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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. ダンサー・イン・ザ・ダーク 最初、画面の手法(現実は不安定なカメラとぎこちない編集、ミュージカル=セルマの妄想はひたすら豪華に楽しく)が斬新過ぎて(僕にとっては)、慣れるまで時間がかかりました。それが、映画自体のメッセージと繋がってるという事に気がついてから納得がいきましたが。なかなか難しい映画だと思うし、普通の映画とちょっと「約束事(映画特有の嘘のつき方)」が違うので、つまらないとか不快に感じる人も多いんでしょうね。僕はすごく感動したってほどじゃないけど面白かったです。ビョークの歌も良かったし。時間を置いてまた観ると違う見方ができると思います。7点(2003-04-09 19:06:50) 62. 陽だまりのグラウンド うーん、あんまり毒舌を吐きたくはないけどSTING大好きさんの意見に賛成。心の動きや行動の動機がイマイチ見えませんでした。部分部分で楽しいところはあったから(みんなで「ビッグ・ママ」を歌うところとか)不愉快とまではいかないけど・・・野球が好きだったらもっと印象が変わったかもしれませんけどね(「けど」が多いな、今回)。ちなみに僕はこのあと「ビルとテッドの大冒険」を観ました。5点(2003-04-06 13:36:00) 63. アメリ この作品もなかなか賛否両論ですね。僕はそれほどアメリに感情移入はしませんでしたが、結構楽しめました。これって空想に逃げてばかりいた女の子が「いたずら」を通して現実との関わりを学んでいって、最終的には好きな男のもとに勇気を出して飛び込んでいくって話ですよね。皮肉でなく、よくできたファンタジーだと思います。最初硬い表情だったアメリが彼とベッドインした後すごく自然な表情になるところなんて、なかなかよいと思いますよ。ただ、あの病気魔(?)のおばさんとストーカーみたいな男が最終的に幸せになれなかったのはちょっと可哀想かな。それと、誰も指摘してないみたいなんで言いますが、最初の方のアメリの紹介の「恋も試したけど駄目だった」みたいなシーンの、必死こいてる男の下で「アメリ笑い(逆への字口)」をしてるアメリには笑ったけど、実際ああいう女の子がいたら、怖い。7点(2003-03-30 19:04:09) 64. es[エス](2001) 看守たちが「本当の暴走」をはじめる辺りからすごく緊張感がアップしてドキドキしますね。こういう映画を観て思うのは、暴力は暴力団の専売特許じゃないし、支配欲は支配者の専売特許じゃないし、狂気は狂人の専売特許じゃないということ。普段は表面に出ないだけで、人間は誰でもそういう暗黒面を持ってると思うんですよ。それが、ある状況におかれたり(戦争とかね)、ある立場に立ったり(鬼ごっこの逃げるほうとか、体育教師とか)すると、この映画みたいになっちゃうんでしょうね。あと、インターネットという場所も、気をつけないと凶暴性が暴走する危険があるとおもうなあ(皆様、くれぐれも用心めされよ!)。人間が平和に暮らしていくためには、そういう自分の中の暗黒面も自覚する必要があると思います。そういう意味では、むしろ高校生くらいの人にも観てほしいですね。それと、これは映画の本筋とは全く関係ないのですが、映倫はいつの間にか随分寛大になりましたね。それともみんな、目が悪くなっただけなのかなあ?9点(2003-03-28 16:26:17)(良:1票) 65. ボウリング・フォー・コロンバイン 面白い!よく思うのですが、いわゆる多くの反体制派の人に欠けてるのは、こういう健全なユーモア感覚なんですよね。こういうマイケル・ムーアみたいな人もいるから、アメリカって侮れないんだよなー。特に好きなのはアメリカの歴史をアニメでやるところと、「俺ならこういう『警察24時』をやるね」ってところ。あ、それと「メディアが人々の恐怖を煽ってる」っていう指摘は日本人にとっても他人事じゃないと思う。こういう映画こそ文科省推薦にして欲しいなあ(無理だろうけど)。10点(2003-03-24 16:04:21) 66. 戦場のピアニスト 凄い迫力の映画でした。あっという間に60年前のポーランドに引き込まれてしまった感じです。それに「従順に」と言いたくなるほどあっさり殺されてしまうユダヤ人たち。はっきり言って観てて楽しい映画ではありませんね。確かに「逃げ回っているだけ」の映画ではありますが、実際あのような状況下で英雄的行動をとれる人はごくわずかでしょう。最後のピアノの演奏シーンは、ポランスキー監督の虚無や絶望をよく表していると感じられました。8点(2003-03-10 22:07:11) 67. スパイ・ゲーム(2001) この映画、別に興味はなかったんですが、某深夜番組の企画で観に行きました、「自腹」で。スパイ映画って全然観てないんで最初は新鮮な感じがしたのですが終わった後頭の中には「?」が点滅。何でブラピ助けたの?だってレッドフォードって非情なスパイなんじゃないの?スカウトの仕方もひどかったのに。大体スパイって人の命も左右するような仕事なのに「ゲーム」なんてスカしてるのが嫌だ。まあこの日は井筒監督や初代アシスタントの豊岡ますみさん、飛び入りの室井滋さんにも会えたし、このくらいで勘弁したろ。3点(2003-03-03 16:45:11)(良:1票) 68. 17歳のカルテ アンジェリーナ・ジョリー、すごい。ウィノナ観たさで観たんですが、やられちゃいました。あと、虚言癖の女の子も、美人って感じではないけど好感持てました。8点(2003-02-26 22:49:53) 69. マン・オン・ザ・ムーン うーん、アメリカの笑いはちょっと分かり難い・・・すごくぶっ飛んだ笑いだっていうのは分かったんですが・・・6点(2003-02-25 19:29:19) 70. グリンチ(2000) 皆さん、結構評価割れてますね。僕は素直に良かったなあ。個人的にはファンタジーってハマれるのとそうでないのとありますがこれは前者です。女の子も可愛いし(特に歌の部分)。原作がDr.スース(アイ・アム・サムでも重要な役割をしています)という人の有名な童話だそうでそちらも見てみたくなりました。8点(2003-02-25 19:16:45) 71. 愛しのローズマリー 人に薦められて見ました。途中で「これは善意のあるフリした、すごく残酷な映画なんじゃないの?」とも思いましたが、最後まで見て納得。軽いようで結構考えさせられました。いかにもハリウッドな感じではありますが、今回は気持ちよく騙されたって感じです。7点(2003-02-17 16:47:24) 72. オースティン・パワーズ 残念ながら、あまり乗れませんでした。局部隠しのシーンやお色気ロボットにお色気で対抗(?)するところなど、所々好きなシーンはあったのですが・・・シモネタ、バカネタは嫌いじゃないんですが・・・5点(2003-02-17 16:02:26) 73. ハリー・ポッターと秘密の部屋 「賢者の石」のほうにも書いたんですが、内面描写が物足りないです(クライマックスのシーンは迫力あって好きですが)。僕は原作のファンなので、映画を観て原作もつまらないだろうと思った人がいたとしたら少し悲しいです。6点(2003-02-06 21:00:11)
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