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1. 聖なる狂気
《ネタバレ》 軽い気持ちでレンタルした。自由奔放な女性、良く見るとアシュレイ・ジャッドじゃない?口のきけない大雑把そうな男性、ヴィゴ・モーテンセンじゃないか?なんとも体当たりな演技であった。登場人物が少ない作品であるが、出演者は、皆いい味を出しているし、キャラが浮き立っていたのは良いアクセントになった。独特な雰囲気の中で物語は進行していく。舞台は森の中で、作品を通してその森から出ることはない。この閉鎖的状況における各登場人物の心の変化を見事に描写していると感じた。ストーリーとしてはありがちかもしれないが、各キャラの濃さと独特な演出表現は見ごたえがあると思う。怖い映画である。[DVD(字幕)] 6点(2006-08-22 23:10:45)
2. セルラー
《ネタバレ》 スピード感、緊張感ともにあり、見ごたえあり。導入部分もほとんどなく、90分があっという間であった。ポルシェ乗って警察行けばいいじゃないか?証拠ビデオを手に入れたら警察に行けばいいじゃないか?等々突込みどころは満載ながら、緊張を切らすことなく、常に各キャラに動きがあり、見事な作りである。映画の中では、日も暮れてないし、おそらくは4~5時間の事件を扱った設定であろう、最近の映画ではめずらしい。ベイジンガーも迫真の演技、母は強い。また、携帯が途中で壊れて(セルラーという題名だけに、)どうなるのかと思ったが、最後まで「主役はセルホン」であったのは工夫されていた。良作である。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-06 03:07:17)
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