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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スクール・オブ・ロック これは“分かってる奴”が撮った作品だ!ロックとはNo FutureでHow low?な絶望・孤独・怒り・悲しみ・否定・退廃の淵から立ち上がるものであるが、同時にそうした全ての負の要素をギリギリでプラスに転化させ、I am alive!と叫ぶことだ。分かりやすく言うと、なーんのとりえもない奴に「生きる力」を与える音楽ってこと。とゆー理屈は実はどーでも良くて、僕はあの「School of Rock」のイントロで、いつも泣いちゃうのさ。 9点(2004-05-04 18:19:22)(良:2票) 《改行有》 2. SWEET SIXTEEN ケン・ローチの社会派という評判は聞いていたし、井筒監督が「泣けまっせ。観なさい!」と言ってたし、期待してたんですけど・・・うーん、いい話だったけど、何と言うか、微妙にはぐらかされてしまった感じでした。少し時間を空けて、も一回観てみます。7点(2003-11-07 15:02:05) 3. スパイ・ゾルゲ 《ネタバレ》 ゾルゲ事件についてあまり詳しくは知らなかったので、とても勉強になりました。ただ・・・すごぉく意地悪な言い方をしてしまうと「その時歴史が動いた・三時間スペシャル」という感じがしたんですよね。史実はきちんと説明されてるんですけど、その分ゾルゲという男の人間像がいまいち見えてこなかったんです。それと台詞が若干説明っぽいところも気になりました。善意的に解釈すると、こういった史実に疎い人に歴史を知ってほしい、という意図があったのかもしれませんが、個人的には、多少史実について説明不足でもいいからゾルゲの内面にポイントを絞ったほうが良かったんじゃないかなーと思います。ゾルゲがスパイになったのは、おそらく第一次世界大戦での従軍経験から反戦思想に傾倒していったため、というところなのでしょうが、この映画の中ではそれが「描写」ではなく「説明」になってしまっている感じがしたんですよね。だから最後に流れるジョン・レノンの「イマジン」がものすごく唐突で安易に思えてしまって・・・。あと、外国人(ドイツ人、ロシア人、中国人)が全員英語でしゃべってたのは何でなんだろう?ものすごく気になってしまった。何かわけがあるのかなあ?5点(2003-07-22 17:30:04) 4. ズーランダー 最近、なんか気になるベン・スティラー。こんなお馬鹿映画を作ってくれてたんですねー。見所は何といってもベン・スティラーの体の動きと顔の表情!可笑しくて、いとおしいです。好きなシーンはいっぱいあるんですけど、特に印象に残ったのは、ズーランダーが洗脳されるところでしょうか。あの気持ち悪い気持ちよさ(いや、気持ちいい気持ち悪さか?)は、かなりイケます。この作品は、その他にカメオ出演してる人の豪華さ、さりげなく散りばめられた過去の映画作品のパロディがウリみたいなんですけど、残念ながら僕にはウィノナ・ライダーとデビッド・ボウイしかわかりませんでした(「2001年宇宙の旅」のパロディは受けた)。お馬鹿映画ファンにはお薦めです。7点(2003-06-09 19:09:33)(良:1票) 5. スモーク(1995) うーん、しみじみ、淡々とした映画ですねえ。僕にはちょっと淡々としすぎてた感じもしましたが、まだまだ人生経験が足りないのだな、きっと。十年後くらいに観たらきっともっと良くなると思います。最後のモノクロシーンとそれにかぶさるトム・ウェイツの曲が、何だか「人生泣き笑い」という言葉を連想しました。あ、あと愛煙家としては劇中のさまざまなシーンでのタバコの使われ方(役割)が面白かったですねえ。7点(2003-04-17 18:33:59) 6. スパイ・ゲーム(2001) この映画、別に興味はなかったんですが、某深夜番組の企画で観に行きました、「自腹」で。スパイ映画って全然観てないんで最初は新鮮な感じがしたのですが終わった後頭の中には「?」が点滅。何でブラピ助けたの?だってレッドフォードって非情なスパイなんじゃないの?スカウトの仕方もひどかったのに。大体スパイって人の命も左右するような仕事なのに「ゲーム」なんてスカしてるのが嫌だ。まあこの日は井筒監督や初代アシスタントの豊岡ますみさん、飛び入りの室井滋さんにも会えたし、このくらいで勘弁したろ。3点(2003-03-03 16:45:11)(良:1票)
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