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プロフィール |
コメント数 |
2693 |
性別 |
女性 |
年齢 |
61歳 |
自己紹介 |
映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。
さらに、 笑わされ、叱咤され、癒され、 映画は掛け替えのない友でもあります。
当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。 管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。
今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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1. ルワンダの涙
《ネタバレ》 ベルギー軍撤退後に笛の音を合図に学校になだれ込む一団(フツ族の穏健派を真っ先に虐殺したらしい)は人間の姿かたちをしているだけの狂犬で、神の言葉はおろか人間の言葉も通じない姿が心底恐ろしい。撤退せず留まる決断をした時点で死が確定したジョン・ハートの最期の演出はドラマチックに過ぎるものの切り刻まれるよりはマシだったかなとちょっとホッとしました。と、同時に、死ぬのなら銃殺されたいと懇願されたベルギー軍の隊長の無力感を思うとやるせないものがあります。後年再会した教師に「何故、逃げたの?」と言う少女に自分が逆の立場だったら逃げなかったのかと言ってやりたい。
このような極端な話でなくとも、生かさせてもらっている事を少しは意識して文句や不満を少しは慎まなきゃいけないなぁ、などとエンドロールを見ながら考えさせられました。[DVD(字幕)] 7点(2018-03-25 21:59:19)《改行有》
2. ル・アーヴルの靴みがき
《ネタバレ》 密入国者の少年を助けようと奮闘するマルセル。考えると義は密告者にあるのですが、奥さん、ベトナム人、パン屋さん、八百屋さん、パブの主人、犬のライカといった損得抜きの思いやりに満ちた面々との関わり合いを見ると、密告者の何とも寂しい姿が強烈な印象を残します。警視の胸中にも同じような寂しさがあったのかと想像します。結末はお伽噺のようでした。毎年季節が来れば桜は咲き、毎年二人で眺めるのでしょう。心地良いラストショットです。[映画館(字幕)] 7点(2012-05-14 22:35:15)
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