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プロフィール |
コメント数 |
3356 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 16 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 16 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ロベルト・ロッセリーニ 15 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 16 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 28 アルフレッド・ヒッチコック 55 ジム・ジャームッシュ 16 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. レクイエム~ミカエラの肖像
《ネタバレ》 この話は面白い作りになっている。
最初悪人に見えた人は後半になるにつれ、実は良い人だと分かる。
逆に最初味方に見えた人は後半になるにつれ、害悪だったと分かる。
現実の世界でもそうだと感じる。
初対面で人当たりも良く優しそうだった人が、本当の窮地に陥ると案外助けてくれなかったりするし、その逆で最初は悪人だと思ってた奴が、本当にキツい時に助けてくれたりする。
この映画に焦点を絞ると、主人公を死に追いやった主犯は、あの優しい父親ではないだろうか。
医師から精神科入院の指示が出ていたにも関わらず、娘を少しでも自由にしてあげたいとの理由で、それを母親にも知らせなかった。
ただこれは、娘を思うこその父親の気持ちがそうさせたのであって、勿論、父親は娘の味方だ。
だがこの父親の判断が結果的に娘を追い込んでしまった。
皮肉にも親族でない友人の女性が、一番賢明なアドバイスをしていた。
妙な悪魔祓いにすがるのではなく、精神科で見てもらうよう懸命に訴えていた。
世の中には、おそらくこの主人公のように医者にも見放され、原因不明の病に侵されている人がいるはずだ。
そんな時、何にすがるべきなのか?誰を頼るべきなのか?
そのような問題提起、メッセージを本作から強く感じた。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-24 16:16:39)《改行有》
2. 列車に乗った男
珍しく普通に楽しめた。が、ルコント打ち止め。もう観ない。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-03 16:27:10)
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