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プロフィール |
コメント数 |
67 |
性別 |
男性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
最近、映画の評価基準はこんな感じです。
①ストーリー、演出、設定の妙、自分に影響を与えたかを考慮する。
②それらを含めた上で「映画を通してでしか表現できない作品である」といえるかどうか。 という感じで見ています。
スタッフロールが終わり、スクリーンに拍手を送りたくなるような映画に出会えることを願っています。
◆最近グッと来た映画◆ 『ショーガール』 『colorful』(原恵一) 『ヒーローショー』 『ゴッドファーザー』
ポール・ヴァーホーベンが最近好きなんだと気がつき始めました。あとは山田洋次と井筒和幸がご存命の監督の中では好きです。 |
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1. クライモリ(2003)
◆内容は、ありきたりの不条理殺人ものです。三人組の怖い人たちが、山道に迷い込んだ人を殺して食べる。◆今作はR-15ということもあって、結構リアルで残酷なシーンもあったわけですが、そうなるとますます「内容の不条理さ」と「殺人のリアルさ」とのズレがハッキリ見えてくる。◆日本と安易に比較するのは良くないと思うのですが、日本のホラー物は、割と人を殺すことについて動機付けがきちんとされていると思うのです。例えば、昔いじめにあったとか、殺された恨みが未だに、とか。一方、アメリカのホラーってなんの動機もなく人を殺しますよね。本作品なんてその典型だと思うのですが(一応、「食うため」かな)、やたら理由もなく、嬉しそうに悲鳴をあげながら人を殺す。そしてそれが、見ているものにとって「ありきたり」と思えてしまう。これって結構怖いことなんじゃないかとおもう。◆さらに怖いのが、あんなに凄惨な内容なのに、エンディングでアップテンポのロックを流しているところです。後味すっきりを狙ったんでしょうが、少し強引だと思います。こういう終わり方は、非常に嫌です。結婚の夢が志半ばでついえた二人に、ご冥福を祈る意味で5点を献上させていただきたい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-28 12:53:27)
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