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プロフィール |
コメント数 |
188 |
性別 |
男性 |
年齢 |
56歳 |
自己紹介 |
SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。 昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。 また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、 レビュー対象にはしません。 |
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1. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 嗅覚異常の人が愛情を感じる能力が欠落している(by黒い家)という話は聞いたことがあるが、嗅覚に優れた人が愛情を感じられないとは、まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。グルヌイユは生来感情が欠落していたため、すべてを匂いとして感じ、常にそばに置いていたいと思ったのだろうし、愛情を感じたことがない故に、本能的に愛情を感じたいと渇望したのだろう。「匂い」として嗅ぎ取った美しい娘への愛情を調合した「究極・至上の香水」はその香りを感じた人の愛情を異常なまでに増幅する匂いを醸していたのではないだろうか。だが、感情を持たないグルヌイユが創ったものだけに効果は大雑把で、その「匂い」の効果は愛情ではなくその時一番感じている欲望を増幅したのではなかろうか。大概の欲望に満たされた市民は性欲を、娘を殺された父は年下のものへの強い愛情を、日々生きるか死ぬかの貧民は食欲を、異常に刺激されたのだろう。自分の生まれた貧民外で王になろうとした彼は、民衆の欲望に食い滅ぼされたのではないか。彼を「変態」という言葉で括るのは簡単だが、物語を追うごとに彼へ同調できる部分が見出せる演出は良い。それとも私が変態なだけ?及第点ということでこの点数でよろしく。[DVD(吹替)] 7点(2011-02-16 23:28:11)
2. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 退屈はしないが非常に勿体無い。このシリーズはすべて映画館で鑑賞してきたが、3作目のラストと事前の風評などからきな臭さを感じたので、今作は映画館に足を運ぶ気すら起きなかった。やはり思った通りの内容で、邦題の「バイオハザード」がまったく意味を為さなくなり、細い生命線だった「何とかオブザデッド系」の物語でもなくなってしまったのが悲しい。既に荒廃してしまった地球でアンブレラの幹部たちは何をしようとしているのかが不明だし、前作のラストで広げてしまった大風呂敷を、開始数分で畳んでしまうやる気のなさには閉口する。ジョボビッチやアリ・ラーター、シエンナ・ギロリーなどの高級食材を、バイオハザードという丼に、ただ乗っけてみました的な内容だと感じる。非常に残念。[DVD(吹替)] 4点(2011-01-23 20:21:41)
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