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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. バッドサンタ 僕の場合「良いと思った映画」と「好きな映画」は微妙に違うのだけれど、これは間違いなく「好きな映画」。確かに現在のアメリカで屈指の演技派ビリー・ボブ・ソーントンは素晴らしいし、アメリカ社会やポリティカリー・コレクト(政治的公平性、とでも訳せばいいのかな?様々な人種や立場の人々の人権に配慮して公平にしましょってやつ。ほれ、インディアンじゃなくて“ネイティヴ・アメリカン”って言ったりする、あれ)の欺瞞的な部分を皮肉ったりする視点も痛快。しかーし!だ。この作品の最大の功労者は何つってもあの太っちょの“キッド”を演じたブレッド・ケリー君でしょう!B・B・ソーントンにfuckだshitだassholeだと散々四文字言葉で罵られても、ちっちゃな瞳で「ねえ、サンド食べる?クッキーはどう?」なんて・・・あーもぉ可愛すぎ!ってか、あの子が出てくるだけで泣ける、マジで。やっぱ僕がクリスマス映画が好きなのは、別にキリスト教信者だからでもこの世が素晴らしいと思ってるからでもなくて、こんなクソッタレな世の中でも、どこかに信じるに値するもの、希望を抱く価値のあるもの(それを人間の善意とか良心とか言うのは、クサくてヤなんだけどさ)があるんだ!と思わせてくれるから。そういう意味でこの作品は「素晴らしき哉、人生!」や「三十四丁目の奇蹟」などの名作と同じ系譜にある、紛れもない正統派の「名作」だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-22 18:37:27)(良:1票) 《改行有》 2. ハンネス、列車の旅 時刻表マニアのてっちゃん(注:鉄道マニアの愛称)が主人公のちょっと変わったロードムービーです。正直途中ちょっとかったるい部分もあるけど、鉄道の最短距離を見つけるのを競う大会の決勝戦のシーンが個人的にかなりツボに入りました。世間的に見たらかなりマイナーな分野なのに当事者達は物凄い真剣っていうのが人間の間抜けでちょっと切ない感じを表してて、笑えるけど、フッとしみじみします。主人公の「最後の選択」も、現代のスピード重視の社会を風刺してるようだったし。ところでヒロインの人はアキ・カウリスマキの「マッチ工場の少女」に出てた気がするけど、誰だっけ?6点(2004-01-14 18:22:01) 3. バンディッツ(1997) プレスリーの「監獄ロック」を挙げるまでもなく、ロックと監獄(囚人)は相性がいいのだけど、この作品も素晴らしくカッチョよく、しかもクールであっついあっついロック映画に仕上がっていますね。特に演奏シーンがやたらかっこいい!メンバーの女性達も、特に美形という訳ではないけど、すごく表情が魅力的で素敵でした。ちょっとアメリカン・ニューシネマっぽいラストも印象的です。8点(2003-12-25 22:10:16) 4. バック・ビート アイドルではない、チンピラなロックンロールだった頃のビートルズ(実際に観たことないので、伝記を読んで想像するしかないのですが)の姿が良く描かれていると思います。ジョン・レノン役のイアン・ハートの(ルックスはともかく)話し方がイメージ(ぶっきらぼうで皮肉屋)にピッタリだったのに驚きました。ま、ビートルズっていう要素を抜いてしまうと、ただの青春恋愛ロック映画になってしまうと思いますが、なかなかいい映画だと思います。7点(2003-08-19 18:43:58) 5. パーフェクト・カップル 確かこれってベストセラー小説の映画化ですよね。うーん、「興味深い」映画ではあるけど、面白くはない。確かにトラボルタはクリントンにクリソツで笑えたけど、何か無理やり映画に仕上げたような安易さを感じてしまいました。ビリー・ボブ・ソーントンやキャシー・ベイツの演技はよかったと思うけど・・・。4点(2003-08-04 20:22:11) 6. ハリー・ポッターと秘密の部屋 「賢者の石」のほうにも書いたんですが、内面描写が物足りないです(クライマックスのシーンは迫力あって好きですが)。僕は原作のファンなので、映画を観て原作もつまらないだろうと思った人がいたとしたら少し悲しいです。6点(2003-02-06 21:00:11)
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