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プロフィール
コメント数 250
性別 男性
自己紹介 サンボリズムとリアリズムのバランスのとれた作品が好きです。
評価はもちろん主観です。
評価基準 各2点ずつで計10点
1.物語の内容・映像にリアリティを感じるか?
2.視覚的に何かを象徴できているか?
3.プロットの構成は適切か?
4.画面に映る動き・台詞や音にリズム感があるか?
5.作品のテーマに普遍性はあるか?

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  M(1931) この映画の主眼は殺人鬼がどういう人間かという点ではなく、殺人鬼が現れたことで社会はどのように変化するかという点に置かれています。明確な主人公が設定されていないのも、あくまで社会の多様な人々を描くことが目的だからでしょう。悪人の魅力や異常性よりも悪人の平凡さ、脆弱さを強調しているのは後のサイコキラーものには見られない点です。暗黒街と警察、殺人鬼と民衆、倫理的にどちらか一方が優れているわけではなく対等なものとして描いています。全編に渡り音楽が全く流れませんが、完全に無音になるシーンは演出に感心する以前に機械の不調を疑ってしまいます。窓の外からカメラが屋内に入り込むシーンはよく見ると窓を不自然に動かしているのが見えちゃってます。ラストもぶつ切りのようでえっこれで終わり?と思ってしまいます。構成とテーマには今見ても感心するものがあるのですが、ところどころ演出に違和感を覚える箇所がありそこには時代を感じてしまいます。[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-31 23:41:02)

2.  エルミタージュ幻想 普通の劇映画やドキュメンタリーならば美術館を通してそこに集まる人間や社会を描くのでしょうが、この映画は実際に美術館を巡っている時の感覚を再現することが一つの目標であるように見えます。この映画自体が一つの美術館のようです。歴史上の人物が登場するのもロシアの歴史を描くことが主目的というよりは、ロシアの歴史と共に歩んできた建物を巡っていると自然と歴史の風景が頭の中に浮かんでくるような感覚を映像化したのだと思います。歴史の負の側面にはあまり触れられず美的な側面ばかりが描かれるのも19世紀以前の文化の傾向を反映しているのではないでしょうか。単なる劇映画とは違う仕掛けの作品として成立させるために1カットで撮ったことにはある程度意味があるのでしょうが、それでも全シーンワンカットというのはあまり面白い技法やスタイルの選択ではないと思います。やはり複数カットによる多角的な視点があるからこそ映画は面白いのではないでしょうか。この映画も客観的な視点を提供してくれる案内役のフランス人がいなければずいぶん退屈なものになったはずです。最近は編集で疑似的にそう見せかけたものも含めて全編ワンカット映画の大安売り状態というありさまで、歴史的意義はあってもその価値は年々減少していると言わざるを得ないでしょう。[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-18 23:27:04)

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