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1. パニッシャー(2004)
ストレスがたまった時の鬱憤晴らしなら十分期待を裏切らない内容でしたね。
殺し屋もバラエティに富んでいて楽しませてくれましたが、なんかどれも
どこかでみたようなパターンで新奇さはありませんでした。復讐する方も
同様で似たようなシーンは何度も観たような。
そしてこの手の復讐劇で最大の不満は、最初は冷酷非道で堂々としていた悪玉が
いざ守りに入ると、とたんに無様な醜態をさらしてパニックになるパターン。
そんなに大物なら最後までふてぶてしく振舞えよ、と感じてしまう今日この頃でした。[地上波(吹替)] 5点(2017-05-30 16:49:46)《改行有》
2. パーフェクト・カップル
《ネタバレ》 私の場合事前に、どうせクリントンを徹底的にこき下ろした、大統領選の裏側暴露のブラックコメディー作品だろう、という先入観があって、ほとんど期待せずに観たので、予想外のシリアスな内容で意外に面白かったです。「ワッグザドッグ」などから比べると派手さや刺激が少ないし、娯楽性はないのかもしれませんが、大統領に絡んだこれ見よがしの露悪的な作品にはもう食傷気味なので、こういった作品の方が反って新鮮味を感じます。少なくともまだアメリカにも良心が残っているのかもしれないという淡い期待を感じさせてくれます(もしこれがクリントンの実話に基づいているのなら、こんなことがあってようやく大統領になったのに、性懲りも無く彼はモニカ・ルインスキーなどと事を起こしてしまったわけで、なんともはやという感じです)。新奇の無い政治物ということで点数を低くしてますけど、後味は悪くなく楽しめました。トラボルタもがんばっていたと思います。6点(2004-11-03 09:30:20)
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