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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 これはあかん。こんなに既視感かんじる映画もそうそうないのでは。 攻殻機動隊なのか、もののけ姫なのか、指輪物語なのか、ノートルダムの鐘なのか、パシフィック・リムなのか ハッキリしてー!あ、パシリムのほうが後の公開なのですね。そこはスミマセン失礼しました。 白雪姫のモチーフはとってつけただけです。林檎はかじったとたんカビが生えたのでスノーホワイトの死因はカビによる食中毒ですね。 衣装や美術やCGや女王はすごーく綺麗でした。おわり。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-05-30 04:07:49)《改行有》 2. ズートピア 《ネタバレ》 私達は世界の成り立ちをジュディから語られ、上京するジュディの視線から一緒にズートピアに足を踏み入れ世界の構成を知ります。 そこでジュラシックワールドの時のように、まるでズートピアに観光しにいったようなわくわく感を味わえる楽しみ。 大型動物からネズミのような小動物まで、表向きは尊厳と自由が守られているけれど実際は差別や偏見や欺瞞に満ち溢れている 人間社会の縮図と変わらない世界、それがズートピア。 ストーリーに則った根底にあるテーマは結構重いのですが、主人公であるジュディの朗らかで前向きな性格に救われています。 心に深い傷を負ったまま世間を斜に構えて生きてきたニックが主人公でストーリーが進行していたら失敗していたでしょうね。 個人的にジュディがクロウハウザーと初対面時に思わず「かわいい」と言われる事を 「同種なら許せるけど異種から言われるのはちょっと…」とやんわり嗜めるシーンが好みです。 ズートピアでは人間社会よりずっと外面的なイメージで判断したりされたりすることを嫌うようですね。 さらっと流すシーンですがズートピアならではの世界観を表しており、ものすごく大事なことだと感じました。 こういう演出を自然に無駄なく滑り込ませるとこすごいと思います。 「どの層をターゲットにしているかって?もちろんディズニー精神を欠かすことなく大人も子供も楽しめる映画ですがそれが何か?」 とまさしくディズニーの真骨頂を見せ付けられる映画です。ズートピア最高![映画館(字幕)] 9点(2016-05-09 01:17:38)(良:1票) 《改行有》 3. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 素直に普通に面白かった!です。過去シリーズのいいとこどりのような面白さでした。 さすがにトム・クルーズ老けたなあ、おじさんになったなあ…と思いながら観ていたのに 作品にのめり込まされて最後は「や…やだ、やっぱりトム・クルーズかっこいい…////」になる映画でした。 個人的にヒロインが女性ではなくヒゲ面のおっさんだったのがポイント高かったです。 それにしてもイーサン・ハントは劇中1作目から何年経っているのかわかりませんが未だにヒラなんですね。 もういい加減昇格して何らかの重要なポストについてもいいと思うのですが未だに仲間を重んじる 熱く青い男のままで…いやだからこそのイーサン・ハントなんでしょうけど。 もうトム・クルーズに対抗できる芸能人は郷ひろみくらいだと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-09-03 00:43:17)《改行有》 4. イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 前半面白いかも?と期待に膨らんだ風船が後半ぺしゃんこにつぶれて後に何も残らなくてボーゼンとなる、久々に毒にも実にもならない映画を観てしまいました。親と子の依存と確執が随所に出ているけどそこを重点的に描いているわけではないし、パン屋の旦那が主人公(なの?)にするにしても描ききりが足りない、ディズニー配給だけど原典であるグリムベースで進行していくファンタジーの世界は暗く陰湿で鬱蒼としています。類型的な物語を独自に解釈したり改変したりして予想外の展開を見せてくれるのは好きなのですがこの作品は悪い方向に転げ落ちていくので話が進むに連れて顔が渋くなってしまいました。それより何より、どうも私は映画の途中でシンデレラの顔がどういうわけか女子レスリングの金メダリスト吉田沙保里選手に見えてしまうという不思議な呪いにかかってしまったらしいです。いつ王子にタックルをかますのかハラハラしてしまいましたが、あのラストだと沙保里はいずれはパン屋の後妻になりそうです…[映画館(字幕)] 4点(2015-03-27 00:31:09) 5. マレフィセント 《ネタバレ》 面白かった。予告から察するにアニメの実写化なのだからアナザーストーリーで進むのだろうと思っていたので、かなり早い段階から別経路に流れていきアナザーではなくパラレルワールドの物語なのですよと言い切ってしまう。正直驚いたのがディズニー作品のお約束をここでも通用させた事だ。元は「眠れる森の美女」なのだから主人公であるマレフィセントは悲劇的なオチになると考えていたのだが『主人公は絶対にハッピーエンド』の法則が発動する。ステファン王が高い塔に吊り上げられたところで『悪役は落下して死ぬ』法則もきっちり発動させ無理やりにでも丸くおさめて幸せに終幕。もともと原作クラッシャーなディズニーが自社の過去作品までぶっ壊すとは思わなかった。で、ストーリー的にどうかというと基本主人公(というかアンジー)age作品なので色々破綻しているところも多いのだが視覚的な演出や美術の凝り様でがっちりデコレートしており最後まで楽しめる内容となっている。既に古典作品として芸術と称された作品を、自社の強みとばかりに大衆娯楽作品にぐぐぐっと下げて尚且つそれを本気でがっつり作ってくれたところを評価したい。あとカラスをイケメンにしたところも。[映画館(吹替)] 10点(2014-08-28 03:08:55) 6. ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 レゴラスの弓矢の命中度280%くらいありますね。たぶんポイッと後ろにほうり投げても敵の眉間につきささります。[映画館(字幕)] 7点(2014-05-18 01:12:54)(笑:1票) 7. アナと雪の女王 《ネタバレ》 毎度ディズニー作品について思ってることだけど、一定の縛りがあるなかで新たな手法を模索していく姿勢はとても好感をもっている。 今回プリンセスシリーズ初のダブルヒロインという事でどういう展開になっていくか楽しみにしていたのだが、前半の軽やかかつのびやかなノリに比べて後半が迷走してしまった感が否めない。 レリゴーのあの曲、鬱積していたエルサが周囲などどうなってもよい、自分は自分のまま、ありのままに一人で生きていく事を決意し「少しも寒くないわ」と不敵な笑みを浮かべ氷の城に閉じこもっていくシーンまではとてもとてもよかった。ダブルヒロイン且つ初のヒロインがヴィランズに陥る瞬間を描くとはディズニー今回そこまでいっちゃうか!?と心踊ったのはここまで。アナと再開したエルサは特別大きな変化は見られず焦燥と動揺ばかりが見られパニックムービー的な展開に陥っていく。あれれ、なんだろうこの迷走感。レリゴーを歌っていたエルサが完全に別人…というか元に戻ってない?これもしかして途中で話変えちゃったんじゃない?なんだろうこのキャラクターに芯がない感じ…製作側がエルサを愛しすぎたが故に役作りに対して非情になりきれてない感じがする。これ嫌な予感するなーあの胡散臭かったハンス王子が陰の悪役みたいな昭和の少女漫画みたいな展開にもってかれたらどうしよー…とか思っていたらば案の定の苦笑いな展開(笑) うん、歌はいいです歌は。話はもうちょっと練れなかったのかなあ…というのが正直な感想。 縛りがあるのは最初からわかってる、私がつい期待しすぎてしまった。なのでアナ雪は悪くない… あ、でもマスコットキャラのオラフは最近のディズニー作品の中では断トツによかったです。吹替えの勝利な感じもしますがあんなオッサン顔なのにとぼけて愛らしくとても可愛いと思いました。あとアナ役の神田沙也加さん。スミマセンエンドロールでお名前拝見した時になっても同姓同名の別人だと思っていました、後で本人と知り驚きましたわ。声優お上手でとてもビックリしました。[映画館(吹替)] 6点(2014-05-18 01:01:23)(良:1票) 《改行有》 8. パシフィック・リム 《ネタバレ》 気付いたら私の周りは皆パシリム病にかかっていた。 でも自分には怪獣、ロボット映画属性はそこまでないので大丈夫かどうか聞いてみると 「研究者&博士属性があるならオススメ」という返答があったので俄然観にいく気になった。 で、観終えた後は頭の中がじんじん痺れて眩暈がするほどトリップ。 重厚感、ロボット、火花、ロケットパンチ、とどめのチェーンソードで完全にやられた。 なにより制作側のKAIJUに対する愛がよかった。 リスペクトやオマージュがふんだんに盛り込まれており 大人になってから子供の頃のような興奮をまた味わえるとは思いもしなかった。 日本人のDNAが歓喜で興奮どころか沸騰するような映画だった。 私は浅はかにも怪獣やロボットものはもう頭打ちなのではないだろうか 所詮は過去の遺物か子供のための通過儀礼的なコンテンツなのだろうと思い込んでいた。 でもこの映画を観てどんなジャンルであろうと表現には限界はなく幾多の可能性があるのだと思い知らされた。 OTAKUという人種は時々こうした平凡な観念を吹っ飛ばしてくれるから凄いと思う。[映画館(吹替)] 9点(2013-09-02 16:31:37)(良:3票) 《改行有》 9. ブレイド(1998) 《ネタバレ》 思いっきりコミック要素を前面に押し出してて結構好きです。 フロストが日中現れるシーン、ちゃんと頭皮までしっかり日焼け止め塗ったんだろうなあ… 大変だなあと気の毒になりました。[地上波(吹替)] 6点(2011-12-21 12:51:45)《改行有》 10. マトリックス 《ネタバレ》 観終えた直後の友人との感想「飛ばなくてもいいよね…」「なんで飛んじゃったのかね」「アレさえなければね」[映画館(字幕)] 7点(2011-12-21 12:46:37) 11. アポロ13 閉所恐怖症で高所恐怖症の自分にとってこれほどまでに恐ろしい映画は他にありませんでした。 自分、地に足のついた生活で十分です。 「宇宙にはロマンがあるんだよ!」と薦めてくれた家族よスマン。 宇宙にはロマンはあるかもしれないけど、空気がないんじゃー!!![DVD(吹替)] 7点(2011-10-21 19:42:59)(笑:1票) 《改行有》 12. シリアル・ママ 実際あんなママが近隣住人で、実際自分がターゲットになったとしたら… やられてたまるかごるああああ!あんなオバハン返り討ちにしてくれるわ!と 日本刀を出して応戦してしまいそうです。負ける気がしない。[ビデオ(吹替)] 6点(2011-10-21 19:37:17)《改行有》 13. アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 ロボットアニメ大好きな兄は大興奮、感動のるつぼだったんだけど私はちょっと不満が残った。 ・軍事力を持つ国が制作したのだから仕方ないけど、悪いのは枝葉による 末端の人間であって軍そのものは悪者ではないんですよというあからさまな表現方法。 ・生命の危機に脅かされたとき、それから守る人と守られる人に分かれる状況になるのは仕方ない。 でもそこで主人公である少年があっさりと自分の身と引き換えにジャイアントを手放した演出。 彼らは友達ではなかったの?もっと葛藤して2人でせめぎあう演出があってもよかったと思う。 以上の点がもう少し違ったものになっていればもう少し評価はあがったかも。 あ、パンフレットはめちゃくちゃ出来がよかったのでいまでもとってあります。[映画館(吹替)] 6点(2011-10-07 18:59:42)《改行有》 14. 宇宙戦争(2005) えっこの映画、監督スピルバーグなの? ウソだあ~伊藤潤二でしょうコレ。[地上波(吹替)] 6点(2011-07-22 13:19:13) 15. スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 「怖がっています」…うん、それ超能力使わなくても見ればわかるよ。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-12 11:58:43)(笑:2票) 16. トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 いままで色んな映画を観てきたけど、思い出し泣きしてしまう映画は初めてかもしれない。この映画を観ているとき、私は完全に童心に戻っていた。幼い頃一緒に遊んだオモチャ達とどれだけ楽しい日々とかけがえのない思い出を綴ったことか。そうした思い出が自分にある事がどんなに幸せな事だったのか、オモチャを与えてくれた親に愛されて育ったのだと気付かされた。殆どのオモチャ達は無難に倉庫行きかロッツォのような悲惨な別れ方をするなかで、アンディにとってもウッディにとっても、これ以上ないというくらい素晴らしい別れ方という稀有な例を見せてもらった。アンディがオモチャ達をひとつひとつ手にとってボニーに紹介するシーン、オモチャ達はどんなに嬉しかったことだろう。全編通して製作側がどれだけウッディ達を愛していたかも伝わってくるのも良かった。いまこれ書いてて涙浮かんでくるなんて相当だわ自分。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-06 15:37:35)(良:4票) 17. ウエスト・サイド物語(1961) 学生時代に授業で観ました。10代後半の娘っ子だった私ら、ミュージカルにとんと縁がなく事前情報もなしに見せられたもんだから、いきなり登場人物達が歌いだし踊りだし…に大爆笑してしまった思い出。推薦した教授はさぞやがっかりしたことでしょうか。こんな最悪な環境が初見だったに関わらず、十数年たったいま、時々ムショウに観たくなりDVDをレンタルしてしまうのです。お話そのものは「ロミオとジュリエット」の古典ベースなので現実感がなく古くさいし悲劇ラストでいいとこないし。でもあのミュージカルシーンとダンスの爽快感が忘れられないのです。特にアニタ役のリタ・モレノの圧倒的で情熱的なダンスが素晴らしい。これでアカデミー助演女優賞獲ったと最近になってようやく知ったけど納得です。マンボ、マリア、トゥナイト、アメリカ、そしてクール! そうそう「ぱお!」がマイケルジャクソンの専売特許ではないと知ったのもこのミュージカル映画でしたw[映画館(字幕)] 8点(2011-07-06 15:20:34)《改行有》 18. チキンラン 米国に留学していた弟が送ってくれたのがこれ。(鑑賞環境、本当はビデオテープだったけど原語のみがないので) まっっったく英語が読めないできない私にこれ送ってどーすんのよと 思いつつ観たら面白かった。言葉が全くわからないのにニュアンスで キャラが何いってるかわかる、ストーリーもちゃんと追える。普通に面白い。 アニメに限らず映画ってこうでないとダメなんじゃない?と改めて感じた作品。 後になって字幕版をみたけど全く遜色なかった。 ちなみに日本公開時、友人を誘ったけど「キャラが気持ち悪くて…」と断られた。 私が誘う映画はことごとく断られるんだけど、作品チョイスが悪いのか 自分のセンスが悪いのか説得力がないのか未だによくわからない。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2011-05-24 20:03:25)(良:1票) 《改行有》 19. シザーハンズ 《ネタバレ》 中学校の映画クラブで観たのが初見。 一緒に観ていたクラスメートは涙をポロポロこぼしてたのですが 私はどうにもこの映画に感動出来ませんでした。 街のオバさんとかエドワードに色目使って拒否られたら悪評流すとかサイテーだし そもそもキム、全然エドワードのこと好きじゃないじゃん。 自分可愛さで罪をエドワードになすりつけてるしさあ。 警官のオジさんに一抹の良心を感じるものの誤解をといてあげることもせず 「逃げろ」って何の解決にもなってないしー。 最初から最後まで純真なエドワードが可哀想なだけじゃん。 むしろ中途半端に恋心なんて抱かせて孤独に生きさせるほうが残酷だし この監督さんて絶対性格悪い、すごいドSだと思う。 …と当時の私は思ったのですが口に出すことはありませんでした。 自分でもこういう感想をいう生徒は可愛くないってわかってたし(笑)[ビデオ(吹替)] 5点(2011-05-18 23:11:55)《改行有》 20. 塔の上のラプンツェル 毎度ながらディズニーのプリンセスシリーズにハズレなし、抜群の安定感誇ってました。お約束&想定範囲内のお家芸ディズニー縛りの中でこれだけ魅せてくれるんだから本当すごいなと思います。過去作品のオマージュ的な演出が随所で見られた(というかお家芸というべきか)ように感じたけど、そういやこれが長編アニメ50作品目だったんですね。美女と野獣って30作だったのか…あれからもう20作品て、うへーすごい。しかしディズニーはマーケティングがしっかり絞り込まれてますねえ。特に近年のプリンセスシリーズの女子力の高さはハンパねえですオバさんの枯れかけた乙女心ですら潤います。「魔法にかけられて」「プリンセスと魔法のキス」同様に今回もスタッフロールでやってくれました。だからディズニーはあなどれないです。ちなみに2D吹替で観ました。ショコタン上手で全然違和感なかったしすごくかわいかったです。ディズニーお約束だから絶対ジェットコースター系アクションあると思ったので3D酔いする私は2Dで当たりでした。でも例のランタンシーンだけは3Dで観たかったかな…。[映画館(吹替)] 9点(2011-05-13 16:24:07)
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