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プロフィール
コメント数 89
性別
自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  第9地区 《ネタバレ》 今までレビューしてなかったのか、驚き。 んー、南アフリカだからとか人種差別とか関係ないと監督は言ってたと思うけど、 確実に南アフリカ出身でなければこの映画は撮れなかったでしょう、と。 設定は前半見ればわかりますが、宇宙船が南アフリカ・ヨハネスブルク上空に現れるが いつまで経っても宇宙人は出てこない、しびれを切らした地球人は宇宙船に入ってみることに。 すると、なんということでしょう、宇宙人たちは餓死寸前だったのです。 支配する賢い側が死に絶え、奴隷(エイリアン)だけが残っていた状況。 以後、ヨハネスブルクの一区画に宇宙人を押し込めて生活させていました。 そして、主人公、むなくそ悪い性格のエイリアン対策課職員のヴィカスは 第9地区で立ち退きの交渉を行っている際にエイリアンが持っていた液体を浴びてしまう。 以後、体に変化はあるわ、さらに地球人側から狙われるわという状態。 最終的には液体を作っていた紳士的エイリアン、クリストファーと共に宇宙船を動かそうということに、 というのが物語のあらすじ。 ネタバレありありで書きますと、最終的にヴィカスはエイリアンと全く同じ見た目になりますし、 宇宙船は「3年後に戻る」と言い残して飛び立ってしまった状態。 ザ・フライにも通じるというかザ・フライまんまと言っていい「変身もの」と ヨハネスブルクという歴史的状況、 なぜか宇宙船がニューヨークやペキンやヨーロッパや日本ではなくヨハネスブルクに来るという面白さ、 ちょっと冗長だがめくらましには最適のアクションシーン、 恐らく南アフリカの日常を切り取った、ザコエイリアンの性格の悪さ、地球人の性格の悪さなど パーツパーツはどこかで見たことがあってもその組み合わせが非常に美しいです。 ゴリゴリのハードSFに南アフリカ政治情勢、いかにもハリウッド的要素、妻への愛、3年待つという切なさ、 この内容を奇跡のバランスで描いてます。 この映画の前に作られたプロット的動画が、多分Youtubeなどで見られると思います。 南アフリカ上空に宇宙船が来た、という数分程度の内容だったと思うが、 この作品を面白いと思ったらぜひそちらもチェックしてみてください。 この数分からこの映画までよく広げたなぁと思わせる。 で、次回作の「エリジウム」は敬意を表して予約買いしたがつまらなかった。 その次に「チャッピー」という作品があって、それはエリジウムよりはやや高評価のようだから サブスクであとで見ることにします。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-10-15 00:59:36)《改行有》

2.  スター・ウォーズ<特別篇> 《ネタバレ》 作者が本当に描きたかったものと描いてしまったものの相違という点では興味深いものがあるが、 結果として出された「本当に描きたかったもの」が、視聴者が求めるものではなかったそれ。 スターウォーズは1977年頃にアメリカで公開されましたが、 その頃はCGはほとんどなかったため、ほぼ全編SFXで作られてます。 その、ルーカスが「拙い」と思っているSFXが非常に良く出来ていました。 変わってこの本作は1997年頃に公開されたもので、エピソード1に付随して、 エピソード4の一部にCGを付け加えたものになってます。 そのCGが非常にがっかりで興味を削ぐものとなっているのは致し方ないとしても、 元の1977年版がブルーレイ化されていないことが非常に萎え。 1977年版のDVDを探しても特別篇におまけとしてある超額縁しかないのが萎えです。 あれ(1997年)から25年経った今も元のほうがブルーレイ化されてないというのはもう絶望的なんですかね。 本編9点、CG1点でこの点数です。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-08-21 11:44:51)《改行有》

3.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 完全にネタバレありありで。 先に評価は、最低7点。 お前ら厳しめなので8点付ける。 内容としては完全に「マトリックス3後」です。 ほぼ前情報なしで見たのでどう説明されているかですが、 「マトリックス1後の世界」ではなく、 「マトリックス3後から20年くらい経った世界」です。 一番残念な点は最初から出てくる青髪女が最後まで出てくる、 というより出番的にアンダーソン君の次に出てきます。 その上で、ラストのトリニティー救出シーン (マトリックス内)では他モブ含め必要ないです。 次に残念な点はモーフィアスのキャラ。 前と違う人物なのは仕方ないにしても 最初の登場時がスミスとして出るのでちょっと理解しかねる。 また、いわゆる「ザイオン」(今回はアイオ)に戻ったあとは 人間ではない、端的に言ってロボットみたいなキャラとされ、 ネオ覚醒以降はほとんど登場シーンがなくなります。 邪魔シーンは、マトリックスの頃からザイオンシーンが 嫌いでしたが、今回もアイオ、特にババアのシーン要りません。 また、シーンで言うなら特に最初のほうのアクションシーンで やたらスローモーションが用いられるのが気に入りません。 後半のモブ戦も要りません。 また、日本の電車内の映像は謎のジャパネスクはいいとして 小学生や中高生が全員布マスクをしてるのが気になります。 まるで「日本ではマスクが当たり前」みたいな書き方はやめましょう。 「マトリックス世界中でコロナ的なものが流行っている」か、 日本人もマスクをしない、かのどちらかにしないと白けます。 有線電話が少なくなったからか、今回の移動は鏡のようですが、 なんのドラマもなく、なんの必然性も感じられません。 また、エンディング曲がカバーになってるのも萎えた。 全然乗らない。 オリジナルこそ正義であり、そこにリザレクションは要らない。 はい、悪口はそこまでだ。 ここから良い点。 ネオとトリニティーは死にました。 だがなぜネオとトリニティーが生きているのか、 それが前半の謎です。 それと、最初からずっと引っ張っていた 「ネオは飛べるのか」というところ。 また、半分グダグダレベルですが、 最後のほうスミスが共闘するのもいいですね。 まぁ、一番のグダグダは、 管理者でもなさそうなセラピストが 時を止める、もしくは超高速に移動する能力をなぜ見つけたか というところではありますが、 セラピストを今回のラスボスに据えたのは良かったと思います。 ここからの続編はあったとしても、 最強が二人になった状態でマトリックス世界と 戦うってのが、これ以上蛇足にしかならない感じがするので やるとしてもこの話でやめておくのがいいレベルでしょうね。 興行的にもとても続編が見込めるレベルじゃないでしょうし。 てなわけで、上記の通り、7点を甘々にして8点です。 異論は認めます。 そもそもマトリックス自体を受け入れない人もたくさんいましたしね。 まぁ強いて言うと自分が女になったからって女要素がうるさいな、 というのが今回の話のなんかアレ、ですね。 トリニティーが強くなるのはいいとして 青髪とかジェネラルババアが前に出てくるのは邪魔。 っと、続けると悪口オンパレードになりそうだから止める。[映画館(字幕)] 8点(2021-12-23 22:16:50)《改行有》

4.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 何度も言おう、BDの一部エディションでは三ツ矢さん版が聞けるぞ! 某山なんとかさん版は悪くはない、が、まったく良くない! てなわけで山なんとかさん版の悪口は延々言えてしまうので一行で終わるとして、 2は、3ありきな映画としては歴史に残る完成度! ていうか3ありきな2って、スターウォーズ(4と6の間の5)とマトリックスくらいしか思いつかないですね。 続編ありきで言えばハリーポッターとかロードオブザリングとかありますが、 あれは単なる長編ってだけで、上記三本は、本来1で終われたところを3部作にした、 というのが違いでしょうか。 まぁそれでいうとSWとマトリックスは続編があるかも的に作ってるのに BTTFは、いかにも続編を匂わせた終わり方をしつつも実際には続編を全く想定してなかった という点で他二つとはちょっと違うと思います。 というわけでこの2ですが、基本西部劇の時代に行ってしまう3と違い、 1955年と1985年、2015年という三つの時代を行き来する、 1と比べるとタイムマシン使いまくり、タイムパラドックス起きまくり、 という、重厚さの欠片もないタイムスリップエンターテインメントになってます。 マーティーの未来が見られる2015年もなかなか楽しいですが、 やはり中心になるのはトランプ、違った、ビフが台頭する1985年でしょう。 ヒャッハーな世界観はいかにもですが、 この世紀末感が1980年代後半の空気でもあり、非常に良いです。 ちなみに1でもトヨタが憧れの車であるように、 マーティーの上司は日本人でしたね。 1985~1989年頃のイメージとして、日本人の台頭は脅威だったのでしょう。 今の2015年だと日本より明らかに中国でしょうね、ポジション。 てなわけで、いい部分を言うといくらでも言えるので一点だけ、 この映画で一番いいシーンはラスト、ドクが消えてしまった後に 配達員が書類を届けに来る、あのシーンです。 このシーンの何がいいかと言えば、次作があるから 正真正銘の「続く」が使えたということです。 SW5でも、ラスト、主人公が敵に負けて終わりますが、 あの終わり方が出来るのが、2番目。 そして3部作(1+2作)ではない4部作とか5部作でこれをやっても 「またこのパターンか」と思われてしまう、 後付け3部作の2作目でしか出来ない裏技中の裏技を 正に最大限生かしたのがこのBTTF2です。 皆さんも好きなシーンでしょうけれど、 ぜひとも三ツ矢さん版で堪能あれ![ブルーレイ(吹替)] 9点(2021-10-04 18:05:44)《改行有》

5.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 30thトリロジーが比較的値段が手頃だったのでそちらを購入。 三ツ矢さん目当て。 少し前に山ちゃんの声で放送あったが、どうしようもなく聞くに堪えなかった。 どうでもいいけど、この映画の日本版を見る度に、どうして88マイルを140キロと訳してしまったんだろう、と。 88という数字の緊張感が台無しになってる。 BDは非常に画質よく、暗い場面も明暗がくっきりで素晴らしいです。 1は最高過ぎる、2もなかなかいい、3は昔は嫌いだったが今はそこそこ見られる、 といった感じですが、この1、最初から最後まで無駄なくすっきり。 その中でも一番の見どころは1955年から見た1985年、でしょう。 雷に打たれて壊れた、壊されそうになってる時計台、 市長選で二期を狙う黒人市長、 俳優が大統領をやっている時代、 正に「30年前では考えられなかった」未来を生きている1985年の人、 から見た1955年の人。 特に一番の驚きはやはり母親ロレインであろう。 自分の母親としてはやたら女を語り、だらしない女を嫌っているのに 若かりしロレインは男に興味深々で、だらしないまでとはいかないまでも 少なくとも母親ロレインが見たら発狂もののキャラである。 この落差を描いただけでもこの作品は非常に素晴らしくある。 確かに、あまりに娯楽作である。 故に映画は何か重いものがないとダメという人には不向きであろうが、 そうではない10万人中の99999人受けする映画。 正にマスターピース。 ありがとう三ツ矢さん、ありがとう穂積さん、ありがとう玄田さん。 何気に三ツ矢さん版のいい味キャラは父親ジョージの古川さんであろう。 あと、映画と直接関係ないけど、マイケルは背が低すぎる。 ビフとは対比になっていいんだけれど、ジョージと並ぶと本当に親子か?と。 そんなこんなで久しぶりに見たい、という方は30thアニバーサリーが三本セットでお得ですよ、と。[ブルーレイ(吹替)] 10点(2021-07-19 21:51:12)(良:4票) 《改行有》

6.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 JJさんの関わってない8が駄作。 9はいいか悪いか以前にその尻拭いをしてる感。 7から9まで見た人は思わなかったか? 「あれ? 8って、なくてもいいじゃなく、要らない、んじゃね?」と。 7は結構好きです。 8もJJが作ってさえいれば最高ではなくても良作にはなれたと、そう思う。 タイトルにスカイウォーカーとあるが、血の繋がりのない女主人公がスカイウォーカーを名乗るのはどうなのかっていう。 てっきり、カイロレンが生き残るルートあるの?とそこだけドキドキしながら見たったわ。 もしくはレイの血筋がスカイウォーカーに、とか。 JJさんはその線は考えてただろうなとは思う。 まぁ、スカイウォーカーの血筋でも皇帝の血筋でも7でレイが強すぎなのがパワーバランスおかしいんですけどね。 いや、カイロレンがザコ弱だったのが問題か。 はい、とりあえず見られないことはない凡作、でした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-11-27 00:08:31)《改行有》

7.  TENET テネット 《ネタバレ》 うーん、なんか、既視感ありまくりで、7点。 超ネタバレ。 ドラえもんとか藤子F短編ばっかり読んでると、先が読めてしまう。 たとえば前半に黒ずくめの真っ黒いのと戦うところがあるが、これは主人公だろうなと、思うのではなく、気づく。 それと、時間遡行の原理が謎。 なぜ本人と出会ったときだけ対消滅が起きるのか? 反陽子的な振る舞いをするならあらゆる粒子と対消滅するだろうに。 まぁそれじゃ映画にならないか。 なんだろう、その他、炎は寒く、持ち込んだ酸素が必要という要素も、まずそれ自体が邪魔くさい要素なのにそれを生かしたシーンがほとんどない。 宇宙空間ライクに酸素を求めるシーンがあっても良かっただろうに。 前半の犯人捜しはなかなか良かった。 そこで出てくる奥さんがすごくきれいだった。 だが、背が高すぎるやろ。 警備の男性より背が高いので、本当に守られてるのか?感。 ラストの戦闘は全くなくて良かった。 あれ、奥さんと旦那のシーンを見るためにくそつまらん戦闘を見せられてる感。 あと、旦那が頃されるのもつまらん。 旦那を頃したら世界が終わる、というラインは残すべきだった。 死ぬにしてもたとえば主人公が頃すべきだった。 だって、 そうしないと、奥さんが未来から戻って頃す必要なく、あの時間軸の奥さんがどうにかして銃を持ち込んで旦那を頃せばいいだけって話になっちゃうじゃん。 あとラスト突如出て来た男誰? 誰それという説明はいらないんだけれど、誰? ニールが奥さんの息子説は、ああ、そうかもねと。 彼の雇い主が主人公、これはベッタベタだったがこれはこれでよい。 要するに脚本が杜撰なんだよ。 惜しいんだけど、もっと完成度上げられるだろうという感じ。 単に一般客に数回見させたい勢いで書いたようにしか見えない。 この監督ならそんな次元を軽く飛び越えて新たな地平を見せてくれると信じてる。 インターステラーは10点だったが、これは「ブルーレイが出たら買ってやってもいい、映画館では二度と見ない」の7点。 一、二か月前のインターステラー再上映を映画館で見ておけば良かったと心底後悔した。[映画館(字幕)] 7点(2020-11-11 00:02:22)《改行有》

8.  アナと雪の女王2 《ネタバレ》 本当にこの映画とは関係ない私的なことですが ネフリの契約をしたら次のページでU-NEXTの画面が出て その場では気づきませんでしたが、後でメールでU-NEXTに契約したということを知った。 ネフリ、危険! それはいいとしてU-NEXTで一本も見るものがないと思っていたんですが 月600ポイントゲットということで440円のこの映画を視聴。 そうしたら2時間の間で3回映像止まった。 何度かスピードテストしたが下り150Mbps超え。 U-NEXT、うんこ! 前作は物語ありきでそこに映像や歌を付けていった感じでしたが これは、映像ありきで物語を行き当たりばったりでくっつけてる感じ。 物語もエルサの大きな筋と、クリストフの小さな筋。 前半~中盤は横文字のオンパレードで、斜め見してたら全然ついていけない感じ。 ひとつ、最終的に馬を出したかったからという結論になるんでしょうけど、 どうしてアナは川で氷の舟に乗ってるのに その直後、エルサは海にダッシュで向かうのか、とかね。 尚、オラフは死なないと思っていたので死んでも驚きませんでした。[インターネット(吹替)] 6点(2020-05-20 05:02:44)《改行有》

9.  コンテイジョン 《ネタバレ》 全体としては良かったし、これを荒唐無稽とかなんとか言ってた人たちはもう一度見たらなんて思うかなぁといった感じ。 奥さんの会社が何かやらかしてそれでウィルスが発生したんだろうと、 最初にやたらその会社名が強調されるので誰もが嫌が応でも分かるであろう。 にしてもこんな何千万も死ぬ病気であれば別映画の、ほとんどの人が死滅した、という展開になるだろうし、 致死率が10%超えたら人間の活動限界を超えるというか、伝染する前にウィルスが自滅するレベル。 コロナは黄色で1%行かない、白黒で2-3%程度の致死率なのでここまで広がった。 他の要素がかなりリアリティがあるのに、致死率にリアリティがないのが残念。 しかもその描写があっさり台詞のみで終わってるのもね。 村や町まるごと死にました、みたいな描写がないと、ただ何千万人が死にましただけじゃね。 非常に良く作るとちょっとした凡ミスがかなり響くね。 あと、コンテイジョンという言葉は聞きなれないから直訳の「感染」にでもすりゃいいと思ったけど、 どうしてこう漢字二文字にするとB級ホラー感満載になっちゃうんだろうね。[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-13 03:35:31)《改行有》

10.  ブレードランナー 《ネタバレ》 北野武の「ソナチネ」なんかは「わかる人しかわからない」と割り切れるんだが、 この作品の場合は全世界の全ての人たちがこの作品の良さをわかってくれるはず、 と思えるというかそう信じてしまう。 ので、ときどき見る「この作品つまらない」に衝撃を受ける。 内容は割愛するが、この作品のいくつものバリエーションは、 主人公がアンドロイドかどうかというところを強く意識させるかどうか、である。 監督の答えは「イエス」であり、ハリソン・フォードの答えは「ノー」だった。 続編が作られたということは当然ノーの世界線だったのだろう2049は。 あとラストの曲が名曲過ぎてYoutubeとかAmazon Musicとかでエンドレスリピートしてしまう。 80年代初頭の日本の台頭、アメリカという国家の足元の不安、 機械が人間化していくということ、あるいは男女の分かりえなさ、 そういった諸々をSFにしましたという感じはどうしたってあるわけで。 そういえばトリビアでありましたね、この作品の舞台は2020年だったが、 「トゥエンティトゥエンティ」と言ってしまうと視力が2.0/2.0の意味になっちゃうから 2019年というものにしたとかなんとか。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-05-04 22:47:35)《改行有》

11.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 いわゆるループもの、その中でも繰り返しの数が無数の、「ひどいループ」もの。 まず勝てない宇宙生物を相手に戦うが、なぜだかその宇宙生物からループ機能を伝染されてしまう?感じ。 失敗したら即死、という状況で何度も繰り返す様が、いかにも日本のシューティング好きが作ったんだろうなというあらすじ。 このキャストでこのノリはなかなか当たりだったと思う。 ただ、ラストのほうで、もうループは使えない、となってから妙に萎えた。 だって緊張感じゃなくて、絶対勝つのが分かる試合に移行しちゃったからねぇ。 そこをもう少し緊張感ある状態のままで終わらせてくれればとは思うが、全体のまとまりとしてはなかなか良かった。 宇宙生物の描写も、ハリウッドじゃなきゃ無理だろという感じのCGで良かった。[地上波(吹替)] 8点(2020-03-26 22:27:59)《改行有》

12.  ジョーカー 《ネタバレ》 ディスク版やレンタルは二週間後ということで初めてデジタルのみを購入しました。 吹替+日本語字幕で見ました。 点数は、映画単独で見たら9点かなぁという感じですが、 この内容は何度も見る内容じゃないぞということで購入してしまったので一点減点。 レンタルで十分ですよ、わかってくださいよ。 うーん、ひたすら救いがないです。 ただ、先に言いたいのは、司会者は、あれ、司会者が悪いとしか言いようがない。 人を頃したと言ってる人を、馬鹿にしてテレビに出しておいて、 「俺を馬鹿にしてるだろ」と言われて、テレビだから頃されないだろ的に 煽ってるのはとても残念。 ジョーカーは結構人を頃してますが、理不尽と言えるのはサラリーマンの最後の一人と あとは元同僚だけでしょう。 まぁ一人でも頃したらあかんというのはわかりますし、 この映画の影響を受けてうんぬんというのもわからないではない。 これが15禁というのも低いし、20禁とか22禁とか作ってもいいくらいです。 で、舞台はゴッサムとなってますが1980年代前半のNYですね。 電車は汚くて暗い電灯であそこまで頻繁か知らないですがやたら電灯が切れる。 当時のアメリカは日本の台頭で暗い雰囲気になりつつあった。 NYも汚さがより犯罪を増やしてまた汚くなる悪循環真っ最中。 そして普段見えても見えない振りをしたくなる要素満載の内容。 でもひとつだけ気づいたのが、アメリカのドラマなどでよく、変な箇所で笑う男がいるが、 あれは主人公と同じように、笑いたいわけじゃないのに笑ってしまう病気なんですね。 まぁ、とりあえず、「見ろ」と勧められるような内容じゃないです。 ただ、主人公の俳優の演技がすごいのは揺るぎない。 映画の話としては、暗い要素はわかるんですが、 単に暗い要素を大量にぶち込んでそれで終わりってだけにも思えもします。 そこまで一部の人に絶賛される内容かは謎、と自分も高評価をしておいて終わる。[インターネット(吹替)] 8点(2020-01-14 05:32:52)《改行有》

13.  アラジン完結編/盗賊王の伝説<OVA> 《ネタバレ》 「ジャファー」の直後に見たからか、すごく作画の腕、脚本が上がって好印象。 まぁ、「アラジン」本編の恐ろしいクオリティと比べるとやっぱりOVA内で収まってる感は否めません。 でも「ジャファー」がはじまる前から終わりがどこかわかるのに比べて、 これは勘のいい人ならアラジンの過去に関与するあたりまでわかっても 新要素の全てはわからないと思うのでその部分では十分に楽しめると思います。 まぁ「ジャファー」と同じでミュージカル部分がただアカペラで歌ってる感が強く、 歌と音楽の融合がなく、単に歌ってるだけって感じなのも寂しいもの。 それと「ジャファー」と違ってジーニーが強すぎるのでとことんまでジーニーの出番は消されてるのが悲しい。[インターネット(吹替)] 5点(2019-12-12 21:01:40)《改行有》

14.  アラジン/ジャファーの逆襲<OVA> 《ネタバレ》 アニメアラジンの続編。 20年以上前に見てひどかったという印象だったが再度今見てやっぱりひどい。 ジャファーが復活してアラジンにしてやられる、イアーゴが主人公一味になる(続編テレビアニメへの伏線)が最重要。 本当にその二点だけであとは何も新しいことはない。 汚いアニメに汚い繋ぎ、ひどいシナリオに、ああ、こんなレベルだったから当時の (映画アラジンあたりを除く80年代暗黒期)ディズニーはひどい有様だったんだろうなと思わせる。 とりあえずイアーゴが仲間になるという要素がどうでも良ければこれは見ても見なくても何の影響もないです。[インターネット(吹替)] 4点(2019-12-12 19:33:22)《改行有》

15.  インターステラー 《ネタバレ》 ブルーレイは通常の2Kとその後に出た4Kとを持ってます。 まぁそのくらい好きです。 映画館で見たことないので映画館でもしやってたら絶対見に行く、ていうか家で爆音で見てもいいかもしれない。 いくつかのパートに分かれていて、それぞれが長いので普通の映画2、3本見たような錯覚に陥りますが 駄作三本の点数合計より点数は高いのでいいでしょう。 まず冒頭は滅びゆく地球。 「何が起こってるかよくわからないけどとにかく滅びそう、砂漠化の影響で野菜が取れない地球?」といったところで 延々農業をやってる父さんがメイン。 そう、「未知との遭遇」の感じなんですよねこのあたり。 ちょっとイカれたおじさんが毒電波受けてもっとおかしくなっていく、そんな感じ。 まぁあちらと違ってこちらは一応ナサなので少しはましですが。 そして宇宙に行く、土星とワームホールを通って水の惑星へ。 数時間に一回津波が来るのも、重力が強くて相対的に時間の流れが遅いのもいいとして、 どうしてあそこまで地面が同じ高さなんだ? 完全な球体の上に水があるのであろうか。 続いて本作の本編とも言うべき冬の星、マン博士の登場です。 「お前は火星でジャガイモでも作ってろ」とかいう悪口禁止ですよ。 ていうかこいつもなんでわざわざ奪おうとしたんだろうね。 「もう辛いから一緒に帰ろうよ」でいいじゃんね。 そして、ブラックホール、からの五次元。 ここで最初の娘の言ってたおかしな現象の正体がわかる。 そして----- こうして書いてみると「あれ? 10点上げるような大傑作だっけ?」と思ってしまうが やっぱり、家族愛、恋愛、友愛、人類愛、愛に、そう愛に生きなければならないのですよ信徒の皆さん! というわけでおまーら、駄作だと途中で思っても3時間弱ちゃんと見るんやで。 少なくとも自分は「映画の中では」「2000年から2019年までで」最高だ。 殯の森が97点、ハルヒ消失が163点とするとインターステラーは169点やな。 そう、ハルヒと僅差なのはハルヒも上映時間が長いから(上記の点数は上映時間です) まぁやっぱり、第9地区は9点にするよ、9だけに。 今思えばインターステラーより感動したかもしれないが、それでもインターステラーのほうが好きだ。 浦島が戻ってきたら娘がババアとか、最高じゃないですか。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-12-04 20:20:08)《改行有》

16.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 ※何度かアニメと実写と見返して、実写もなかなか悪くないので6点から7点へ変更。外の文章はそのままですので一部変ですご了承を。 えっと、最初に別な方の質問の回答を。 ジャファー用のランプは腕輪が付いたあたりで出来上がりました、ジャファー用に黒です。 1993年公開のアニメ映画の実写版。 アニメは映画館に見に行ってサントラまで買うほどには好きでした。 ので辛めの点数。 普通に見たら多分7、8点行くかな。 まず弱いのが最初のアラジン登場シーンとジーニー登場シーン。 特に後者はアニメだととにかく面白おかしく場面が展開していくので、あれを見た後だと実写版は単純に「失敗」だと思います。 あと、最近のアメリカのCGを微妙に使ってる映画に多いのが、「すごい」映像でなく、「自然な」映像が増えてるなぁと。 アラジンは自然な映像でなくすごい映像を見たいと思うのが普通だと思うんですけどね。 あと、動物キャラ。 猿、鳥、トラですが、特に鳥がちょっと頭いい鳥レベルに成り下がっててがっかり。 ジャファーが捕まってもいろいろしたりランプを奪い返そうとしたりしてるんだからアニメのようにもっとキャラ立ちしてくれたらといった感じ。 侍女は「新キャラ」(新要素)だなとすぐにわかった。 ヒロインはアニメだと心を開ける人はいなかったが、実写にはいる。 最後まで見て思ったのは、これドラえもんだなと。 多分アニメ版でも散々言われてただろうけど、なんでもしてくれる召使いとして雇われた魔人が最後友人になるという内容は6巻までのドラえもんそのものじゃないか。 あー、吹き替えで見ましたが、アラジン役の中村さんはなかなかよかった。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-11-29 22:20:20)《改行有》

17.  アラジン(1992) 《ネタバレ》 字幕なしの英語言語でも見られるくらいにはまった、はじめてサントラを買った作品。 というよりは歌部分は歌詞カードがあれば全部歌える、ホールニューワールドは二人分同時に歌えるくらいにはまりました。 アナ雪以外の他のディズニー作品はまともに見たことないのに。 ちょっと前にDVDレンタルしたらノイズがひどくて見られなかったんですが、BDはきれいにリダクションされていて良好。 DVDレンタルして汚いと言ってる人は必ずBD環境で見ましょう。 ディズニーの絵やディズニーランドなどが好きであればこの絵を「古い」とか絶対言わないはず。 多分古いと言ってる人はノイズのことを言ってるのかと。 非常に大胆な、いかにもアニメな絵で、特に最初のアラジンが逃げるシーンがミュージカルの魅力に溢れます。 続いてジーニーの登場、正にアニメーション、このなんでもあり感は他社ですがトムジェリにも通じます。 サル、オウム(?)、トラも表情豊かですし、鳥は日本版声優は神谷明さん。 何気にジャファーは続編からいなくなりますが、鳥だけは残ったはず。 あと、実写版にも書きましたが、やっぱりアラジンとジーニーはのび太とドラえもんなのです。 ドラえもんは単行本で言えば6巻までは言い方は多少違うかもしれないが「召使い」である。 それが7巻以降「友達」になる。 まさしくアラジンとジーニーの関係そのものだと思うんですよね。 まぁ実写と違ってこちらは「ただ単に自由になった魔人」なので正にドラえもんとして続編で役立つわけで、 その意味では続編の流れを絶った実写版はある意味英断だったと思います。 実写のジーニーは金がかかりそうですしね(大人の事情)。 まぁとりあえず、初見の方はブルーレイ(ハイビジョン画質)で見て傑作か駄作かを判断してください。 ブルーレイで他のディズニー作品より劣るのであれば、それは単にあなたに合わなかったのでしょう、としか。[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2019-11-29 18:04:09)《改行有》

18.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 ガリィ(アリータ)の目が大きいのは構わないが 別なキャラも何人かは目が大きくないと変じゃね? Mattで映画を作ったらこんな感じ、みたいな。 漫画は旧版は全巻持ってる。 漫画の前半は正に映画にしどころがいっぱいあるが、詰め込み方が下手すぎ。 漫画前半を読んでもらえれば、そのままアニメ化でもすればこの映画よりましなのがよくわかると思う。 ただ、ひとつ良かったのは、キャラクターをかなり漫画に寄せてて、それは良かったというより珍しかった。 もう漫画読んでれば途中飛ばし飛ばしに見ても新キャラが誰かすぐわかる。 話が下手とは言ったが、自分が脚本するにしてもあのシーンをラストに持ってくるのはわかるが、 ノヴァは天界に居ちゃだめだし、カッターは手動ではなく自動で出てこなければだめだし、 そもそもがボーイフレンドが落ちては行くが、この世界観で死ぬの?って感じが強いので もう少し絶望的に、死んだことがわかるように描いてほしかった。 もちろん、落ちる前のタメとかも足りないし、いろいろ残念。 ちなみに有名ですが、アリータ(アリタ)とは原作漫画の主人公が 夢の中で名付けられる偽の名前です。 漫画の主人公はガリィや陽子であってもアリータではない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-11-27 12:12:21)《改行有》

19.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 以下、BD発売時の投稿。 相変わらず映像は一度見ればいい演出多発(今回は瞬間移動ワープの止まるところの演出が多いと思った)。 他の人が言うようにフィンのシーンを全部カットしても物語は繋がる。 前回はほぼモブだったパイロットの人が主人公級に話を動かす。 ぽっと出の紫ババアがいきなり物語の最重要人物みたいになっても感情移入できない。 ハンは生きてると思ったら今回出なかったのでほぼお亡くなりかな。 でも、レイアがリアルで死んじゃってルークも物語で死んじゃったのでハンの復活は必要じゃないかな? レイアをCGでやるにしても代役を立てるにしてももう希望もへったくれもないんだよ。。。 まぁレイアの人がお亡くなりになったのはこの物語と関係ないんだけれども、3部作の2作目ってのはスターウォーズしかりバックトゥザフューチャーしかりマトリックスしかり(ターミネーターやエイリアンみたいな3が決まってないものは除く)3作目でまとめりゃいいやということで例えば帝国の逆襲なんて映画ランキングの常に上位になるけど、あれは娯楽作SWで徹底的に暗い話を作れたからだ。 で、今回は作れなかったなぁと。 2作目に比べて3作目は駄作になる可能性大なのに2作目が凡作って、なんだかもう3作目を見る価値が。 ああ、皇帝みたいな人が一瞬で消えたのは笑った。 あの人が残っていたら今までのSWそのままだったからねぇ。 あと、一番の悪人はルークというのも、しょぼくもありつつも笑った。 ルークがあそこでああしなければ平和な未来もあったかもしれんし。 さらに言えば、主人公ヒロインの子の親の設定も適当過ぎて難だな。 SW7でのルークとの繋がり路線もなんだったのかなと。 あくまでアナキンと同様にたまたまそこにフォースの強い子がいただけだったのかなと。 まぁとにかく細かな設定の不備と2時間超のくせに内容のない展開にちょっとねえっていう。 ああ、あと、パペットらしいけどヨーダのおっさんがえっらいぶっさいくで驚いた。 SW1-3のCGのほうがまだましだわ、顔の造形狂いすぎ。 まあとりあえずあと二年、期待せずに待てる。 少なくともどこぞのシンなんとかゲリオンを待つよりはまだまし。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-10-14 20:55:40)《改行有》

20.  未知との遭遇 《ネタバレ》 昔はテレビ放映されていたものの録画を見て、最近(数年前)BDで見た。 前半部分の主人公の精神を病んだ人にしか見えない描写がすごく好き。 逆に秘密エリアの宇宙船が出てきたあたりから白けてきて テレビのときには気にならなかった宇宙人の描写が BDで見たときには「ただの子供のお遊戯会じゃん」となってしまった。 何にせよ家庭を崩壊させても追い求めたいものがある人、 そんな人への風刺に、なってるようななっていないような。 原題「第三種接近遭遇」という言葉は当時ごく一部では流行ったような。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-21 04:29:20)(良:1票) 《改行有》

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