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1. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 この映画は永遠の名作、ルイス・キャロルの"Alice's adventures in Wonderland"の
原作を侮辱した悪質な映画と思います。原作は子供独特のナンセンスで奇抜な発想や
言葉あそびで成り立っていて テニエル画伯の天才的な挿絵とともに永遠の名作となって
いるのですが この映画は大人になったアリスという設定になっていて 内容もごく一部
抜き出してキャラクターも挿絵をまねた中途半端な出来で 見ていて苦痛になりました。
原作は少女趣味があったキャロルが子供に語り聞かせた話をまとめたもので 主人公を大人にしたことが決定的に間違っていると思います。映画では子供だった頃の回想シーンが ほんのわずか出てきますが この部分だけが非常に輝いていたため やはり子役で
製作すべきだったと思うのは自分だけでしょうか?
恐れるのは原作を全く知らない子供たちが「アリス」の話がこの映画のような改悪
されて全く異なる内容と勘違いしてしまう事です。
ジョニー・デップにこだわり過ぎて「帽子屋」を出しすぎたのも失敗で「帽子屋と大人のアリス」といった内容に成り果てています。
[DVD(吹替)] 0点(2010-05-30 19:48:17)《改行有》
2. 2012(2009)
体調は悪くなかったのだが 異常に退屈で眠くて仕方がなかったのは自分だけだったのでしょうか?見所のCGの地割れのシーンもコマーシャルで何回も見ていたので全く新鮮味が無かったしアクションシーン以外の静かな場面や会話の場面(これがびっくり非常に長い)では イビキの音があちこちで聞こえた。もっと時間を90分くらいに切り詰めて全部人類絶滅のパニックアクション映画にすれば絶対面白くなったと思う。映画館は満員だったが エンディングの音楽を聴かずにほとんどの人が帰ってしまった事に 客の失望が見てとれる。
[映画館(字幕)] 1点(2009-11-29 19:19:39)《改行有》
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