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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. スパイ・ゾルゲ
酷評も結構聞かれましたが、さすが篠田氏、という仕上がりにはなってると思います。けれど再現ドラマレベルの外人芝居だとか、葉月と小雪がどうでもいい扱いだとか、アメリカ映すたんびに何故星条旗よ永遠なれがかかるんだとか、イマジンかよーとかそういう問題ではなく、篠田氏でもこのくらいしか手に負えなかった題材だったんではないでしょうか。いや全然気にならなかったと言えばうそですが。引退作品だと公言しなければ良かったのに。単なる歴史ものにするつもりはなかったはずだと思います。ソ連を知らない世代が増えつつあるはずですから、なおさら「歴史のおべんきょう」と見られてしまうでしょう。ゾルゲが出てくる手塚治虫作品がありますが、その「アドルフに告ぐ」のほうが面白いです・・・6点(2004-10-13 09:12:44)
2. スターリングラード(2001)
なんというか、主題はどれやねん!というか。料理で例えれば、味がバラバラというか。もちろん主題が通ってればいいというわけでないし、ありすぎてただの大味な押し付け映画になる事も多い。いろんなシチュエーションが絡み合ってひとつになって後に残るる作品もあります。英雄に仕立てられた歴史ものなのか、戦場の秘めた恋なのか、ライバルやら宿敵やらをからめた戦場ものなのか、激動の共産主義の戦いだったのか、とにかくどれかにせめて芯を通して・・・ ろくに料理に火を通してないんです。終盤ちょこっと味がまとまったのかな?と思ったけど、ここまで持ってくるのにはあまりにも長すぎです。ひたすら英語なのもどーでも良くなってしまうほど、とにかく暗いだけの感じしかしませんでした。3点(2004-07-20 17:20:41)
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