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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. エンジェル ウォーズ 他人の昨日見た面白かった夢の話を聞いてるみたいに、はぁ、とか、へーって感じで、こちら側はロボトミー手術されたのごとく無感情。これがゲームだったらすごく面白そうなのではあるが。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-15 16:36:33) 2. ラブ・バッグ 《ネタバレ》 ボーイ・ミーツ・カーのめくるめく冒険譚、もしくは一人の男と一台の車による洒落たラブストーリー。意志はあってもあくまでも車で喋ったりしないのが逆にいいよね。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 20:10:23) 3. ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 《ネタバレ》 誰もがあっけないまでにアッサリと死んでいく。カッコいい死に様なんてのは無いんだな、やっぱり。ひとつの時代が終わりゆく寂しさに、ボブ・ディランの歌もまた切なく胸に響く。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 20:06:43) 4. わらの犬(1971) 《ネタバレ》 わらの犬は猛犬だった、理性の下に誰もが野生的な凶暴な顔を隠しているのかもしれません。カッとなって我を忘れて、言ってはならない言葉や行動を起こした経験がある人もいるんじゃないでしょうか?後でいくら後悔しても、取り戻せないものがあって、居場所をなくして迷子のようになってしまう。それは社会的動物としての苦悩でもあります。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 19:45:43) 5. ヒューゴの不思議な発明 平日のレイトショー、本編上映ぎりぎりで到着、小走りで席に向かう、スクリーンに映し出される映画の映画。なんだかこういうの幸せだなあ。[映画館(字幕)] 7点(2012-04-07 02:39:00) 6. ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 146分とやや長め、重くなりがちな題材なので疲れるかなと思ったのですが、考えさせるような所と笑わせるような所のバランスがよく、だれることありませんでした。茸は風通りの悪いところに生えるといいますが、村社会の中で、女は働かないのが普通で、どこか居場所が無く、自分の存在確認のように、黒人に冷たくあたるヒリーという女性(他の婦人会の面々も)は、弱く悲しくも見えます。コミュニティからは外れたシーリアとは対照的です。弱いものがさらに弱いものを叩く、みんながそうするので私もする、差別の構造ってこういうものなのでしょう。その中で勇気を持って行動できる人を尊敬します。え?これ実話じゃないんですか?[映画館(字幕)] 6点(2012-04-07 02:30:17)(良:1票) 7. キンキーブーツ 《ネタバレ》 紳士でも淑女でもどちらでもない者たちの、アイデンティティの再認識を経て、進むべき方向性に対する確固たる自信に満ちた、誇り高き堂々としたステージに涙が溢れた。勇気とは流されずに自らの存在を問いただすことができるということなのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-01 21:21:55)《改行有》 8. 赤ちゃん泥棒 《ネタバレ》 タイトルまで素晴らしいテンポでスッと入ってきてグッとつかまれる。ハイライトは泥中から這い出てくる脱走囚の咆哮!爆笑[DVD(字幕)] 6点(2012-03-27 19:23:11) 9. デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 冒頭からのグルグルと早いカメラ、カットに気持ち悪いなあと感じていたら、タイムテレビ出てきて、ああこれかと唸りました。解説しているブログなんかを読んでも、整合性がとれているのか理解できないのでそのへんは置いといて、テンポはよいし、すわバッドエンドかと思わされる展開面白かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-27 19:22:14) 10. フェノミナン 《ネタバレ》 いきなり能力に目覚めた男が色々頑張ろうとするが、回りからすればそれは、いきなり剃刀持った奴にで髭を剃ってあげるといわれているようなもの、散髪シーンはそのような意図が見えました。その辺の関係にどう答えを出すかとおもったが、クリアにならず最後に死んでしまうことでただ切ない、なんかいい話な気がするだけの映画になってしまった。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-27 19:20:58) 11. 第十七捕虜収容所 とにかくアニマルの表情が良い!テーマソングとして何回も出てくるWhen Johnny Comes Marching Homeも良い!また、ワイルダーはナチスから逃れて亡命したのに、ただ辛辣に描くでなく(容赦ないところもありますが)娯楽作に徹して撮られているというのが、彼の映画に対する姿勢が表れていて好きです。[DVD(字幕)] 10点(2012-03-24 14:45:26) 12. 失われた週末 《ネタバレ》 アルコールへの渇望がじわじわと確実に進行していき、まるで蟻地獄のようにシリアスな状況に陥る、その症状が酷くなるにつれ、画面はホラーのような様相を帯びる。アルコールに溺れる切欠が、作家としての己なら、それを救うのもまた作家としての己。小綺麗にまとまっている。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 14:44:42) 13. 恋人よ帰れ!わが胸に 《ネタバレ》 電動車椅子のキレが抜群。車椅子でも踊れるってことを思い知った。ウォルター・マッソーのキャラクターが強烈な分、ジャック・レモンの印象は薄い。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 14:44:07) 14. あなただけ今晩は 《ネタバレ》 コメディよりはコントという言葉のほうがしっくりくる、はっきり言ってバカバカしい、しかし下品ではない。ワイルダーはカラーで撮っているのは少ないですが、あー、緑色はカラーじゃないとわからないもんね、と納得。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 14:42:56) 15. 麗しのサブリナ 小洒落た演出と小粋な台詞回しというワイルダー節を堪能。これがあるから平凡な話でも何度も観返せるんですよね。もちろんヘップバーンも良いですがホールデンが好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-20 11:01:28)《改行有》 16. 七年目の浮気 妄想妄想の連続で辟易してしまう。が、ラストシークエンスが素晴らしいのでチャラ、終わり良ければってやつ。あのモンローのスカートが浮き上がる場面は、スチールと違って全身が映らないんですね。あれには拍子抜け。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-20 11:00:55)《改行有》 17. お熱いのがお好き 彼女ら(!?)が奏でるジャズのように軽快で騒々しい。みなさんのレビューにもある通りモンローはセクシーというより実にキュートな娘さんだった![DVD(字幕)] 9点(2012-03-20 11:00:14) 18. 情婦 愛嬌ある古だぬきと看護婦のやり取りで掴みはOK、法廷劇はそれだけでも楽しめるのだが、二転、三転のどんでん返し。締め方も実に良い。[DVD(字幕)] 10点(2012-03-20 10:59:32) 19. アパートの鍵貸します なんとも幸せな結末に気分が踊る!完璧な脚本と言われれば、そうだと思います、ただ、完璧すぎるとも思います。あまりにも丁寧に濃密に突き詰められているため優等生すぎるかなあと。素晴らしい映画だということには違いありません。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-20 10:58:29) 20. ドゥ・ザ・ライト・シング 《ネタバレ》 ラジオ・ラヒームはラブとヘイトの話をする。正しいことは何なのか、わかっているとも思われるが、行動が伴っていない。でかいラジカセで権力と戦えという音楽をかけて、大儀があるかのように自分の主張でねじ伏せようとする、しかし馬鹿でかい音でコミュニケーションもままならない。その暴力はキング牧師はおろかマルコムXも容認しないであろうが、掲げられるのは彼らの写真という皮肉。誰もが熱くなり過ぎて冷静さを失った夜が明け、DJはこう言うのだ。「今日も暑い!目を覚ませ!」[DVD(字幕)] 7点(2012-03-17 14:32:27)
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