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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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21.  シャーロック・ホームズ(2009) なかなか面白かった。 ホームズのイメージをヘンテコにデフォルメした映画は結構あるような気がするが、こういう方向か。参った。推理というよりパズルなのだが、それが副要素てきなポジションに下げてあるところが憎い。今の推理モノの当たり前とホームズでは勝手が違うため、逆に味付けになっている。 キャラが立っているが、これは字幕で見たとき伝わるのだろうか。ちょっと気になった。役者の小技が楽しいのだが、文字で伝わると思えない。吹き替えでの鑑賞がお勧め。この作品で字幕はオリジナルトラックのミキシングやノイズ感が楽しめる以外は意味がないと思う。 とりあえずこういう映画化はアリ。CGの使い方も上手。佳作だと思う。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-08-14 20:49:06)《改行有》

22.  わが教え子、ヒトラー 《ネタバレ》 なかなか面白かった。ドイツ製の質実剛健なヒューマンドラマかと思ったら、がっしりと作られたコメディだったりする。ドロッと黒い笑いに満ちていて、その黒さがまたクスクスッと笑わせる。 アメリカのコメディのように、ストレス発散的笑いはどこにもないが、隅々まで行き届いた揶揄にはニヤニヤとさせられる。例えば敬礼や、命令伝達の場面の温さはいかにも微妙な空気を生んでいて、画ならではのおかしさというのを味わえる。 話の筋はオーソドックスだが、それだけにこれが黒いコメディではないと気づかなかった場合、設定の緩さに何をやってる映画だかよく分からないという事態も引き起こすかもしれない。ドイツ製らしく、オーソドックスに、まじめに作り込まれているため、笑いもせずに笑いを作ったという雰囲気がまたおかしい。独特の間が好きだ。[DVD(吹替)] 7点(2010-01-04 17:48:12)《改行有》

23.  ヘヴィメタル・イン・ザ・カントリー 《ネタバレ》 興味深い。非常に興味深い。画面がホームビデオ風の4:3で現れたときにはウワァやっちゃった、隣に置いてあったやつにすればよかったなオイ、と思った。 思ったけどしかし、良かった。 最後まで実在の団体と出来事であるとは思っていなかったため、当惑していたが、ここに登場する彼らの熱さと真剣さには非常に引きつけられた。 何しろ命がけの彼ら、人生をヘヴィメタルに掛け(賭けではない)、まさにじっくりと手塩にかけてバンドと企業を運営してく様は感動すら覚えた。このレーベルとかネタな訳?って検索すると実在するトップレーベルらしい。驚いた。 こんな片田舎の閑静な住宅街の町工場で普通のおばちゃんが、娘の悩みをケラケラと話してくれる。ドクロのオブジェを梱包しながらだ。この絵が作り物ならたいしたことはないし、非常に良くできたギャグをここで挟むか!と大笑いして次の日には忘れているだろう。 だが、そこには笑いはない。というかそんなこと言って笑ってるんだけど、そこには滑稽さではなく、実直さと世界観のリアルさ、リアルさって言うか現実なんだけど、に敬意を感じざるを得ない。世界は、というかドイツ人凄い。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-21 19:59:58)《改行有》

24.  ターミネーター4 《ネタバレ》 大変ストレス解消になる映画だった。 映像のすさまじさはハンパではなく、いやぁこれこそアクション映画という出来。 CGも各シーンで作画、モーションとも安定していてCGの良さが引き出されていた。下手なスタントでやるモッチャリ感はどうやっても抜けないから、CGであるというのは大成功でしょう。 前半の筋はいろいろな予感をさせるけど、ラストの次回作への引き延ばし工作のせいで後半のどきどき感が台無しになってしまった。ラスト数分でキャラの立ち位置を変えたのは残念きわまりなく、ジョナサンノーランとは思えない折れ方が不満。 こういう終わり方をしてしまえることを一度見せてしまうと、ほとんどの人は「あ、こりゃ駄作作って打ち切られるまで有名監督たらい回しで一生続くな」的ないやな予感をさせてしまうと思う。 とりあえず高品質に作っておいて、原作者の手から完全に離れてしまった前作をうまく無かったことにした。いわゆる「ターミネーター産業」というものの手応えというのをつかんだっぽい。いいのか悪いのかわからないけど、終わり(オチ)のない主人公武勇伝がずーっと見られるんだろうなぁなんて思ったりもする。 ただ、何作もこのクオリティで作り続けられるんだろうか。完全に続編ビジネス化してしまっただけに大好きな映画がこういう風な方向に行ってしまったのは残念でならない。 それから、テレビで宣伝がネタバラシしすぎ。広告屋、馬鹿なのかお前らは。[映画館(字幕)] 7点(2009-06-14 01:06:49)(良:1票) 《改行有》

25.  閉ざされた森 《ネタバレ》 面白い。 人物同士のやりとりがスピーディで結構会話劇としても優秀な部類じゃないかと思う。 人物がわかりにくい場合は一時停止してメモをとればいいと思う。10秒の停止でテンポが止まることより90分わからないままよりずっといい。 人物が多いからと放り投げては、せっかく結構手の込んだ映画を作ってくれた人も無念に思うだろう。 それからそういうときは字幕ではなく吹き替えで見るのもおすすめ。 文字を読んでいたら顔が見えないので、おそらく字幕で鑑賞することが多いとこの映画だけではなく、日本で有名でない役者はどの映画でも全く顔を覚えられていないと思う。 オチはどうかと思うほどへ?っていう感じなので、普通に驚いた。くると思っていないコースに全く想定していない速度で球がきたっていう状態。 ユージュアルサスペクツ的な手法が技法として固定してきたのかも。素直に楽しめた。[映画館(吹替)] 7点(2009-05-10 00:42:30)《改行有》

26.  ターミネーター3 不覚にも意外と面白かった。悪くないんじゃないのかなと思う。 だけどターミネーターの続編適当にに作んなよな。とも思う。 いつかこれなかったことになるんじゃないかと思っていたら、ホントにそうなった。 それはそうだ。 アクション自体は非常にダイナミックで笑える要素も入っていてよくできている。 プロットが余りにもターミネーター同人的、中身なし。アクションだけでよくぞこれだけ引っ張るものだと感心した。 映画館だから面白かったんだと思うけれど、これを液晶テレビでDVDでみてしまったらと思うとちょっとぞっとした。 だからってbru-rayで出たからってわざわざ借りてみるだろうか、見ないだろうなあ。[映画館(字幕)] 7点(2009-02-11 16:02:50)《改行有》

27.  ラン・ローラ・ラン 《ネタバレ》 ちょっと面白かった。 雰囲気とか見せ方もわりかしかっこいいし、良作ではないかと。 話がちょっとちみっちゃい感じがするのが残念なところだけど、選択ごとに状況がかわるパターンを3つっていうのは面白かったなぁ。 最初のがホントで残りがifっていう解釈があることにちょっと新鮮みを感じた。昔のフランス映画みたいな哲学同人みたいな嘘くささとは違うアニメ的なウソクササがすき。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 19:21:14)《改行有》

28.  ボーン・アイデンティティー ものすごいアクション。 マーシャルアーツ的な格闘を、ダンスに見えないぎりぎりのところで見せる巧さが凄かった。 話の筋も凄く良く、何で?って言うのが感情移入に拍車をかけてくれた。 スピード感も凄く、のめり込んだらあっという間にエンディングになっていると思う。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-10-04 17:39:14)《改行有》

29.  トータル・フィアーズ 《ネタバレ》 ものすごい話です。何しろアメリカ国内で小規模とはいえ核爆発テロが成功してしまいますから。 演出にちょっと軽さが感じられましたが、テロリストの恐ろしさって言うのが本当にいやでいやでしょうがないあたりの見せ方は凄く良かった。 核兵器の恐ろしさが足りない、という意見もありますがアメリカの人たちはそれを使う人たちに恐怖していてその絵的惨状にはそれほど興味がないようです。 原作本にあった徹底的かつ妄信的な、テロリストの本質的な恐怖がハリウッド的に落とし込まれていることに落胆しているよう。 実際はアメリカの人たちは核兵器の恐ろしさや、科学的な見解などは日本人がテレビで教わっている以上に認識が高いようで、検索すると日本語ページよりも英語の方が多い。 となれば映画での扱いは、もう知っていることよりも、映像的な悲惨さよりも、狂信的な人間が使いそれが起こりそうなとき、起こってしまったときにどんなことになるのかと言うことにつきるかと思います。 そういう意味ではこの映画は迫真さに欠ける部分があり、決して完璧な作りではありませんが、核の悲惨さの表現だけよりも一歩も二歩も進んだ主張があると思います。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-26 23:26:08)《改行有》

30.  ゴースト・ドッグ だるい雰囲気が良いです。 レオンのオマージュなんでしょうか?話にオリジナリティはないんですが、見せ方にオリジナリティがあります。 なんかかっこいいんですよね。 で、どこまでふざけてるのか、海外にはゾッコンのかたも多いこの映画、その境界が全然分かりません。 でもその結果ものすごい味が生まれてるんですよね。[映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 21:53:03)《改行有》

31.  バッドサンタ 面白かった・・・。 不覚にもハマりました。もうなんて言うんでしょう。このグダグダな人物描写がいいんですよ。最悪な人生を突き進む主人公と、見た目も中身もどうしようもないガキという組み合わせを、ただの成長譚にしないあたりが面白いですね。 登場人物達が成長したかどうかとか、そういうことが置いてけぼりになるようなストーリーと、ただ乱暴なだけの犯罪アクションとかいう風でないにしても、そういうエキスをちょっと振りかけてあったりするあたりに妙な緊張感を感じられて良い。その緊張感がどこから来るのか分からないうちに事件が起こって煙に巻かれてしまうんですが、そういうさじ加減が絶妙です。 全然感情移入できないんですけど、できなすぎて笑ってしまうという。そういう作りが秀逸。 いや、本当に最低な話ですよ、だがそれが良い(笑)[DVD(字幕)] 7点(2008-08-25 21:45:56)《改行有》

32.  パルメット 《ネタバレ》  よせば良いのに……断らない。そんな話を思い出した。こういう人の心理は意外と根の深いところが痛んでいたりする。  カフェの外を歩くビジネスマンに片っ端から「この投資案件って、怪しいですよね正直」と、聞いて回れば全員がそうですね、と答えてくれそうな嘘っぽい話である。  昼食の時間を削って詐欺師にしか見えない男と会いに来ている彼女は、自分では優秀で、面倒見が良くて、鋭い、などと思い込んでいるのだがこの男に対する疑いの目を向ける場所が、いちいちずれている。判子を捺くまでは時間の問題だろう。  自分がやっている拙い株式投資のやり方や、新聞で読んだ程度の景気動向を得意げに吹聴する姿は正直痛々しい。周りのテーブルの客に、ほら私はこんなに優秀なんですよと説明したげなほど演技がかったその口調に男はやや嫌悪感を隠すのに苦労しているようでもあるが、他人の顔の表情を読み取るという概念が無いかの如く自分の顔をぐちゃっと潰して、「こう言う話は基本的にはお断りしています」などと彼女は鼻息を荒くしている。  結局、この投資話は物やお金では無く、私どもが選んだあなたへの投資なんです。と言う言葉から始まる美辞麗句にすっかり気分を良くして騙されたあげく、中国への留学をホイホイと決めてしまい搾取されてしまう始末だった。 「この敗者が」という態度が一気にひっくり返るきっかけとなっていたのは、「学歴」であった。その詐欺師のような男は実際に海外の大学を優秀な成績で卒業しており、実際に上流階級の人間だったのだが、それを転げ落ちていた訳だ。その転げ落ちた部分を省略しつつ彼女に「この私が太鼓判を」と、色を含んだ声音でセールスしたというわけだ。  自分より下と見なした人間には顔を鈍器で殴りつけたように歪めて攻撃的な口調になるが、する必要も無い勝負で負けると、いつも相手の言うがままに鵜呑みになるのだった。    っていう話を思い出したが、なんで彼らはホラー映画の主人公のように、よせば良いのに虎穴に入らずんばな方向に突き進むんだろうか。自業自得に鼻白む周囲を少しは気にしたら良いのに。なんて、テレビ東京のチョイスにちょっと唸らされるのだった。[地上波(吹替)] 6点(2013-02-01 17:22:42)《改行有》

33.  ロルナの祈り 《ネタバレ》  国籍の取得を目的としている結婚を数件見たことがある。彼らに共通するのは中途半端な愛情と中途半端な決心で、このままとても上手くいくとは思えないような世界に自分自身が首を突っ込んでいるととは全く気がついていないと言う事である。この映画にも、そんな事をしてただで済むとは思えない人たちが組み立てている異世界がある。  そう言う異世界の中で生きる人たちに共通するのは、愛情や繋がりにすがる心が強いという側面で、この映画を見始めてすぐに国籍だけを取得したいという彼女に違和感を覚えた。  しかしこの違和感は日本人である私に固有の物で、国籍を取得した後様々な脱法行為で行政を食い物にする偽装する側には無いものだ。一時的な情や中途半端な道徳よりも生き方の方が重要で、物語の中でも彼らの心情が語られると妙に納得してしまう。  対価が金やポジションや命と言った、普通に生きていたらそんな危険な犯罪行為への隷従がおかしいと直ちに気がつくはずだが、そうならない彼らには正直感情移入は出来ない。  そんな中でいきなりセックスを始めてしまうあたりが妙に生々しい。子供や国籍といった欲しい物を手にした彼らが突然日本人となれ合い、本当の家族のようになってしまう例も見たが、実態は日本にいながら従来のコネクションから外れるつもりがさらさら無いことも注視すべき点である。  しかしながら、そう言った一見物語にはなりそうも無い事を見事に映画にしてしまうダルデンヌ兄弟の手腕は凄まじい物がある。面白いかどうかは別として、こう言った映画の存在は正しく重要なのだと思う。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-29 12:28:24)《改行有》

34.  インビジブル(2000) 《ネタバレ》  ヴァーホーベン様のアメリカでのキャリアにとどめを刺したな。今思えば。[DVD(吹替)] 6点(2012-11-01 04:04:02)

35.  イーグル・アイ 驚きの既視感。 実験的とすら言える新しさの無さ。ちょっとスゴいんじゃないのかこれは。 観ながらもしかして……と思った瞬間その通りに起こる。事件事故。先入観をなくしてすら頭によぎる。 とは言え、自然さを追求している映像が結構好き。SFと言えばSFで、現代劇だがキーとなるSF的オブジェクトが最小限に抑えられていて、話のバランスが非常に良い。普段この手の映画を全然観ない人が最初に観るとしたら非常に高品質だと思う。 話そのものは可もなく不可もないのだが、製品としての作り込み度は相当に高い。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-04-15 00:24:54)《改行有》

36.  マイアミ・バイス 《ネタバレ》 そこそこ面白かったが、話としてはテレビシリーズを小一時間でサクッと何話も観た方が満足感が高いのには参った。マイアミバイスって好きなドラマだから補正が掛かってるけど、全然思い入れがなかったらどうなんだろうか。映画と言うよりは、二時間ドラマとして観たらイケるのだろうか。 ともあれ、リメイクされたとき結構喜んで観た。ソニーのキャラが立ちすぎてリコが全く空気だったのには違和感が大きかった。 おかしいな。微妙になんか腑に落ちないエンディングまで、マイアミバイスのお約束を網羅してはいるのだが、なんか違うんだよな。 これを観て一番しみじみしてしまうのは、やっぱりドンジョンソンってカッコ良かったんだなってところ。ジェイミーフォックスがもったいないとか、映像の美しさとか置いといてそんなところに気が行ってしまう。 あと、見終わってから半日経って気がついたけど、で、結局、FBIの裏切り者を探す件って途中から無くなってる。作ってる途中で大勢が同時に設定忘れちゃうのって凄い現象。でも現実に起きているからこう言う形でリリースされちゃうんだよね。これはひどい。[DVD(吹替)] 6点(2012-04-08 18:17:28)《改行有》

37.  M:i:III 《ネタバレ》 オーソドックスの良さって言うのはあったと思う。 このシリーズは007より面白くってなんか悔しい感じがするんだ。[地上波(吹替)] 6点(2011-12-30 03:25:36)《改行有》

38.  カリガリ博士 良くできてると思う。 絵的にも好きな感じだし、あまり文句もない。それにしても100年前から映画にもこういうオチって言うのがあるって言うことに感動。別に驚く事じゃないって言う人もいるかも知れないけど、これを映画フォーマットにはめ込もうとした当時の人も、これを目の当たりにした当時の人も存分に驚いたに違いない。 が、今の人が見て面白くはないだろう。時代背景とか、技術力とかを当時のことを考えなからしみじみと見るとこの映画とは関係のない感動がいくつも発見できるはずだ。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-07 23:59:07)《改行有》

39.  ワイルド・スピード 《ネタバレ》 そこそこいける。 車を魅力的に見せる映画と考えた場合、車の何に惹かれるのかその属性を絞ってある分わかりやすい。ティーン憧れの抗争の世界だよ的な舞台が直球だから理解しやすいかもしれない。仮にこの映画が表現する車の魅力にあんまり興味がないとしても、自分のクルマ属性に置き換えてその辺はなんとか見ることができる。 とはいえ、チューンドカーにニトロをぶち込んでひたすら速度を競うようなイベントにはクルマの魅力を感じないことや、恥じらいをギュンギュン刺激するストーリーや感情表現にはついて行くためついつい頑張ってしまった。これ、見てるのを家族とかに見られたらちょっとドキドキしてしまうなきっと。すんごく青臭い。 AVを見ていて家族が急に帰ってきたらこう感じるんだろうな、っていう種類の恥ずかしさもきっとこんななんだろう。[DVD(吹替)] 6点(2010-05-04 01:15:34)《改行有》

40.  いのちの食べかた 可もなく不可もなく。 と、言うのも映像のそのいくつもの風景を色々な機会ですでに知っていたり見たことのある物ばかりで、自分にとっての新味が無かったから。この映画が、衝撃の・・・ということにならないのは先進国で観られているだからだろう。 記録映画とすれば、高度なんじゃないかと思う。ストーリー物ではないので面白いかどうかは関係なく、それを求めているとすれば入場するか借りるかする段階で間抜けな間違いをしている。学校が笑えないと言っているのと同じ。 この映画に対するとらえ方という物の種類がそれほど多いというわけでもなくとらえ方には苦慮する。世界には、食べ物がおいしいかどうかに無関心な国もいっぱいある。先進国にもある。それは文化の低さを意味する事実ではなく、食べ物のとらえ方の違いということにすぎない。この映画を観て、食べ物の大切さや命の大切さだけをとらえるというのは非常に日本的だが、それを即残すことや味付け(出来る限りおいしくいただくという解釈で)に結びつけるのも少し変ではないかと思う。 高度化されたこのような産業や、その技術を映像で目の当たりにしてなお、そこに至る背景や歴史を思い出さずに即「命論」や「感謝」にのみフォーカスが行く世の中というのもなんだか発想の自動化のように感じてどうも居心地が悪い。食品の供給や社会への影響、その技術論に興味をそそられているレビューが多い海外と比べると、ネット中に違和感を感じる。食べ物が商業や投機に結びつき過ぎているだけのことに気づきにくい世の中なのかも知れない。実際は食料が溢れかえっているわけではなく、それほど安定してもいない。 で、そういう所を考えると、どうとらえて良いのかよくわからなくなる。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-08-01 17:06:04)《改行有》

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