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1. 飛ぶ教室
原作は30年台に書かれたケストナーの自伝的児童文学なので、時代設定を現代に置き換えアレンジがされてます。舞台作品でラップというのは好みじゃないのですが、背景の宇宙シーンは美しく幻想的だった。(とても現実に上演するのは無理な感じだけど)誠実な先生と生徒達との師弟愛、先生と親友の再会など暖かいお話はそのまま。寄宿舎の生徒達のエピソードの色々は現実的には思えずまるでメルヘンの世界のようだったが、ドイツの寄宿学校が伺えて興味深かった。5点(2004-03-18 17:52:13)
2. トラフィック(2000)
テレビで久しぶりに再見。超大国アメリカを深く蝕む麻薬問題、その根深さや底知れぬ恐ろしさを3つの話を平行して描きながら鮮やかに描き出す。3箇所の話を混乱することなく描き分け、作品の意図するところをあぶりだすような脚本や監督の手腕は素晴らしい。当時妊娠中のキャサリンが妊婦姿でしたたかな女を熱演している。ベニチオはこってりした存在感があって際立っている。彼が「子供たちが野球ができれば麻薬の売人にはならない」という言葉がラストで生かされ、ナイターをする子供たちのシーンで終わっているのは、この困難な問題に監督が込めたひとつの希望だろう。8点(2004-02-07 15:58:42)(良:1票)
3. トンネル(2001)
良かったですねー 実話を取り上げてて、出てくる人たちも実際あったことをもとに描いてるんでしょう。それぞれのエピソードがしっかり分かって、可哀想だったり切なかったりでうるうるしました。 7点(2003-07-09 13:48:45)
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