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1. マンダレイ
な~んの予備知識もなく見始め、「へ?」とか思いながら、なおかつちょっと居眠りなんかもしながら見ていたのですが、最終章でやられました。いやあ、めちゃくちゃパンチの効いた映画でした。やるなぁ、監督・・・。カラマーゾフの兄弟の大審問官とも通じるものがありますね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-05 05:36:15)《改行有》
2. キッチン・ストーリー
「何だよそれ・・・」というような怪しげで壮大なプロジェクトがどうどうとまかり通るのは今も昔も変わりません。ちょっと経ってから考えれば誰でもおかしいと思うのに、そのときは「もうやるしかないよっ!」っていう感じで強行されます。不思議さと不条理さでぐいぐい押していって、最後に見る者の心を思い切り解放します。寒々とした北欧の風景も役者の一人です。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-22 06:55:48)
3. ロッタちゃん はじめてのおつかい
いつもぶりぶり怒っているロッタちゃんは自立過程の真っ盛り。いわば脱皮途中の蝶々なわけですが、このときに変におちゃらかしたりすると最悪な事態が起こります。はらはらしながら見守るしかありません。たくさんすっころんでそれでもすぐに立ち直るロッタちゃんはきっと素敵な女性へと脱皮するに違いありません。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-17 05:52:58)《改行有》
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