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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. M(1931) ♪いつも一緒に、いーたかったあ、隣で、笑ってたかった~・・・すんません、オヤジギャグが大好きなお年頃なもんで。とゆー訳で本題。うーん、影の使い方が怖い。直接残酷なシーンを出さずに観客の想像に任せてる所とか、さすが。ただ、確かに殺人犯だけでなく、群集の恐ろしさ、心の暗部を描いているのだけれど、気のせいかあまり「まがまがしさ」みたいなものは感じなかった。どこか、冷静に人間を俯瞰して捉えているような感じがしました。よくよく考えてみると、それもある意味怖い気がする。8点(2004-11-20 15:12:04)(笑:1票) 2. エーミールと探偵たち うーん、最初の方は良かったんだけどなあ。何とか現代風にアレンジしようとするのは分かるのだけれど、ヒップホップの曲を取り入れているところとか、オトナが無理して子供に取り入ろうとしてるみたいで今イチ。高級レストランの子供たちの振る舞いとか、可愛いというより憎ったらしいって感じだし。でも最後、犯人を追い詰める為に子供たちが取った手段があまりにも大らかで可笑しかったのが辛うじて救いでした。6点(2004-02-24 18:21:25) 3. 8 Mile 僕はファッション先行的なヒップホップはあんまり好きじゃないんだけど、これは面白かったです。この映画を観てると、アメリカのヒップホップが「地に足がついたもの」だというのが良くわかりますね。今まで話でしか知らなかったラップのバトルも、かっこよかった(もっと陰湿な悪口の言い合いみたいなのかと思ってたんで・・・)。最後に流れるエミネムの曲もかっこいい。ただ、もうちょっと長くして欲しかったかな。バトル以外のラップのシーンをもっと見たかった。あと、ひょっとしてヒップホップ嫌いな人はもっと嫌いになる可能性もなくはないかも。ヒップホップってこの映画に出てたような攻撃的なのだけじゃなくて、家族の愛情についてのものとか、反戦を訴える内容のもの、幼児虐待に抗議する内容のものなど、いっぱいあるんですよ。ま、単なる「オレがオレが」的なカッコだけのものもいっぱいありますが。あ、そうそう、拳銃をカッコつけてジーパンに入れたりするのはやめましょう、っていうかあのシーンは男にとって辛過ぎる・・・。8点(2003-06-16 19:41:46) 4. es[エス](2001) 看守たちが「本当の暴走」をはじめる辺りからすごく緊張感がアップしてドキドキしますね。こういう映画を観て思うのは、暴力は暴力団の専売特許じゃないし、支配欲は支配者の専売特許じゃないし、狂気は狂人の専売特許じゃないということ。普段は表面に出ないだけで、人間は誰でもそういう暗黒面を持ってると思うんですよ。それが、ある状況におかれたり(戦争とかね)、ある立場に立ったり(鬼ごっこの逃げるほうとか、体育教師とか)すると、この映画みたいになっちゃうんでしょうね。あと、インターネットという場所も、気をつけないと凶暴性が暴走する危険があるとおもうなあ(皆様、くれぐれも用心めされよ!)。人間が平和に暮らしていくためには、そういう自分の中の暗黒面も自覚する必要があると思います。そういう意味では、むしろ高校生くらいの人にも観てほしいですね。それと、これは映画の本筋とは全く関係ないのですが、映倫はいつの間にか随分寛大になりましたね。それともみんな、目が悪くなっただけなのかなあ?9点(2003-03-28 16:26:17)(良:1票)
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