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1. ファイト・クラブ
全ての男共は野生に餓えていた。そして、何かを壊したがっていた。
存在する総てを。築いてきたものを。
そして己自身をも。
只一人、それさえも利用し、己を破壊するための目的として蔑む奴がいる。
それは、俺なのか、奴なのか、
答えは己を破壊したときに解るだろう。
そして、俺は目を、見開いた。
その答えを、俺のものとするために。
全編に渡り、二人の男の壮絶な生き様が展開されていく、
これは男のドキュメント・ムービーといっても過言はないだろう。
絶えず主人公の視点から指示される演出と構図。
逃げ惑う自身の影をあざ笑い、そして奮い立たせる男。
自身からの脱出。一歩先を行く男。
これは男を破壊するに足る、十分な映画だ。9点(2004-09-16 03:35:40)《改行有》
2. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
久しぶりにスカッとする作品を見た。X-MENの様にあまり肩肘張らず、深刻にならず楽しめる、そんなヒーロー物。しかし、そんな中でしっかりと人物の葛藤と悩みが描かれており、
人間味のあるドラマが楽しめる。それに「スーパーマン」好きには、あのヒューマントーチはたまらない。久々にクラークを思い出してしまった。今年の8月が楽しみだ。、、、確かに突っ込みどころは色々ある。しかし、考えちゃつまらない。何も考えず見られる面白さ、というのがある筈だ。続編期待。[DVD(字幕)] 7点(2006-06-07 00:46:55)《改行有》
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