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1. ヒトラー 最期の12日間
追い詰められた人々の悲壮感、ヒットラーの狂気、破滅に向かう中での人々の悲劇的な最期。
それらが強烈に心に来る。
ヒットラーやナチスと言えば今や世界中から忌み嫌われる存在ではあるが、それでも彼らが追い込まれ絶望し、自ら命を断つ姿は、胸を刺すものがある。
また、ヒットラーという人間やその考え方に、人々がいかに陶酔し、信仰と言ってもいいほどにのめり込んでしまっている姿も色々考えさせられるものがあって面白い。
世界中でパロディにされているという、日本でも主にニコニコ動画でよく目にする総統閣下のお怒りシーンもあるので、そこも必見かもしれない。
ただ、この手の史実モノは観る人を選ぶであろう
というのもお話それ自体に大した面白みはない。ドラマ性が低い、派手なアクションシーンがあるわけでもない。
それでもこの映画を面白いと思えるのは「実際にあったから」という、これに尽きる。
なので史実モノが好きでないなら、そこまで楽しめないであろう。
あと細かい事を言うと、爆弾が落ちるたびにカメラが揺れるのだが、ちょっと揺らし方が強すぎ。ちょっと不快感があった。
色々書いたけれど面白い映画だった。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-15 23:31:39)《改行有》
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