|
1. セルラー
序盤からテンポのいい演出ですぐに引き込まれ、飽きない。何よりアイデアを判りやすく最大限に引き出し見せているので、感情移入し易い。カリフォルニアの美しい景観とすさまじいアクションのギャップも面白いし、主人公の一所懸命な演技につい手を貸したくなる。しかし、「トランスポーター」でおなじみのジェイソン・ステイサムが悪役なので、正義感ステイサム好きな僕にとってはちょっと違和感があった。あの目の奥にある優しそうな輝きはやはり真の悪役には向いてないのかな、と思いつつ、しかしキレのいいアクションや演技に惚れ惚れ。爽快感のある、かなり小気味良い作品でした。[DVD(字幕)] 8点(2007-05-09 05:31:35)
2. セブンD
目新しい演出は無いけれど、真面目に正統派を作ってる感じがする。落ち目の小説家を演じるショーン・パトウィーの切れっぷりがイイ。しかしもう少し派手にやってくれたら「L.A.コンフィデンシャル」のラッセル・クロウ並に評価されたはず。エゴン・リーデルの音楽が本格派をイメージさせ、臨場感があった。後、町・精神科の病院等と屋敷の距離感がはっきりしないのでイマイチ、リアリティに欠ける。沼の亡霊?が結局何をしたがっていたのか結論付けられていないのが視聴後の後味の悪いところか。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-29 10:58:11)
|