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【製作国 : スウェーデン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 《ネタバレ》 架空のロシア出身バンドが、アメリカに渡って、一旗、一儲けをめざすというコメディ。バンドメンバーたちの極端にとんがったリーゼントと革靴が特徴的で、見た目からしてベタベタなコメディで、事実そうなのですが、おちゃらけた軽快なノリのようなものとは一切無縁で、ばかばかしいことを、朴訥に進めることでじわじわと沁み出てくるとぼけたおかしみのようなものがメインで、バカバカしさゲージがジワジワとたまっていき、許容値を越えると笑わざるを得ないという感じなので、瞬発的に大笑いすることもないのですが、押しつけがましさを感じることもないのですよね。ストーリーはあってないようなものなのですが、変てこなバンドがテキサスの廃れた盛り場を転々と巡るロードムービーとして、あまり飽きることなく、そこそこ楽しむことができました。[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-20 18:27:16) 2. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 原作は未読です。小学生くらいの男の子が主人公。母親が病気なのですが、やさしいけど病弱という、よくありそうな設定ではなく、ノイローゼ気味で、子どもに対して怒りをぶつけることはあっても、子どもの話を受け止めることは放棄という、ここまではそれでもありがちな育児疲れと言えなくはないです。だがしかし、父親が海外のバナナ工場に勤めていて帰ってこないとのこと。もっとマシな嘘を吐けというツッコミ待ちでしょうか?父親不在がどうも不幸の原因のようです。そんな主人公の少年が経験する生活や、少年の目線から見た人間関係を、ごく自然に描いていく作品です。明確なストーリーがあるわけではなく、間を持たせるのが難しいと思うのですが、ありそうな話を上手く紡いで、上手くつないでいるなと感じました。スター役者は登場せず、ごく自然です。主人公もごく自然にブサ・・・そこら辺にいそうなタイプです。そのわりに、主人公がやたらモテることが解せぬ。それだけが解せぬ。[DVD(字幕)] 6点(2024-01-24 20:03:12) 3. ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 ジャンルにとらわれずに、少年の淡い恋心や微妙な心の動きの描写とホラーとを両立させた作品。このバランスは好きです。ラスト近く、プールの水の中からのワンクッション置いた映像がなかなかよかったです。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-09 13:18:41) 4. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 原作既読です。かなりボリュームがある原作を2時間半におさめているので、全体的に原作に比べると薄味な印象がありますが、映画単体としては、バランス良くまとまっていると思います。映像の雰囲気は悪くないのですが、もう少しクローズドサークルのミステリを解くというワクワク感やゾクゾク感が感じられればなと思いました。原作そのものが、後半尻すぼみな印象があって、基本原作に忠実なので、その部分は致し方ないかなと。配役としては、リスベットにもう少し秘めた華が欲しいかなと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-02 20:11:56)
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