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1. 手紙は憶えている
《ネタバレ》 ゼヴを演じたクリストファー・プラマーが見事というしかない。あの歩き方、表情、バッグから物を取り出す時など、
とにかく所作の全てが認知症を患ったヨボヨボの老人を表現していると思います。
認知症というのも個人差があるんでしょうね、ピアノを弾く指や手さばきは優雅であり、銃を所持すべきではない場合も心得てる。
なにより銃を持ったら別人なんです。ナチ信奉者とその飼い犬を的確に。。。もうここでこのじーさんはタダモノじゃないとわかってしまう。
観る人によってはゼヴがピアノで弾く曲で彼の正体がわかる人もいるのでしょうね、こういった伏線もいいと思います。
記憶は薄れても体に染み着いた技は消えない?ジェイソン・ボーンもそうだったなぁ。
認知症を利用した復讐、重大な罪を忘れてしまったことが許せなかったというのもあるでしょうね。
「思い出せ」「忘れたまま死なせるものか」という執念、原題の「REMEMBER」が重く感じます。
ナチス親衛隊の残党は今もどこかで生きていて、そしてナチ裁判も続いているんですね、被告はほぼ90歳以上らしい。
永遠に終わらないことのひとつなんですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-16 17:32:36)《改行有》
2. ディアボロス/悪魔の扉
パチーノ主演の作品レビューを読んでわかったこと、アル・パチーノって物凄く評価高いのね。男性ファンが多いみたいですね。そういう中で本当に気が引けるし、私もクドイと思うのですが、年をとってからのパチーノの演技はみんな一緒なのよ。オーバーアクトなのよ。ここでも、悪魔なんだからもっとクールになってくれ~なんて思いました。熱いだけで気が入ってないというか、ナメてるような印象でした。あんまり乗り気じゃなかったんじゃないの?決してパチーノが嫌いじゃないんですよ。いつからこうなってしまったのかしらね。シャーリズにコニー・ニールセンと女優はゴージャスでよかったです。キアヌはウィレム・デフォーとの共演を選んだほうがよかったように思いました。どっちもたいしたことないんだから、どっちといわれればキアヌにあっているのは「スピード2」です。4点(2004-01-10 10:23:26)
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