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プロフィール
コメント数 186
性別 男性
ホームページ http://vanitas.cocolog-nifty.com/blog/
自己紹介 半年レビュー書き込みがないまま放置でした。忙しかった。でも映画は見てたんです。だから、ぼちぼち再開します。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  オープニング・ナイト 《ネタバレ》 これは、もう一つの『黄金の馬車』だ! 役者って、確かに、芸術作品の素材としては、もうこれ以上なく不安定で計算の立たない存在なんだよね。絵画が絵の具を材料として、小説家がペンと紙を材料にして作品を制作するのとはわけが違う。何より生の人間なんだもの。生の人間が素材となって、生の人間の生活を再現する、それが演技。それが演劇。その役者の「もろさ」「危うさ」をとことんまで突き詰めた作品。この息苦しさが演劇。この緊張感が舞台。2時間半、一切無駄がない、大傑作[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-09-02 15:16:29)

2.  フリーダ 《ネタバレ》 美しい映画だった。ジュリー・テイマーの視覚センスに脱帽。絵画を映像の中にあてはめるなんて、今の時代、CGで簡単にできてしまうことなんだろうけど、それをここまでセンスよく処理してしまうのはさすがだ。画家本人が描かれた自画像から画家本人が浮かび上がり、それがそのまま画家の心象風景につながる。今作は事故によって障害を負ってしまった女性の話だが、テイマーは前作『タイタス』でも手を切り取られてしまった女性を描いている。「不完全な肢体」というのは彼女にとってひとつのテーマとなっているのだろうか。シェイクスピアという素材に縛られていまひとつ身動き取れていなかった前作と比べると、この作品では、テイマーの自由な発想が束縛されずに羽ばたいていて、その分伸び伸びとした映像になっている。 あと、やはり、アカデミーとった音楽は特筆しておくべきかな。メキシコ音楽ってのは全然未知の世界だけど、とにかくいい雰囲気を出していた。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-17 05:26:47)《改行有》

3.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 すべての悪評を認めたうえで、私は言いたい。大好きだ。何故か。殺陣が美しいから。いや、もちろん、それだけでない。徹底的にB級だから。理屈じゃない。ただ不満もある。この手のB級は1時間半で終わらなくては。そこが残念。いや、もちろん、この2時間弱、飽きなかったんだよ。でも、この手の映画は1時間半で終わるものだ。それが美学なんだ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-13 22:52:12)

4.  生活の設計 念願のルビッチ初投稿。この軽さ。このスピード。すばらしいです。これぞルビッチ。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-07 05:53:00)

5.  42丁目のワーニャ 《ネタバレ》 チェーホフっていうのは難しい劇作家だと思う。全世界的に見て、シェイクスピアについで上演回数が多いくせに、滅多に成功した舞台に出会えない。でも、みんなチェーホフを上演したがる。そういう作家だ。思いをうちに抱えていながら、その思いを人に伝えることも出来ず、また、それゆえに、他の人の思いを理解することも出来ない。そういうディスコミュニケーションの世界。そりゃ、表現するのは難しいよ。 で、この映画は、チェーホフに正当に挑んで、成功している。アメリカ人なのに、いや、アメリカ人だからこそ、成功したのか。とにかく俳優たちがうまい。ホント、感心するほど、うまい。でも、特筆すべきは、ジュリアン・ムーアだと思う。エレーナという役どころに必要なのは、こういう美しさだ。存在するだけで人をひきつける。その説得力が大切なんだ。(モスクワでの初演ではチェーホフ夫人が演じたというが、これはかなり違うと思う。)その美しい彼女がひたすらわが身の不幸をかこつ。だからこそ絵になるのだ。 原作で言う第二幕の終幕、エレーナとソーニャの和解の場面の美しさよ。 そしてこの一級品の「舞台」を、「映画」としての一級品に仕上げた、ルイ・マルの生涯最後の力業に心からの敬意を評したい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-02 22:24:29)《改行有》

6.  マイ・プライベート・アイダホ 《ネタバレ》 いや、シェイクスピア原作だってことは知っていた。見始めて、最初、そう言われればそうだなあ、という感じだった。しかし、30分ほど経って…「あっ」と。これは、シェイクスピアの『ヘンリー四世』じゃなくて、それをもとにして作られた『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』をベースにしてる! シェイクスピアから選ばれたシーンやせりふが、全部このウェルズの映画に準じてるんだもの。全編ウェルズへのオマージュだ、これは! 何しろウェルズの方の原題に使われた「真夜中の鐘をよく聞いたものだった」ってせりふがしっかり使われてるのだもの。他にも、ロックスターを襲撃する場面のリバーやキアヌやボブの衣装とか、彼らのたむろしている宿(?)のおかみがウェルズのイーディス・エヴァンズにそっくりなしゃべり方をしたりとか、ネタには事欠かない。 若いころウェルズにはまっていた身としては、ホントは、それだけで嬉しくなってしまうところなんだけど、この映画は、それをベースにしっかりと、青春の痛みが描かれている。もちろん、そのことの方がこの作品で最大に評価されるべき点だ。これは強調しておこう。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-05-16 21:40:47)《改行有》

7.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 20年ぶりに鑑賞。これで三回目。しかし、色あせない。飽きない。ひたすら映像美に酔うのみです。木星に着いてからなんでああなってしまうのか、全然わかんないけど、それでも全然オッケー。ディスカバリー号の造形的な美しさはスター・トレックのエンタープライズと双璧をなしますね。『ソラリス』とよく比較されますが、どちらもバイブルのような作品です。でも造形美では、こちらの方が勝ってます。『ソラリス』のデザインは、いかにも旧ソ連製って感じで(笑)。他の方のコメント全部読んでないので、以下のコメントは重複かもしれませんが、『鉄腕アトム』のアメリカ放送を見たキューブリックが手塚治虫にデザインのオファーを出していたというのは、手塚が自伝の中で紹介している有名な話ですね。結局手塚側が忙しくて実現しなかったのですが、でも、実現したとしても、きっと喧嘩別れに終わっていたと思う。天才二人は並び立たないんじゃないだろうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-09 00:03:33)(笑:1票)

8.  ダウン・バイ・ロー 青春の一本。見た当時の衝撃で言ったら、間違いなく10点なのですが、あれから20年以上経って見直してみると、少しだけ色あせていた。ちょっと悲しいけど、仕方ないかな。でも、今回見直してみて、前半部分が意外と笑えることを改めて発見した。それが嬉しかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-05 23:53:32)

9.  イージー・ライダー 若い頃初めて見たときは、前半のあまりにゆるい展開についていけなかった。それでも、ジャック・ニコルソンが出てきてからの急な展開に、ただただ圧倒されていた記憶がある。 歳をとってから見返してみると、若い頃にはつらかった前半部分のゆるさが、むしろ心地よい。根無し草の悲哀が実に見事に描かれている。後半の衝撃は今も変わらない。 自由な国アメリカの「不自由さ」を告発するその勇気。このメッセージは今の時代でも、なぜか色あせていない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-04 00:17:32)《改行有》

10.  タイタス 《ネタバレ》 最初に映画館で見たときは、とにかく予想以上のグロテスクさで拒絶反応が先行してしまって、冷静に鑑賞出来なかった。改めてみてみると、随所にちりばめられた視覚的趣向の凝り具合にひたすら感心させられた。『タイタス』というのはシェイクスピアの作品の中でもあまり完成度が高い作品とは思わないけど(タイタス自身の性格の欠陥に対する内政が描かれていないんで)、何故か人気の演目でもある。カーニバル的な祝宴に満ちているからなんだろうな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-17 05:32:58)

11.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 脇の達者な役者たちがしっかりとした芝居をして画面に緊張感を与えているのは、毎度のことだけど、今回は特にそれが際立っていた。まあ、子供に付き合って吹き替えで見てしまうと、その味わいも半減なんだけどさ。ヘレナ・ボナム・カーター、近頃ますますキワモノ女優になってきた。好きな女優さんなんだけどなあ。でも楽しそう。 [映画館(吹替)] 7点(2007-07-17 21:19:39)《改行有》

12.  舞台よりすてきな生活 《ネタバレ》 点数、低いなあ、みなさん。私はそんなに悪いとは思わなかったのです。 ありきたりと言えばありきたりな展開。主役がジャック・ニコルソンあたりでこの展開、ありそうですな。あ、いや、ヒュー・グラントであったかも、似たような筋が。 (←タイトルが思い出せん!) でも、ありきたりなようで、ひねりはあるかなと。決してハッピーエンドでないのも○。 ただし、ラストはお約束すぎるかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-12 06:48:56)《改行有》

13.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 スパイダーマンが、自分のやってることが誰にも認められないし、私生活でも好きな人からも「あなたのことがよくわからない」なんて感じのことを言われてしまってスパイダーマンになるのが嫌になってしまうという展開。どこかで聞いたような……あ、バーマンだ! マスクを放置してしまって世の中の犯罪から目をそらそうとするところまで似てる。これは、剽窃か???? いやあ、ジャングル大帝とライオンキングのケースはかなり怪しかったと思うけど、これは……偶然なんだろうなあ。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-09 07:25:53)《改行有》

14.  ゴースト・ドッグ 《ネタバレ》 下の方のレビューの方々の間でも問題視されていたけれど、主人公が正確に武士道を理解していたかどうか、って問題。いや、これは、ズレてますよ。誤解してます。でも狙ってるズレだと思う。いちいち挿入される「葉隠」の引用、これが、どうも物語ともずれてるし。で、このズレが、違和感となってしまったらこの映画は楽しめないんだろうな。私にはツボにハマってしまった。ばかばかしくて面白かった。ディテールのこだわりもたまらんです。イヌの表情、アニメばかり見ている敵役たち、いいところで飛んでくる鳥。思い出すとくくっと笑ってしまう。主人公と少女が語る、『羅生門』というアンソロジーの中では「藪の中」が一番よかったわ、という会話。さりげなく黒澤へのオマージュ、入ってません? 武士道ときたら黒澤ってことかしら。それもまた誤解のような気もするんだけど。そこまで狙ってる?[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-13 23:18:02)(笑:1票)

15.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 記憶を消された恋人たちが、記憶がないにもかかわらずお互い惹かれあって再び恋人同士にって…原田知世ちゃん主演の往年の名作『時をかける少女』を思い出してしまいました(笑)。 一度別れてしまった異性と数年後によりを戻した経験のある身としては(苦笑)、いささか身につまされる内容でしたよ。先は読めましたが、まあ、落ち着くところに落ち着いてよかった。6.5点くらいかな。四捨五入して7点。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-19 23:33:10)《改行有》

16.  コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 久しぶりのジャームッシュ。最初の数話の感想。「ああ、いつもどおりのとりとめのない会話だなあ。でも、年取るとこのテンポ、ちょっとツライかも。」でも途中で(軽いネタバレです)「あれ? これはズレとズラシの対話なんだ」って気づいた。楽しみどころはそこだって。かみ合わない対話。そのズレ具合を追っていくんだなって。それに気づいたら、どのエピソードも俄然面白くなった。(理屈で納得しないと先に進めない。頑固親父のよくないところです。)そしたら、エピソード同士も相互関連していて、しかもお互いにズラシてるじゃないか。なるほどなあ。少しずつ撮りためたって割りに計算されているじゃないの。これは何度も見直したくなる。(そして、見返すたびに評価の点数が一点ずつあがっていきそうな気がする…) しかし、私には、この映画の中のコーヒーも煙草も、あんまりおいしそうには見えなかったなあ。だからってこの映画の面白さには関係ないんだけどさ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-01 23:43:12)《改行有》

17.  コレクター(1965) うーん。評価に苦しむ作品だなあ。ドラマとしては息の詰まるような圧迫感がうまく出ていて、緊張感のあるいい作品だ。しかも犯人の孤独と苦悩がしっかり描けている。でも、実際にこの手のことが事件になっている今の時代に見ると、どうにも手放しでこの作品を褒めたくなくなる。実際この作品を愛好していた男が似たような犯罪をしたというドキュメントもあるし。評価がすごい難しい。しかし、ドラマとしては…やはり傑作だ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-17 12:49:09)(良:1票)

18.  セレブリティ ケネス・ブラナーが主役なのに、全編、キャラがいつものウディ・アレンそのもの。完全コピーじゃん! 笑ってしまった。ならばアレンが主役でもいいのに。いや、やはりアレンでは、この色男ぶりはうそ臭くなってしまうか。その説得力のためだけのブラナー起用なのか。 しかし、まあ、あきれるまでのこの無軌道ぶりは、確かに一般向けじゃないかも。でも、アレンって、時々こういうフェリーニまがいのはちゃめちゃがやりたくなるみたい。昔も『スターダストメモリー』ってのがあったし。好みでいえば、『スターダスト』の方が好きだけど、これはこれで、この無軌道ぶりがたまらないです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-10 23:56:33)《改行有》

19.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 《ネタバレ》 絶対受けつけない世界と思いこんでなかなか手をつけられずにいたけど、完全に食わず嫌いだった。原作の舞台がロングランだというのもわかる。オフオフの濃密な空間でこれを見たらと想像するだけでぞくぞくする。ホモセクシャルの自作自演なんて、単なる自己満足と思いきや、これは徹底して突き放して自分を客観視している。これはすごい。 幼いヘドウィグがオーブンの中でルー・リードの「ワイルドサイド」を口ずさむ場面は最高。彼(女)らの世界は、確かにワイルドサイドでアザーサイドなんだね。(ちなみに字幕で「アザーサイド」を「東ベルリン」と訳してしまうのは、仕方ないとは思うのだけど、ちょっと違和感が残る。翻訳って難しいね。)[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-29 23:12:52)《改行有》

20.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ダークなのに美しい。不思議なアニメです。しかもあの動きがCGでないなんて。今のピクサーの仕事を見ていると、手仕事でこれが出来ていたってことが奇跡としか思えなくなりますね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-28 00:06:44)

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