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【製作国 : スウェーデン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ペレ 《ネタバレ》 同じスウェーデンの巨匠であるイングマル・ベルイマン監督の映画を髣髴とさせるような閉鎖的な牧場の風景とそこで展開される陰惨な人間関係、そしてそれを美しく映し出した荘厳な映像(特にラストシーンで映された雪に覆われた海辺のシーンの美しさには息を呑み、思わず涙がこぼれたほどだった)、これらの合わさったこの芸術的な作品はパルム・ドールとアカデミー賞をダブルで受賞するのも納得の素晴らしいものであり、ベルイマン監督が後に自分の両親のことを綴った自伝的作品である「愛の風景」をこの監督のビレ・アウグストにまかせた理由もわかる世紀の逸品である。[CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-26 22:31:33)

2.  狼の時刻 《ネタバレ》 惑星ソラリスやノスタルジアで知られるアンドレイ・タルコフスキー監督は、この映画の監督であるイングマル・ベルイマンを尊敬していたことで知られ、遺作のサクリファイスではベルイマン作品常連のスタッフやキャストを多く起用した。そんなタルコフスキー監督が最も影響を受けたのではないかと思えるくらい、幻想的で芸術的な作品である。マックス・フォン・シドーが演じる画家が一分の長さを測るシーンでの長回しやその画家が海辺で少年を殺すシーン、屋敷で裸の元恋人と逢引きするシーン、そして終盤の画家が殺害されるシーンはその最たるもので、見入るあまりに体が硬直したかのような感覚に襲われた。他にも超現実的で美しいシーンが数多くあり、この映画で表されたベルイマン監督の芸術性が、タルコフスキー監督に影響を与えたのではないか、そう思わざるを得ない。[DVD(字幕)] 10点(2010-08-21 18:13:57)

3.   イングマル・ベルイマン監督の作品で最もスケールの大きい映画のひとつかと思われる今作(この映画以上のスケールを持ったベルイマン映画は第七の封印くらいだろう)。その感じたのは戦争を描いた映画だから、というのもあるだろうがそれ以上に他者との関係を主に描いているからであろう。代表作である「野いちご」や「鏡の中にある如く」、同じ年に撮られた「狼の時刻」のような内省的な作品の多いベルイマン映画の中で、この映画は異質な作品と言えるだろう。 そしてこの映画は爆音が鳴り響き生命が次々死んでいくおぞましい戦場と化した村、そしてその状況下における一組の夫婦の人間性と人間関係の崩壊を描いており、見ていて非常に気分が沈んでしまう。これほど残酷で冷たく、そして哀しい戦争映画はこの映画くらいだと思うくらいに重苦しい内容の映画だが、ベルイマンの描くおぞましい人間描写はやはり見ごたえのあるものだった。[DVD(字幕)] 9点(2010-08-21 17:37:19)(良:1票) 《改行有》

4.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 まず思ったのが、カメラワークを駆使して巧みにヴァンパイアの超人性を表しており、そこに感心した。そして中盤でエリの付き人である中年男性の自己犠牲的な末路を描くことで、オスカーが数十年後に辿るであろうその行く末も暗示していたことにも唸った。しかしながらヴァンパイアなのに鏡に写っていたり(確かヴァンパイアは鏡にその姿が写らなかったはず)と、突っ込みどころも少々目に付き、残虐なシーンの過剰な演出(特にいじめられっこたちが惨殺されるシーンはスカッとするとともに気分が悪くなった)にも多少見ていて気が滅入り、あまり後味がいいものではなく、その点が残念だった。 それにしても同じスウェーデン映画の「子供たちの城」や「ペレ」を見たときも思ったけど、スウェーデンのいじめってのはこんなにえげつないものなのかと思った。あれが演出過多でなくリアルなものだったら、スウェーデンのいじめられっこがあまりに可哀そうだ…。[映画館(字幕)] 6点(2010-08-26 22:14:48)《改行有》

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