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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. 飛ぶ教室
《ネタバレ》 ボーッと見てたらなにがなんやらわからないまま進んでいきました。
脚本は良い作品ですがちょっとノリについていけず・・
終わったあとで気がつきました。
あ、ドイツ語いらないや・・
(と言いつつグッバイレーニンは良かったけれど)
日本語吹き替えで最初のほうだけまた見直すと良かったです。
生徒が主役なのか先生が主役なのか、
結局両方がリンクし合ってるんだけれど・・
題からしてSFものか?と期待してしまった。
ジャンルはコメディらしいんですが、
ネタはシリアスでした(コメディによくあるパターン)
でも先生の思いで探しのネタはとても良いお話でした。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:31:19)《改行有》
2. トラフィック(2000)
《ネタバレ》 な・・難解です。そしてわかりやすい。
この両極端な作品です。
きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。
そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。
この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、
まず最初はその手法にとまどいます。
しかし慣れてきます。その手法とは・・
メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、
ベネチオ中心のお話です。
変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、
ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・
子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。
その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。
メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・
そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。
理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」
ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・
あと「カラーパープル」も変わっていました。
撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。
ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、
(ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、
ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・)
ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。
しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。
が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、
映画としての娯楽が色分けくらいしかない。
日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。
私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。
嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・
最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、
ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、
買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。
この余韻が深いのです。
もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 05:08:52)(良:2票) 《改行有》
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