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プロフィール
コメント数 914
性別 女性
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自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : スウェーデン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アフター・ウェディング 《ネタバレ》 最近、こういうずっと揺れてる映像ツラくて仕方ないですわ。みなさんヘーキですか。ちっとは年寄りのことも考えてほしいよなあ。だいたいコレなんか若者向けってわけではないでしょうに。 さてヨルゲン役のデブ俳優さんは、あの体型で刑事ドラマの主役を張ってたりしますから、むこうでは売れっ子みたいです。…あのようなブヨブヨ状態の役者が重宝されるというのは文化の違いを深~く感じざるを得ません。 それはともかく、コレなあ、本当に女性のカントクさんが撮ったのかなあ、と私は疑いますね。 かいつまんでいうと、2人の男の人が、「守るべきもの」をめぐって悶々とした人生を送る(一人は死ぬ)ということですね。 ここでは、「守る」の対象は「女子供」ということになっていて、「グローバルな自然環境」とかではありません。「女」と「子供」をいとも簡単にひとくくりにすることも「?」なら、「女子供」=「保護の対象」というそのあまりに迷いのないスッキリした姿勢が…現代女性が監督したものとは到底信じられぬ。 もしかするとこういう根強い思想ってのは、狩猟民族に独特なものなのかもしれませぬなあ。 しかし、時代は現代なのである。シガニー・ウィーバーがリプリーをやってから20数年たっているし、ヨーロッパなら女だって首相になる国もある。デンマークにも「時代」は訪れているはず…? ああなのに、なのにこの作品では男たちは「守らなきゃ!!!」といってほとんど脅迫神経症みたいになっているのである。40過ぎた美人のニョーボと、もう結婚している18歳のムスメを誰が守ってくれるのだ!!!そうかそれならボクに後をまかせなさい!!!……ヘンだよなあ、やっぱり。 そんな感じの、とってもヘンな話でした。共感も感動もとくにありません。ラストのシーンだけは、ジェイコブの「守りたい脅迫症」が自己満足であったことを示しているのかなあ、と思われますが、そのシーンにたどりつくまでにジェイコブやヨルゲンがそれを自覚するようなシーンに欠けていますから、このシーンだけでは締まりが悪いです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-15 21:54:29)《改行有》

2.  秋のソナタ 《ネタバレ》 自らも娘を捨てた過去をもつバーグマンが、あえて挑んだ母親役なのだと思う。バーグマンが見て欲しかった相手は、捨てた娘だけであろう。 娘役のウルマンはどこまでも母を責め、母のバーグマンは一応は許しを乞うがまた元の生活に戻っていく。接近した惑星どうしが、また遠ざかっていくような感じがある。 娘というのは母親に完璧を求めるもので、特に母親が「女」を発揮すると一生許さない。娘にとって、母親は「女」であってはならないのだ。 娘は「あんたはこんなにひどかった」と言いつづけてネタに事欠かないが、それは「こうであってほしかった、ああであってほしかった」という際限の無い要求の裏返しで、ヨソのお母さんと比べたらひどいということではなく結局のところは「母親として完璧でなければ許せない」なのだ…けれど、完璧な母親が存在しないということはいくらなんでも娘もわかっているだろう。どこの世界でも、娘は妥協して生きている。 けれど、エヴァにはヘレーナが居た。かつてヘレーナが母親の恋人に恋したとき、母親はあてつけに4日も早く旅立って恋人を取り戻した。意地悪をして、ヘレーナの恋心を踏みにじったのだ。それが原因でヘレーナの病状が悪化したとエヴァはいう。もともと母の恋人だろうが、母は娘であるヘレーナに対し「成熟した女」としてまともに威力を発揮してしまった。これは大マチガイだ。母親が娘と張り合ってはいけない。母が女を発揮するだけで娘は許せないというのに、これは最悪だ。だから、許せない。幼少の頃から構ってもらえなかったとかいうことだけなら、たぶんエヴァもヘレーナも母を許せたのだと思う。 そんな情けない母親でも、エヴァは過去を直視してほしい、少しでも母親らしくなってほしいという希望を捨てられない。無視しきれないのだ。けれど、作り手ベルイマンも、演じ手バーグマンも、こう思っているのではないかと思う。「母親に何かを期待するのは無駄である。」と。 完璧な母親はいない、すべての母親はシャルロッテほどひどくはなくとも足りないところがある、そして母親であろうとも一人の女として好き勝手に生きていく。娘は母親の人生に対して干渉しようにも完全に無力であり、それを傍観せざるを得ないのですよ、という意味のエンディングだと思う。 それにしても、リブ・ウルマンという女優さんは首が太くて肩もガッシリしてごついなあと思った。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-13 19:42:45)(良:1票) 《改行有》

3.  アンビリーバブル 《ネタバレ》 ホアキンは出すぎではないだろうか。一時のニコール・キッドマンに感じたような「見飽きた」感がそろそろ湧いてくる。 売れっ子ホアキンにしてみれば箸休め的な参加とも思われるこの作品、余裕の表情で語るホアキンに比べ、クレア・デインズはかなり消化不良でストレスがたまっているように見うけられた。不条理には向かない女優さんかもしれない。 しかし、見るほうにしたってこれを消化するなどということはほとんど無理。消化など考えずに「雰囲気」だけ味わうのが無難である。 監督・脚本のヴィンターベアが飛行機で世界中を飛び回るという地に足の着かない生活を送るうちに、このアイディアを思いついたという。 それは何かというと「この世界が自明のものではなくなるのではないかという漠然とした不安」であり、それを映像化したということだ。「不条理」である。 「孤独になると心臓が悪くなって死ぬ」も「7月に雪」も「ウガンダで人が飛ぶ」も「妻のそっくりさんが3人出現」も、それ自体に大した意味があるわけではなく、すべて「漠然とした不安」の現実化なのである。しつこいようだが不条理なんである。 がここに、「不条理」と「退屈」は紙一重である、という危険がある。 例えばスコセッシの「アフターアワーズ」では、「不条理」を描いて「退屈」を遠ざけるに足る「芸」が凝らされていたと思う。「不条理」を描くには「だからなんなの」と観客に言わせない「芸」を必要とする。 残念ながら、「雰囲気」は充分出した本作だが「芸」があったとは言えない。 「スケート」という要素にしても、「なぜスケートでなければならないのか」を観客に納得させるだけのものがなく、「単なる思いつき、監督の趣味」の範疇を出ない。 「孤独になると心臓が悪くなって」の部分などは、それこそ邦画「回路」のパクリとしか思えぬ。 「回路」のテーマは「生きてる人間は助け合え」で、本作の場合は「愛こそすべて」。…似たり寄ったりである。 全体としては、「回路ヴィンターベアバージョン」といっていい作品である。が、やはり経験不足ということなのか、資質の問題か、己の思いつきを適当に散りばめたのみ、という結果。おしゃれな店などで、バックグラウンドに流しておくにはいいかも、という程度。「不条理」から「退屈」を遠ざけるには、この監督さんには荷が重過ぎた。[DVD(字幕)] 5点(2007-03-10 00:01:21)(良:1票) 《改行有》

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