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1. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 まるで中学生が監督したような作品。 実際は30過ぎの「コリン&グレッグ・ストラウス」兄弟監督だそうですが、元ネタが漫画(ダークホースコミック)であるにしてもあまりに幼稚。 …しかし撮影時にこのオタク兄弟の暴走を誰も止められなかったのか? 「もういい!充分だ!おまえら兄弟がエイリアンとプレデターが好きなのはよく分かった!だからキチンと仕事をしてくれ!!」と、年配スタッフは心の中でこう叫んでいたに違いない。2つのイカしたオモチャを与えられ、キャッキャキャッキャとはしゃいで“ごっご遊び”をしている兄弟監督にスタッフ同様、観客も付き合わされました…。 この作品、DVD発売時には“特別篇”と称して大幅カットの60分短縮版にして発売されてはいかがでしょうか?(これでちゃんとストーリーは完結します) そしてモチロン、純粋な両作のファンの心情も考慮して、本編ラストの「ウェイランド湯谷社」に繫がるくだりはカットしてもらいますヨ。[映画館(字幕)] 1点(2008-01-24 15:36:36)
2. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 「地球最後の男」の3度目の映画化。お正月映画の話題作ということもあり、社内の映画同好会メンバーと鑑賞。私以外のメンバーは旧2作は未見。鑑賞後の評価は概ね良好。私の感想ですが… 現代版ネビル(ウィル・スミス)の感情豊かな科学者のほうがドラマ性が高く、単なるB級SFホラーに終わらせない何かを期待させてくれたのですが、それも“ヤツ”が登場するまで。 中盤以降に登場するあの「ダークシェイカー」のボス(?)ジェイソン・ステイサム似の暴力ハゲゾンビ…。CGが演じているのをいいことに飛ぶわ走るわ弾は避けるわで、主人公ネビルはコイツだけは手に負えないとみて、最後は捨て身のガチンコ大炎上。 これで一気によくあるB級娯楽映画に突入しました。 せっかくCGが描く荒廃した無人の街は驚くほどリアルにされていたのに、このダークシェイカー(フルCG)によって台無しに…。 CG技術が発展途上の時代の前作を観て、現代版では原作に及ばなかった部分を補完してくれているだろうと期待して映画館に足を運びましたが、余計なCG表現が鼻を突き、「こういたCGによる表現方法は次世代ゲーム機だけにして欲しい」と非常に残念に思った次第です。 よって映画の評価としては厳しく4点。犬の可愛さに1点。無人のビデオ屋でエロを借りなかった主人公の清さに1点。 合計6点[映画館(字幕)] 6点(2008-01-22 20:02:10)(良:1票)
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