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1. セルラー
これはラッキー。たまたま友人に誘われて行ったんですが、いや、これは実にラッキーな出会い。僕がいつも行く映画館ではこの『セルラー』の上映期間はたったの四日間しかなかったんですから、もう、ホントラッキーです。映画を観る前からハラハラさせられます。で、映画が始まると冒頭から僕の胸ポケットの携帯が激しくバイブし始めて(マナーモードでした。今後はちゃんと電源切ります)、ジェシカか!?と一瞬ドキッとしましたが、結局母からのメールでした。内容は「夕食何がいい?」でした(僕の返信内容「カレーライス!!!!」)。で、ストーリーは現在の科学の進歩が生んだスリルサスペンスアクションムービーって感じで、さらにスリルの中に散りばめられた笑いには結構楽しませてもらいました。たった90分の中にアクションとサスペンスとコメディの要素を惜し気もなく詰め込んだこの脚本は、とても濃厚な味わいの良質な作品だったと言えます。そして夕食は、カレーライスでした。離れていても夕食の献立を一緒に悩み、そして簡単に考えられるようになった科学の進歩に母は大変喜んでいました。8点(2005-03-13 17:59:34)(良:1票)
2. 戦場のピアニスト
その日を生き延びることが死ぬよりも難しい世界で、いつ自分が道端に転がる死と同じ運命を辿るかわからない時代。主人公はピアノに励まされ、ピアノに助けられ、ピアノと共に生き延びた。ピアノ以外の大切なものを戦争に奪われた男は、戦争を生み出した国の一人の男の姿を探した。「全ては神しだいだ」と言った男も、死を目の前にして「助けてくれ」と嘆いた。戦争は人と世界を変え、そして死と赤い血を世界中に撒き散らした。争いあい、憎しみあい、そして殺しあう。一体その先に何が?僕には何も見えない。無意味な人の死と苦しみを全ての人が痛感し、共通の意識を持って欲しい。この映画はその悲痛な共通の考えになる素晴らしい未来への架け橋だと思う。[映画館(字幕)] 9点(2004-03-18 10:53:43)
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