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プロフィール |
コメント数 |
3274 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. ブンミおじさんの森
《ネタバレ》 最後の方で現代的な坊さんが出てきて、現代的な音楽で〆られたことから、これはもはやブンミおじさんの遺した伝説かと。
わたしもあまり腎臓が良くないので、透析の話は気分が落ち込んだ。
死を悟って、森の奥の洞窟で死んだブンミおじさん。
なんだか身に迫るものを感じる。
それにしても、森のシーンで聞こえる虫の音。
とても心地良くて印象的だ。[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-07 18:07:27)《改行有》
2. ブリングリング
《ネタバレ》 話としては途中で飽きてくるのだが、私はソフィア・コッポラと相性が良いようで、心地よさみたいなものが最後まで持続した。
やはり、ソフィア・コッポラの映画は音楽と映像センスが抜群に良い。
だから最後まで心地よく見られた。
物質的には満たされても、心はどこか空虚な様が絶妙に描かれていて、後を引く。
少女達の悪びれない様がリアルに描かれており、女流監督ソフィア・コッポラのセンスが光る。[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-30 23:19:20)《改行有》
3. ふたりの人魚
ロッテルダム国際映画祭でグランプリ、そして東京フィルメックスでもグランプリを受賞した、アジア色が色濃く香るロマンスムービー。
まるでウォン・カーウァイ作品の様に、夢とも現実ともつかない映像の連続。
澄みきった映像美というより、温かみのあるムーディな映像美だ。
話としては特別大したことはないのだが、ムードと映像美で十分魅せる作品である。
日本だと、こういう作品は創れないだろうなぁ。
蘇州は行ったことがあるので、更に楽しむことができた。
金髪のカツラをかぶった人魚は、神秘的なまでに美しく、それを追いかけ続けた男は、夢遊病にかかったかのように心虚ろだ。
ただ、本作がウォン・カーウァイ作品に一歩及ばないところは、音楽の使い方だろう。
ムードを盛り立てる音楽が効果的に使われていたならば、アジアを代表する、心に残る傑作となったに違いない。
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-05 00:38:18)《改行有》
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