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1. イーグル・アイ
《ネタバレ》 いきなり謎の女性からの電話で指図を受ける
二人の主人公たちの恐怖と混乱の中、序盤から次から次への展開で息つく
暇もなく一気に引き込まれて最後まで見切ってしまいました。さすがスピ
ルバーグが製作指揮した映画だけはあると思います。
コンピュータの暴走というのはやや陳腐化したプロットではありました
が、それなりに臨場感を持って鑑賞できました。
ただ、主人公や周辺の人間たちをいとも容易に操る圧倒的な能力を持つ
背後の“人物”について、果たして結末において合理的な説明をしても
らえるのだろうかという、この手の作品に対するいつもながらの不安も
観ながら感じてしまいました。
ジェリーの方は、なるほどそういうことで必要だったのか、とそれなり
の納得はしましたが、果たしてレイチェルは必要だったのでしょうか。
あんな手の込んだことをせずに、何から何まで自由に意のままに操作で
きるのであれば、軍のトップでも操って核兵器でも議事堂にぶち込めば
それで済む話ではなかったのだろうか、その方がよっぽど簡単ではな
かったのか、などと思ってしまいます。
その点がちょっと残念なところではあります。[地上波(吹替)] 6点(2021-12-10 20:40:20)《改行有》
2. 怒りの荒野
《ネタバレ》 マカロニ・ウェスタンと言えば簡単に人が撃ち殺され、ストーリー性よりも残酷さが売り物であったけど、その中では物語としても楽しめた唯一の作品だった。昔テレビで放送された時に解説で荻昌弘が、主人公の職業はこれまで誰も考えつかなかったものですね、と変な賞賛をしていたのを覚えています。6点(2004-04-26 11:35:39)
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