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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ジャーヘッド 《ネタバレ》 ほとんど盛り上がる事のない、全く面白くない戦争映画だけど、戦地行ってる人間にしたら、戦争に面白いも面白くないもないんだよなぁなんてしみじみ・・・。ジワリ「戦争・人間・アメリカ」の狂気が迫ってくるような秀作です。従来の戦争映画の形を忘れて、頭をからっぽにして観るべし。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-26 00:55:51) 2. 16ブロック 《ネタバレ》 酒びたりで過去に汚点を持つ刑事が、過去の自分を精算して正義感を取り戻すという、一見目新しさの感じられない話も、敢えて無駄な脚色やエピソードを減らし、スケール感も抑えたこの作品では見事良作にまとめる事ができたと思います。「リーサルウェポン」のリチャード・ドナーと「ダイハード」のブルース・ウィリスのコンビなので、派手な作品を予想して観るとちょっと違和感を覚えますが、悪徳刑事仲間との決別、護送する囚人との友情に加え、警察の中にいる内通者の存在にドキドキもさせられ、見所が沢山あります。DVDに収録されていた別エンディングは非常に切ないので、本編どおりのオチは綺麗すぎる感もありますが個人的には好きです。しかしデヴィット・モースって凄く目が優しいのにこんな役が多いですねー・・・。あと妹の存在は、逃げられた女房的な感覚を一瞬、観客に騙す為だけにあったのかな?後半、バスを乗っ取った後、もう一盛り上がりあれば更に興奮できたのですが、それを差し引いても中々のヒット作だと思います。哀愁漂うブルースの見事な表情と役作りに8点献上。[DVD(字幕)] 8点(2007-05-13 13:27:09)(良:1票) 3. ジェットローラー・バス<TVM> ジャケが面白そうなので借りてみました。アル●トロス発ドイツ映画という事で期待しないで観たら意外にも結構面白かったです。バスが地中に陥没したってだけでよく90分も引っ張れるもんだと思いましたが、人間ドラマはさほどではなく、むしろ無能なレスキューの人間が時間を稼いでいます。ただやはり低予算は否めないですね、バリバリ合成の画が続きます。あと驚いたのは、ドイツ映画なのに英語に吹き替えられています。それを日本語字幕で観るというなんとも複雑な心境。それなら直で日本語吹き替えにしてもらった方がまだいいのでは?英語吹き替えにより、緊張感が薄れてしまいました。でもアル●トロス配給の中では親子揃って楽しめる作品になっていました。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-08 11:28:03) 4. ジーパーズ・クリーパーズ 日本人て「サイン」「ドリームキャッチャー」「ランゴリアーズ」的な、前半で(得体の知れない何かがくるぞ、、くるぞ、、、)には食いつくけど、いざ後半、その恐怖の正体が分かった瞬間に一気に冷める人が多いと思うんです。(お化け屋敷もお化けにじゃなく、音が1番怖いのと同じかな?)それと同じような理由でこの作品も前半までは楽しめたんですが、後半は何だか(なんだかなあ)って感じで惰性で拝見しました。クリーチャー物に恐怖を感じない事もあり(多分現実的に受け止められないから)、面白くありませんでした。[DVD(字幕)] 3点(2006-06-22 14:29:12) 5. 死の王 「ネクロマンティック」のブットゲライト監督が淡々と綴った7つの詩のエピソード。画は「ネクロ」ほど気持ち悪くないですが、話の途中、なんか死体が高速で朽ち果てていく様がかなり気持ち悪いです(@@;うじみたいのが、ぐわ~~~って。。。これもドイツでは発禁らしいですね。やっぱり作り物の死体の下半身までしっかり造型しちゃったからでしょうか?ただ作品的にはポエムですよね、全体的に死のポエム。オムニバスの展開も全然違う話ばかりなので、展開に戸惑う事はありません。橋の所で名前がつらつら出てくるのは自殺者の名前とかで・・・。それを映画を使って全世界に配信する意味はわかりませんが、何となく悲壮感漂う展開です。相変わらず画は安っぽいんですが、それが逆に不気味さを助長しています。そしてダクタリさんの作る音楽も嫌いじゃないですね。この作品の寂しげなテーマに、ダクタリさんのポエムチックな音楽が非常にマッチしています。ブットゲライト関係で何とか人に薦められるのは、これと「キラーコンドーム」位です。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-09-22 18:27:29)
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