二回目のタランティーノ体験。『レザボア~』と同じく飲食店での会話から始まるオープニングは無駄がなく、キレがあり、期待が膨らむ。しかし、中盤は面白いシーンはあるものの中弛みの印象。マーセルスがあんなことされてるのとかはおもろいね。そして、後半また持ち直す。キャストはトラボルタがとても良い、なめてました。タランティーノは「ファック!」言うてるだけのおっさんやがな。会話と時間の使い方に色のある映画だが、その色は良くも悪くも観る者に刺激を与えるものですね。7点(2004-09-05 01:34:43) 6. レザボア・ドッグス かっくいいよぅ!あそこまで人を信じられることが羨ましい。8点(2004-08-25 02:21:20)(良:1票) 7. スペース・カウボーイ まあまあ。元気なじいさんは素敵ですね。サザーランドのサングラスがGOOD!6点(2004-08-23 18:41:40) 8. サイダーハウス・ルール 血のつながりよりも心のつながり。7点(2004-08-17 12:13:49)(良:1票) 9. 知りすぎていた男 なんでしょうか、スリルが味わえず、内容も陳腐に感じました。模倣された尽くしたんでしょうかね。4点(2004-08-13 22:44:08) 10. 間違えられた男 技巧派映画。ゴダールも「無駄のないシーン」言ってますけど、序盤の新聞のシーンで伏線張りまくるのは、すごいです。脱帽です。あと、割れた鏡やバックミラーというモノを通した、間接的な人間の表情や視線は直接的にスクリーンに映されたそれよりもはるかに生々しい。その他、留置場でのカメラワークなど技による演出はホント上手いです。まぁしかし、当たり前のように、上手い作品≠面白い作品とも感じました。6点(2004-08-13 22:37:02) 11. 雨に唄えば 時代設定、状況設定を上手くユーモアとして使いこなしている脚本は○です。「雨に唄えば」を唄うジーン・ケリーがかっこよすぎる。優しいメロディ、名曲ですね。本作とは関係ないが『時計じかけのオレンジ』でこの曲をあんな場面で使ったキューブリックのセンスもすごい。全体を通しておもしろかったのですが、ミュージカルシーンが冗長と感じたため7点です。こりゃまぁ私の懐の小ささのためですがね。もっと懐大きく、どっしり構えて音楽を楽しめるようになるのは、いつのことやら?7点(2004-08-13 22:13:12) 12. チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁 TVの吹き替えで見たが、人形同士の濡れ場の台詞回しに思わず唸らされた。4点(2004-08-09 19:16:32) 13. マイケル・コリンズ 優れた伝記映画。世界史など習っていない私にマイケル・コリンズという存在を教えてくれたのは大きい。ラストを、大統領の、マイケルに関することばで締めるのは実話ならではの歯切れよさです。猪瀬直樹の『こころの王国』のように、イギリス・アイルランドと日本・朝鮮を重ねて見ると、日本人にも歴史を考える上で、大きな意味のある映画かもしれない。リーアム・ニーソンの熱演は○です。7点(2004-08-09 19:04:57) 14. フライド・グリーン・トマト 見ているときは、そうでも無かったがこれを書くべく思い出しているとホロリとくる。イジーはなんてかっこいいんだ!事故ったルースの子供にかける言葉とか絶品。行き詰まった人たちや、自信をなくした人たちにぜひ見てもらいたい。女性の方々には特にオススメ。心の肥やしとなる映画です。9点(2004-08-09 18:30:20) 15. クレイドル・ウィル・ロック 後半の舞台は必見。役者魂に震えます!冒頭の「Almost True Story」というのが実にいい。 8点(2004-08-09 18:06:55)《改行有》 16. ぼくの神さま 子供や動物を用いた悲劇は斜に構えて見てしまうからか、すごいあざとい映画だと感じた。ラストの回想もいかにも過ぎる。4点(2004-07-29 13:54:02) 17. チャイルド・プレイ(1988) 一言で十分。「チャッキーきもい」3点(2004-07-29 13:32:48) 18. ミート・ザ・ペアレンツ デ・ニーロはコメディに向かないのだろうか、少なくともこの作品では今フタツ。期待していたからなのか、見終わった後、ちょっと腹立った。3点(2004-07-29 13:28:19) 19. トラブルボックス/恋とスパイと大作戦 ウディ・アレンは合わないかもしれない。この映画のコメディとしての面白さがわからなかった。4点(2004-07-29 13:12:17) 20. キング・イズ・アライヴ 《ネタバレ》 あのような極限状態にも拘らず女性を犯すおっさんの精力にびびる。極限状態での醜悪な人間の姿が描かれているが、もちろん気持ちの良いものであるわけはない。4点(2004-07-28 10:28:31)
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