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1. 奇跡の海
《ネタバレ》 10点確実だと思っていたのにラストでこけました。なんで?ヤンがあんなに回復してしまうとは、、、。そしてべスの死にもかかわらずあんなにさわやかそうにしているとは!!
問答無用のキレがほしかったです。私の見たこの監督の作品はいつも1対多を描いているので、この作品もヤンとその他大勢は同列ということなんでしょうけど・・ヤンの存在、言動はすべてべスを引き立てるためのものでしょうけど・・・。究極の恋愛を描いていると考えるとそれはちょっと虚しい。
ラブストーリーの形を借りているけれど、無垢な魂だとか、人間本来のむきだしの向こう見ずさやひたむきさといった、愛+何かものすごい精神の形を借りてしか表せない心の奥底の衝動がテーマなんでしょうね、やはり。ラストのほうはまさにべスひとり(+神様)で突っ走っていて、痛々しかったです。
でも恋愛を描いているのではまりやすさは抜群でした。9点(2004-12-19 20:24:42)(良:1票) 《改行有》
2. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
観ているときはどうってこともなかったのですが、観終わってからすっごくいい映画だと感じました。ストーリーに大きな山はないけれど、そんなのはどうでもいいと感じたくらい。ハルストレム監督は本当に人の心の繊細な動きを表現するのが上手い!この映画はそれに尽きると思います。ライカ犬の話と星空も印象的で、観終わってからライカ犬について調べてしまいました。9点(2003-09-20 03:52:12)
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